《友 side》
友「おはよ。不破。大丈夫か?」
不破「うん。幸い少しテープ巻くだけで何とかなったよ……」
友「それは良かった……」
前原「よう友!」
中村「あの後どうなったのさぁ?」
友「どうも何も……ただ送っただけだけど?」
前原「お前それでも男か!?」
友「逆に何させようとしてたんだ!?」
中村「ま、不破ちゃんが無事でよかったよ〜」
不破「中村さん……まだ許して無いからね?」
中村「な…なんの事やら……ほら!早く教室行こーー!」
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《渚 side》
烏間「今日から来た、外国語の臨時講師を紹介する」
イリーナ「イリーナ・イェラビッチと申します♡ 皆さんよろしく!!」
前原(すっげー美人!!)
岡島(おっぱいやべーな!)
片岡(……で?なんであんなに殺せんせーにベタベタなの?)
烏間「本格的な外国に触れさせたいとの学校の意向だ……。英語の半分は彼女の受け持ちで文句は無いな?」
殺「……仕方ありませんねぇ」
茅野「……なんか凄い先生来たね……しかも殺せんせーに凄く好意あるっぽいし……あと胸……」
渚「……うん。…でもこれは、暗殺のヒントになるかもよ」
タコ型生物の殺せんせーが
人間の女の人にベタベタされても戸惑うだけだ……
いつも独特の顔色を見せる殺せんせーが……
戸惑う時はどんな顔か……?
殺「……………にゅやぁ/////」
友・前原・岡島・三村(普通にデレデレじゃねーか!!)
茅野「何の捻りも無い顔だね……」
渚「うん……人間もありなんだ…」
イリーナ「あぁ……見れば見るほど素敵ですわぁ……その正露丸みたいなつぶらな瞳…曖昧な関節…私、虜になってしまいそう♡」
殺「いやぁ恥ずかしい///」
片岡(騙されないで殺せんせー!!)
岡野(そこがツボな女なんていないから!!)
僕らはそこまで鈍くない。
『この時期に、このクラスにやって来る先生』
結構な確率で……只者じゃない
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《友 side》
殺「ヘイ パス!」
カルマ「ヘイ 暗殺ッ!」
殺「ヘイ パス!」
岡野「ヘイ 暗殺ッ!」
いやぁ……暗殺サッカー結構楽しいな!
殺「ヘイ パス!」
友「ヘイ 暗殺ッ!」
イリーナ「殺せんせー!」
うわ来たよ……。
こいつ嫌いなんだよなぁ……。
イリーナ「烏間先生から聞きましたわ!すっごく足がお速いんですって?」
殺「いやぁ〜。それほどでもないですけどねぇ」
イリーナ「お願いがあるの…。1度本場のベトナムコーヒーを飲んでみたくて……私が英語を教えてる間に買って来て下さらない?」
殺「お安いご用です!ベトナムに良い店を知っていますからぁ!」ドシュ
磯貝「……で、えーと…イリーナ……先生?授業始まるし、教室戻ります…?」
イリーナ「…授業?あぁ。各自適当に自習でもしてなさい」
磯貝「えっ……」
本性表したな……この女…。
イリーナ「それと…ファーストネームで気安く呼ぶのやめてくれる?あのタコの前以外では先生を演じるつもりも無いし……『イェラビッチお姉様』と呼びなさい」
中村・不破「………」
カルマ「で、どーすんの?『ビッチねえさん』」
イリーナ「略すなァ!!」
ナイスカルマ!
カルマ「あんた殺し屋なんでしょ?クラス総掛かりで殺せないモンスター……ビッチねえさん1人でやれんの?」
イリーナ「……ガキが。大人にはね…大人の殺り方があるのよ。潮田渚ってあんたよね?」
渚「…?」
ビッチねえさんが渚に近付いてく…何する気だ?
イリーナ「……」スッ
渚(!?)
は…?え…?
茅野「なっ………!!?」
渚に……キスをしたっ…!?
