UNDER EDEN   作:サンサソー

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リクエスト・誤字報告ありがとうございました。
リクエストはアンケートの票が入った文やりつつ、回をはさんでいこうと思います。


年貢の納め時

ナイフがサンズを切り裂いた。

 

もはや露ほどにも残っていなかったサンズのHPは吹き飛ばされ、服を残して塵となっていく。

 

フリスクは満足気に笑ったあと、横で立ち尽くすガスターを見た。

 

「何か策があったの?でもダメだよー、敵の前で長々と会話なんかしちゃ。ボクもその策とやらに興味があったけど、疲れてるサンズなんて隙だらけなんだから、ちゃんと守ってあげないとダメじゃないか」

「……ははは、なるほど。ははははは」

 

突如笑いだしたガスター。しかしその声には悲嘆などの感情は込められておらず、まだ余裕を持っているようだった。

 

「どうしたの?まだ何かあるのかな?」

「ははは、いやなに。許してくれたまえよ。君の期待に、彼はちゃんと応えてくれるだろうさ」

「……!?」

 

空間が歪み始める。そして一瞬だけ視界が暗転し、暗闇が晴れると、そこには殺したはずのサンズが立っていた。

 

「……へ?え!?何が起きたの!?」

「……?オレは…殺されたはず…?」

「な、なら!」

 

状況を掴めていない無防備なサンズへ、フリスクが再びナイフを振るう。その刃は確実にサンズを殺しうる威力を持っていた。

 

NO EFFECT

 

が、無意味。ナイフはサンズの身体をすり抜け、傷どころかダメージを与えることができなかった。

 

「はあ!?」

「なんだ、何が起きた!?」

 

驚愕に染まる2人。不可思議な現象を確認し1人頷いたガスターは、策の成功を悟った。そして、サンズもまた悟る。

 

「……オレは、お前にさんざん止まるよう頼み、そして忠告した…が、お前は聞く耳を持たなかった。そのツケが回ってきたらしい」

 

ガスターの計らいによって、フリスクを押さえられるだけの状態にはなっただろう。そして、今この瞬間が、自分で吸う最後の息になるだろうことを。

そしてケツイする。たとえ自分がどうなろうと、どんな手を使ってでも、フリスクを止めてみせる。次は、もう気にしない。

 

「私は本来、こちらに出てくることはないはずだった……異常が起こっている。君の凶行を止めるために、私は時空の垣根を越えてやってきた」

 

空間がバグり、絶えず揺れ始めた。サンズの頭にヒビが入り、割れ目は右の眼孔にまで達した。

 

「想像したことはあるか?誰も死なない完璧な世界を。誰も傷つく必要のない平和が溢れる世界を」

 

サンズの身体が浮く。その背後に2体のブラスターが召喚された。

 

フリスクはその光景に目を輝かせ……ふと気づく。

 

ナイフが消えた。他のコマンドさえ見当たらない。

 

「完璧な世界は存在するはずだったんだ。そう、お前がいなければ」

 

ブラスターから光線が放たれた。フリスクは斬撃を飛ばし光線を少しの時間押しとどめることで回避。

 

そこへ、青とオレンジの骨が襲いかかる。止まり、動きを繰り返すフリスクへ、5体のブラスターが光線を放った。

 

「おっと」

 

フリスクは床に伏せて光線をやり過ごすと、手と足に力を入れてうつ伏せの状態のまま飛び上がる。少し遅れてフリスクが伏せていた床から骨が生えた。

 

空中にいるフリスクへ、ガスターの触手が伸びる。それに対し、フリスクはケツイの力で赤いナイフを作り触手を斬り払った。

しかし、次々と襲いかかる触手を身動きの取りづらい空中で捌ききるのは難しく、とうとう手足を捕らえられてしまう。

 

「うわ、気持ち悪い」

「失礼な……サンズィ」

 

身動きの取れなくなったフリスクへ、ブラスターの砲門が向く。フリスクは両手に大量のナイフを出現させ床に落とす。

床に当たったナイフは赤い光線(Knife Blaster)となり触手を切断。間一髪、放たれた光線から逃れた。

 

「ふう、危なかった」

「……しつこい」

 

ガスターの背後にブラスターが召喚され、口を開けて突進していく。

 

フリスクはナイフで迫り来るブラスターを両断するが、ブラスターを隠れ蓑に近づいていた手が飛び出し、フリスクの肩を掴むと壁へ叩きつけた。

 

フリスクは壁へと押し付けてくる手から逃れようともがくが、手はガッチリと掴んで離さない。さらに壁から骨が生え、フリスクを貫いた。

 

「おっ!?ご……」

「……終わりだ、フリスク」

 

サンズの目が赤く光る。背後に複数のブラスターが出現し、赤い光を蓄えていく。

 

フリスクは光線に飲まれ、その命を散らしたのだった。

 

 

その後も、フリスクは死に続けた。骨に貫かれ、ブラスターに消し炭にされ、触手に引きちぎられ……抵抗も虚しく、何度も殺された。

 

繰り返される苛烈な戦いの最中、フリスクは死ぬ直前に聞いた。

 

「サンズィ、そろそろ準備が整う。次で終わらせられる」

「……そうか。それはなによりだ」

 

次で終わらせられる。

 

その言葉を聞いた瞬間、凄まじい悪寒が襲った。どうやら、ガスターとやらは何かしらの対策を講じているらしい。

 

また、魂が砕ける。このまま死ねば、もう終わってしまうかもしれない。

 

終わる?この楽しい戦いが?空っぽの自分を満たしてくれている最高の時間が?

 

ははは……。

 

そんなのおことわりだ。

 

 

フリスクの死体が消えた。敵を見失ったサンズとガスターはすぐさま辺りを見渡すが、フリスクの姿はない。

 

ついに諦めたかと肩の力を抜きかけたその時、サンズの真上からナイフが振り下ろされた。

 




Last Breath Phase3突入。もう少しでこのルートも終わり……さて、ストックが無くなったぞゥ!!

リクエストはこちら
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=275582&uid=345959

誰を出して欲しい?(近々出そうと思ってるキャラのみ記載)

  • フリスク
  • キャラ
  • アズリエル
  • ガスター
  • スワップのサンズ&パピルス
  • シフトのキャラ&アズリエル
  • フェルのサンズ&パピルス
  • エラーサンズ&インクサンズ
  • エラー404&ウイルス404
  • ベティー・ノワール
  • エピックサンズ
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