真弓兄弟の暗殺教室   作:Ncwe?

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第17話 転校生の時間

 

《友 side》

 

杉野「あーあ…今日から通常授業か…」

 

現在俺はたまたま会った杉野と渚と登校中だ

 

友「そーいや、昨日烏間先生から一斉送信メール来た?」

 

渚「あ…うん」

 

友「この文面だと、どう考えても殺し屋だよな」

 

杉野「ついに来たか。転校生暗殺者」

 

渚「転校生名目……ってことは」

 

杉野「ビッチ先生と違って俺らとタメなのか?」

 

 

岡島「そこよ!!!」

 

突然岡島が目の前に現れた。

 

友「うおっ…!いきなり出んな!!」

 

岡島「気になってさ!顔写真とかないですかー?ってメールしたのよぉ!そしたらこれが返ってきた!」

 

写真に移っているのはピンク色の髪をした女子。中々可愛いと思う。

 

友「お、女子か」

 

杉野「なんだよふつーに可愛いじゃん!」

 

渚「殺し屋には見えないね」

 

岡島「うわー!なんか緊張してきたー!仲良くなれんのかなー!」

 

友「浮かれすぎだろ岡島……」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

杉野「さーて…来てっかな転校生!」

 

友「……ん?俺の席の隣…なんか変な黒い箱が…」

 

すると、箱の画面が付き…かなりリアルな2次元の女子中学生の姿が……

 

???「おはようございます。今日から転校してきました。『自律思考固定砲台』と申します。よろしくお願いします」

 

そう来たか……!!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

烏間「皆…知ってると思うが…、転校生を紹介する……。ノルウェーから来た自律思考固定砲台さんだ……」

 

固定砲台「よろしくお願いします」

 

不破(烏間先生も大変だなぁ……)

 

友(俺…あの人だったらツッコミきれずにおかしくなるわ)

 

 

殺「プークスクス」

 

烏間「お前が笑うな!同じイロモノだろうが……。言っておくが、彼女は思考能力(AI)と顔を持ち、れっきとした生徒として登録されている。あの場所からずっとお前に銃口を向けるが…お前は彼女に反撃出来ない……。『生徒に危害を加える事は許されない』それがお前の教師としての契約だからな」

 

殺「……なるほどねぇ。契約を逆手に取って、なりふり構わず機械を生徒に仕立てたと…いいでしょう!自律思考固定砲台さん!あなたをE組に歓迎します!」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

菅谷「でもよぉ…どうなって攻撃するんだ?固定砲台って言ってるけどよ……どこにも銃ないぜ?」

 

友「うーん……多分だけど…」

 

固定砲台「………」ガシャ

 

ガシャ ガシャ ガキィン

 

固定砲台の側面から銃が展開された。

そして、銃からは大量の対先生弾が発射された。

 

菅谷「なっ……!?」

 

友「やっぱり…!てか危ねぇ……!!」

 

隣だから銃に当たるところだった……!

 

つーか!弾やべぇ!普通に当たりそう…!

 

殺「ショットガン4門、機関銃2門、濃密な弾幕ですが、ここの生徒は当たり前にやってますよ?この弾もこうしてチョークで弾いて……っと。それと、授業中の発砲は禁止ですよ」

 

固定砲台「気をつけます。続けて攻撃に移ります。弾道再計算、射角修正、自己進化フェーズ5-28-02に移行」

 

発砲禁止っつったろ今!気をつけるって言ったばっかじゃん!!てか発砲音うるさ!

 

殺「こりませんねえ……さっきと全く同じ射撃……所詮は機械ですねぇ…これもさっきと同じ。チョークで弾いて退路を確保……!!?」

 

バチュッ

 

……えっ…!チョークで弾いたはずなのに…!

殺せんせーの指が弾け飛んだ!?

 

殺(隠し弾(ブラインド)!!全く同じ射撃の後に…見えないように1発だけ追加していた!)

 

固定砲台「右指先破壊。増設した副砲の効果を確認しました。次の射撃で殺せる確率、0.001%未満。次の次の射撃で殺せる確率、0.003%未満。卒業までに殺せる確率、90%以上」

 

……ここに来て初めて俺達は気付いた。

彼女ならひょっとして殺るかもしれない……。

 

固定砲台「よろしくお願いします殺せんせー。続けて攻撃に移ります」

 

入力済み(プログラム)の笑顔で微笑みながら、転校生は次の進化の準備を始めた。

 

俺らは彼女を甘く見ていた…。

というより、認識を間違っていた。

 

パパパパ ビシッ バチッ

 

固定砲台「2発の至近弾を確認。見越し予測値計測のため、主砲を4門増設し、続けてる攻撃に移ります」

 

目の前にいるのは……紛れもない殺し屋だ……!!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

千葉「……これ、俺らが片すのか…」

 

村松「お掃除機能とかついてねーのかよ?固定砲台さんよぉ?」

 

固定砲台「…………」

 

村松「……チッ。シカトかよ」

 

吉田「やめとけ。機械に絡んでも仕方ねーよ」

 

 

その日は一日中ずっと、機械仕掛けの転校生は攻撃を続けた。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

そして翌日──

 

固定砲台「朝8時半。システムを全面起動。今日の予定、6時間目までに215通りの射撃を実行。引き続き殺せんせーの回避パターンを分析……!?」

 

固定砲台は、ガムテープでぐるぐる巻きにされていた。

銃を展開出来ないように……。

 

固定砲台「殺せんせー。これでは銃を展開出来ません。拘束を解いて下さい」

 

殺「うーん……そう言われましてもねぇ…」

 

固定砲台「この拘束はあなたの仕業ですか?明らかに生徒に対する加害であり、それは契約で禁じられているはずですが」

 

 

寺坂「ちげーよ…。俺だよ!どー考えたって邪魔だろーが!常識ぐらい身につけてから殺しに来いよポンコツ」

 

 

菅谷「ま、わかんないよ。機械に常識はさ」

 

原「授業終わったら、ちゃんと解いてあげるから」

 

杉野「そりゃこーなるわ……昨日みたいなの、ずっとされてちゃ授業になんないもん」

 

こうして、今日は1度も射撃が行われる事無く授業を終えることが出来た……。

 

 

 

 

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