渚「………」クタァ
あ、渚死んだ()
イリーナ「後で教員室にいらっしゃい。あんたが調べた奴の情報……聞いてみたいわ。ま、強制的に話させる方法なんていくらでもあるけどね……。その他も!!有力な情報持ってる子は話に来なさい!いい事してあげるわよ…?女子にはオトコだって貸してあげるし…。技術も…人脈も…全て有るのがプロの仕事よ……。ガキは外野で大人しく拝んでなさい……。あと少しでも私の暗殺の邪魔をしたら……
殺すわよ」
渚が気絶するほど上手いキス……。
従えてきた強そうな男たち……。
「殺す」という言葉の重み……。
彼女が
……だが、
クラスの大半が感じた事……。
この先生は……嫌いだ!!
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あのビッチ……
授業もしないでタブレットいじりやがって……
前原「なぁビッチねえさん。授業してくれよー」
お、よく言ったぞ陽斗!
岡野「そーだよビッチねえさん」
岡島「一応ここじゃ先生なんだろビッチねえさん」
イリーナ「あーー!!ビッチビッチうるさいわね!!まず!正確な発音が違う!あんたら日本人はBとVの区別もつかないのね!」
いや実際ビッチっぽいしBでもよくね?
イリーナ「正しいVの発音を教えたげるわ!まず歯を下唇で軽く噛む!ほら!」
仕方ないな……。
ま、授業やる気になったらいいか。本場の教師の英会話教室ってとこかな。
イリーナ「……そう。そのまま1時間過ごしてれば静かでいいわ」
一同(……なんだこの授業!?)
あのクソビッチ……!全然授業じゃねーじゃんか!!
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体育の時間
三村「……おいおいマジかよ…2人で倉庫にしけこんでくぜ?」
前原「……なーんかガッカリだな殺せんせー……。あんな見え見えの女に引っかかって」
片岡「…烏間先生。私達、あの人のこと好きになれません」
烏間「……すまない。プロの彼女に一任しろとの国の指示でな。だが、わずか1日で全て準備を整える手際…殺し屋として一流なのは確かだろう」
ドドドドドド
岡島「な、なんだ今の!?」
友「銃火器の音!?」
杉野「体育倉庫からだ!」
イリーナ「いやぁぁぁぁぁ!!」 ヌルヌルヌル
一同「!!」
岡野「な、何!?」
岡島「銃声の次は鋭い悲鳴とヌルヌル音が!」
イリーナ「いやぁぁぁ」 ヌルヌルヌル
一同「………」
イリーナ「いやぁ……ぁ…」 ヌルヌルヌル
一同「………」
岡島「めっちゃ執拗にヌルヌルされてるぞ!?」
前原「行ってみよう!」
殺「ふぅ〜」キィ
渚「殺せんせー!」
岡島「おっぱいは?!」
岡島ストレートすぎるだろ…。
殺「いやぁ〜もう少し楽しみたかったですが……皆さんとの授業の方が楽しみですから。6時間目のテストは手強いですよ〜」
渚「ま、まぁ頑張るよ……」
すると、体育倉庫からビッチ姉さんが…!
イリーナ「………」 フラ...
岡島・前原「!!」
一同(健康的でレトロな服にされている!?)
イリーナ「まさか……わずか1分であんなことされるなんて……!肩と腰のこりをほぐされて、オイルと小顔とリンパのマッサージされて……早着替えさせられて……その上まさか……触手とヌルヌルであんな事を……!」
一同(どんな事だ!!?)
渚「殺せんせー何したの?」
殺「さぁねぇ…。大人には大人の手入れがありますから」
渚「悪い大人の顔だ!!」
殺「さ、教室に戻りますよ」
一同「はーい!」
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英語の時間
このビッチ……いい加減授業しろよ…
イリーナ(必ず殺してやるわ…あのタコ…!プロの仕事があの程度でタネ切れなんて思わないでよね!私の人脈から最適の
……こいつの暗殺じゃ先生は殺せない。
1度警戒されて、マークされたら殺す事どころか、仕掛けるのすら出来やしない…。
カルマの時にそれは立証済みだ。
イリーナ「あぁもう!なんでWi-Fi入んないのよこのボロ校舎ァ!!」
カルマ「あはは。必死だねぇビッチねえさん。あんな事されちゃ、プライドズタズタだろうね〜〜」
磯貝「……先生、授業してくれないなら殺せんせーと交代してくれませんか?一応俺ら、今年受験なんで……」
イリーナ「はん!地球の危機と受験を比べられるなんて……ガキは平和でいいわねぇ〜…それに、聞けばあんた達E組って、この学校の落ちこぼれだそうじゃない?勉強なんて今更しても意味無いでしょう?」
………!
