今回はお待たせしていたプリンの精霊さんのリクエスト、ストーリーシフトキャラ回です。
エンプティーが恐怖からなんとか持ち直した頃、再び部屋に来訪者があった。
数えて三人。方やチョコ狂いのキャラ、もう方やキャラとチョコを取り合っている別の世界のキャラ、それを眺めるのがこれまた別世界のキャラだ。
Storyshift!Chara
Storyshiftの世界で審判者を務めるキャラ。特徴は茶色のボロボロな服だ。AUとしては新生組に入る。
StoryShift!Chara
StoryShiftの世界で審判者を務めるキャラ。特徴は緑のパーカーで、よくオリジナルのサンズやスワップパピルスとつるんでいる。通称SS!Chara。
「そのチョコを寄越せ!」
「誰がやるか!手を離せえ!」
暴れる二人、しかしエンプティーは止めない。いや、止めることができない。あの事件からは立ち直れたものの、未だにその回復しきってはいないのだ。
『YOU WANNA HAVE A BAD TOM!?!』
「ぐふっ…」
そら見ろ幻聴聞こえちゃってるじゃん。
「二人とも、そろそろ止めたらどうなんだ。チョコなら分けるぐらい…」
「「だまれ」」
「え、ちょ、ぐぶぶぶ!?」
エンプティーの代わりに止めようとしたSSキャラ、しかしそれは二人の逆鱗に触れた。キャラがSSキャラを羽交い締めにしストーリーシフトのキャラがチョコソースを強引に流し込んでいく。
エンプティーへと助けを乞う視線を向けるも、彼は未だに幻聴に苦しんでいた。助けは期待できそうにない。
「ああああああああ!!」
「おおっ!?」
「貴様、下ろせサンズ!」
と思えば、エンプティーが重力操作でキャラとストーリーシフトのキャラを重力操作で浮かばせた。そのまま扉の外へと放り出した。
「……ふぅ、助かったよエンプ」
「FUCK YOU!」
「どわぁぁあああ!?」
助けたなどとんでもない。彼はただ幻聴へと攻撃したに過ぎないのだ。
ガスターブラスターを展開し光線を放ったエンプティー。不意を突かれたたSSキャラは、ギリギリのところで光線を躱した。
「FUCK YOU!」
「待て、落ち着けエンプティー!私だ!」
「ああああああ……あ?な、なんだ、お前か…」
SSキャラの叫びで我に返ったエンプティー。その場にへたりこみそうになり、咄嗟にSSキャラが支えた。
「一体どうしたんだ、こんなことになるなんて…」
「……聞くな」
「はあ、わかったよ」
SSキャラはエンプティーを椅子に座らせた。どうしたものかと思考していると、乱暴に扉が開き新たな訪問者が現れた。
「エンプティー!また移住区で……あ」
「え?あ」
さて、ここでSSキャラについて記そう。
SSキャラの特徴で、ほとんどの人が緑のフードを挙げるだろう。フードを被り、常時赤い瞳を持ち、パーカーのポケットに手を入れている。
初代Bad Time Trioなどに出てくるのがそれだ。が、これは誤りである。
本当はフードを被っていないし、瞳は茶色、そしてパーカーにポケットは無い。しかし、やはりSSキャラを知るものはだいたいが誤りの方を思い浮かべてしまう。
それにより、違うはずの姿でSSキャラは様々なファンゲームに登場してしまった。それにより存在が固定され、本来生まれるべきでない生命が出来てしまったのだ。
それを良しとしなかった誤りのキャラは、EDEN世界に移住した。たまにサンズやスワップパピルスと会うことはあれど、ほとんどAUのキャラクターたちと会うことは無い。
EDEN世界の中で完結させようとしている誤りのSSキャラと、本来のSSキャラ。察しの通り、やはり良い空気は流れない。
「「………………」」
「あ〜……で、移住区がなんだって?」
「あ、そうだった」
重い空気に耐えかねてエンプティーが続きを促す。ハッと我に返った誤りのキャラは、慌てていた事情を話し始めた。
「またアイツが暴れ始めた!今はベティー・ノワールが応戦しているが、このままだとマズイ。加勢に来てくれ!」
「はぁ…またか。ああ、今行く」
少しフラフラとしながらも椅子から立ち上がるエンプティー。部屋を閉めるため、SSキャラたちを外へと出した。
「それじゃあ行ってくるが……お前は好きにしていてくれ」
「わかった。私の手助けは必要ないんだな?」
「ああ。2人で足りる……じゃあな」
ショートカットを使うエンプティー。そこで見たのは、大量の赤い糸が移住者の家々を取り巻いているところだった…。
全部で3人もいるからどれを書けばいいのか分からなかった。なので、一人一人は短めに全員登場。呼び方の区別が難しい。
リクエストはこちら
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=275582&uid=345959