《友 side》
不破「今日もいるのかな…あの固定砲台さん」
友「多分な……そろそろ烏間先生に苦情を言った方が良さそーだ……ってん?」
不破「な、なんか…昨日より体積増えてない…?」
固定砲台「おはようございます!友さん!不破さん!」キラキラーン
友・不破「えええええええ!?!?」
固定砲台が…昨日よりも表情豊かになっている……!?
殺「親近感を出すための全身表示液晶と、体、制服のモデリングソフト。全て自作で8万円!!」
固定砲台「今日は素晴らしい天気ですね!こんな日を皆さんと過ごせて嬉しいです!」
殺「豊かな表情と明るい会話術!それらを操る膨大なソフトと追加メモリ。同じく12万円!」
友・不破(転校生がおかしな方向へ進化してきた……)
殺「先生の財布の残高……!5円……!!」
友「あ、それはどーでもいいんで」
殺「酷い!?」
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固定砲台「庭の草木も緑が深くなっていますね。春も終わり、近付く初夏の香りがします!」
岡島「たった一晩でえらくキュートになっちゃって〜…」
三村「これ一応…固定砲台だよな…?」
友「前は無表情だったけど…今は表情豊かで可愛いな」
不破「……!」
不破(友君が可愛い…って…………なんだろ…この気持ち…嫉妬…?)
寺坂「何騙されてんだよ。全部あのタコが作ったプログラムだろ?愛想良くても機械は機械。どーせまた空気読まずに射撃すんだろ?ポンコツ」
固定砲台「……おっしゃる気持ち…わかります寺坂さん。昨日までの私はそうでした……。ポンコツ…そう言われても…返す言葉がありません……。ぐすん…ぐすん…」
片岡「あーあ。泣かせた」
原「寺坂君が2次元の女の子泣かせちゃったー」
寺坂「なんか誤解される言い方やめろ!!」
竹林「良いじゃないか……
磯貝・前原・友「竹林!それお前の初セリフだぞ!?いいのか!?」
固定砲台「でも皆さんご安心を。殺せんせーに諭されて、私は協調の大切さを学習しました。私の事を好きに頂けるように努力し、皆さんの合意を得られるようになるまでに。私単独での暗殺は控える事に致しました」
殺「そういうわけで仲良くしてあげて下さい。あぁ勿論、先生は彼女に様々な改良を施しましたが、彼女の殺意には一切手をつけていません!先生を殺したいなら、彼女はきっと心強い仲間になるはずですよ……?」
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殺「………では、菅谷君。教科書を伏せて網膜の細胞は細長い方の桿体細胞と……あと1つ、太い方は?」
菅谷「……んぇ…?ヤバっ…寝てた…!えーっと……ん?」
固定砲台「シーッ……」
固定砲台の足に『錐体細胞』と書いてある。
いやアウトじゃんそれは。カンニングじゃん。
菅谷「……えーと、錐体細胞…」
殺「こら!自律思考固定砲台さん!ズルを教えるんじゃありません!」
固定砲台「で、でも先生!皆さんにどんどんサービスするようにとプログラムを!」
殺「カンニングはサービスじゃないっ!」
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休み時間。
固定砲台は『ミロのヴィーナス』を作って皆に披露していた。
更に千葉ちゃんと将棋もしていた。
凄い…二つのことを同時にやってる…!
倉橋「へぇー!こんなのまで体の中で作れるんだ!」
固定砲台「はい!特殊なプラスチックを体内で自在に成型できます!
菅谷「すげぇ造型!」
矢田「へぇー!面白ーい!じゃあさ!花とか作ってみてよ!」
固定砲台「わかりました。
千葉「……!3局目でもう勝てなくなった……!」
友「なんて学習力だ……」
不破「そ、そういえば!人工知能が電子ドラッグで世界を支配するって漫画があったわ!」
固定砲台「それは、超メジャー少年誌で連載され、映画化もされた超人気探偵漫画ですね!」
友「花のデータが無いのに何で…?」
固定砲台「さぁ…?」
殺「……しまった!先生とキャラが被る……!」
渚「被ってないよ1ミリも!」
なんかタコがほざいてる……
殺「自分で改良しといてなんですが!これでは先生の人気が食われかねない!皆さん!!先生だって人の顔ぐらい表示出来ますよ!皮膚の色を変えればこの通り」
一同「キモイわ!!」
片岡「あとさ、このコの呼び方決めない?」
岡野「自律思考固定砲台じゃ長すぎるもんね」
中村「んー…名前から1文字取ったりして……」
不破「自……律……そうだ!律なんてどう?」
千葉「安直だな」
友「いーじゃん。可愛くて」
前原「お前はそれでいい?」
律「……!嬉しいです!では、『律』とお呼び下さい!」
律は嬉しそうに答えた。
不破「よろしくね〜律!」
不破(さっきは嫉妬しちゃったけど……これは誰でも可愛いって思うよ〜!)
中村「すご!タッチパネル機能もあるんだ!」
不破「ホントだ〜!ぷにぷに〜!」
渚「上手くやっていけそうだね」
カルマ「どうだろーね…。寺坂の言う通り、殺せんせーのプログラム通り動いてるだけ……。機械自体に意思がある訳じゃないから、あいつがこの先どうするかは…あいつを作った
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翌日──
律「おはようございます。皆さん」
元に戻っちゃった……。
烏間「『生徒に危害を加えない』という契約だが……『今度は改良行為も危害と見なす』と言ってきた」
殺せんせーがせっかく暗殺が上手くいくよう改良してやったんだから良いだろ別に……。
烏間「君らもだ。彼女を縛って壊れでもしたら賠償を請求するそうだ。
殺「
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律「攻撃準備を始めます。どうぞ授業に入って下さい殺せんせー」
あの…一日中続くはた迷惑な射撃が……!
そらそろ来る……!銃が展開されて…BB弾が放射される……。
律「……」ジャキッ…
……えっ?
展開されたのは銃では無く…
花だった
律「……花を作る約束をしていました」
矢田「……!」
律「殺せんせーは私のボディーに…計985点の改良を施しました。その殆どは…
殺「素晴らしい!つまり律さん…あなたは!」
律「はい!私の意思で
殺「とんでもない!中学三年生らしくて大いに結構です」
こうして、E組の仲間が1人増えた。
これからは、この28人で殺せんせーを殺すんだ。
友「それにしても可愛いな」
竹林「君も2次元が好きかい?……君とは話が合いそうだ」
友「みたいだな」
不破「………」
中村「なーに妬けてんのよ不破ちゃ〜ん」
不破「べ、別に嫉妬してないよ!?だ、大体なんで私が友君に嫉妬しないと……/////」
中村「おやぁ?誰に嫉妬してるのは言ってないけどねぇ?」
不破「はぐぅ!!!/////」
中村(にしても…友は気付いてんのかね…。まさかこんなに分かりやすいのに気付いてないわけないよね…。だとしたら鈍感すぎるけど…)