イリーナ「そうだ!じゃあこうしましょ!私が暗殺に成功したら1人500万円分けてあげる!!あんた達がこれから一生目にする事ない大金よ!!無駄な勉強するよりずっと有益でしょ!だから黙って私に従いn…」
ビシッ トーン トン…
誰かが消しゴムを投げ、呟いた。
「出てけよ」
イリーナ「!!」
杉野「出てけくそビッチ!」
倉橋「殺せんせーとかわってよ!!」
イリーナ「なっ!なによあんた達その態度っ!!殺すわよ!?」
前原「上等だよ殺ってみろコラァ!!」
茅野「そーだそーだ!巨乳なんていらないっ!」
渚・友「そこ!?」
そして昼休み…その後には英語の授業……
またあのビッチの授業受けないといけないのかよ…
前原「そろそろ烏間先生説得しよーぜ」
三村「あの人の授業じゃ、成績が今より落ちちまうよ」
磯貝「そうだな。放課後掛け合ってみよう」
友「ただでさえ英語は苦手教科の1つなのに……もっと苦手になりそうだよ」
不破「何とかならないのかなぁ……あの人」
ガララッ
友「……!」
噂をすればなんとやら。扉を開けて入ってきたのはビッチ姉さんだ。
イリーナ「…………」カッカッカッ
ビッチは黒板に英文を書き始める……
あ、そーだ。席座るか。
イリーナ「You're incredible in bed! Repeat!!」
一同「………」
イリーナ「ほら!」
一同「ユーアー インクレディブル イン ベッド」
イリーナ「アメリカでとあるVIPを暗殺した時……まずそいつのボディーガードに色仕掛けで接近したわ。その時彼が私に言った言葉よ。意味は『ベットでの君は、スゴイよ……♡』」
一同(中学生になんて文章読ませんだよ!!)
イリーナ「外国語を短い時間で習得するには、その国の恋人を作るのが手っ取り早いとよく言われるわ。相手の気持ちをよく知りたいから、必死で言葉を理解しようもするのよね。私は仕事上必要な時……その
岡島・中村(外人と……!)
イリーナ「受験に必要な勉強なんて、あのタコに教わりなさい。私が教えられるのは、あくまで実践的な会話術だけ。もし……それでもあんた達が私を先生と思えなかったら……その時は暗殺を諦めて出ていくわ…そ、それなら文句無いでしょ……?あと……悪かったわよ…いろいろ」
一同「……………あはははは!!!」
友「なにビクビクしてんだよ」
カルマ「さっきまで殺すとか言ってたくせに」
前原「なんか普通の先生になっちゃったな」
岡野「もう『ビッチねえさん』なんて呼べないね」
イリーナ「……!あんた達!分かってくれたのね!」
片岡「考えてみれば、先生に向かって失礼な呼び方だったよね」
倉橋「うん。呼び方変えないとね」
前原「じゃあ『ビッチ先生』で」
イリーナ「………!えっ………と…ねぇ君たち?せっかくだからビッチから離れてみない?ほら?気安くファーストネームで呼んでくれて構わないのよ?」
前原「でもなぁ。もうすっかりビッチで固定されちゃったし」
矢田「うん。イリーナ先生よりビッチ先生の方がしっくりするよ〜」
友「そんなわけでよろしくビッチ先生!」
岡島「授業始めようぜビッチ先生!!」
イリーナ「キーーーッ!!やっぱりキライよあんた達!!」
という訳で、E組に新しい先生がやってきた。
高慢で卑猥な痴女、それでいてプロの暗殺者のビッチ先生が。
余談ですが、友君は下ネタには興味無いですが、アニメ等でそーゆー描写があったり、近くに前原だったり岡島だったりがいて話は聞いてはいるので知識は少しあります。