《友 side》
土方さん「打ち込みが浅い!もっと強く!稽古怠って腕が鈍ったか!!」
総七「土方さんスパルタだね〜」
山崎「でも、誰よりも嬉しがってると思いますよ。先輩が久しぶりに自ら稽古を頼んだんですから」
暗殺のため……!土方さんに稽古を付けてもらったけど……!無理…!死ぬ…………!!
友「ふぅ……。久々だこの感覚…ツラい…」
土方さん「……友。ずっと稽古来なかった割には動けてたな」
友「何ですか土方さん。飴と鞭使い分けるようになったんですか」
土方さん「んだとテメェ……」
友「ひいっ……すんません!」
土方さん「でも、ホントによく動けてたと思うぞ。数ヶ月も稽古サボったら普通は感覚忘れるだろうにな。独学で練習でもしてたか?それとも学校で…いや、椚ヶ丘中学校で剣を振る授業なんざ、あるわけねーか」
あるんだよなそれが!ウチなんだよねそれが!
体育の時間、皆剣振ってるよ!
俺も対先生日本刀使ってるよ!
土方さん「よし。稽古に戻るぞ」
友「も、もう!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
《不破 side》
イツ「見てるだけで楽しい?不破さん」
不破「は、はい。こんなの…見る機会なんてあまりないですから」
私は友君の稽古を見学している。
一度剣術の稽古を見てみたかったって理由だけど……思ってた以上にスパルタだった……!
土方さんって人…烏間先生と同レベルくらい強いんじゃないかな……。
でも、友君の剣を振る姿……。
体育の時間でも何度も見てる…。
烏間先生に何度かかすってるし、色んな技を披露してる。
私が頼めば…キャラクターの真似もしてくれる……。
見る度に思うけど、
今回は…いつもよりも……
カッコいい………!///
イツ「ねぇ不破さん」
不破「ひゃい!?///」
変な声出た!変な声出た!///
直んないんだけどこの癖……//
イツ「不破さんって……友君のこと好き?」
不破「ふぇっ!?い、いや?!そんなこと……///」
イツ「ふふ……大分顔に出てるわよ」
不破「………!///」
中村さんに言われたもん……。
顔に出やすいって……うう…何とかそれも直したいのに…。
イツ「私もね。好きな人がいるの。安心して友君じゃないわ。その友君に指導してる『あの人』よ」
不破「ひ、土方さんですか?」
イツ「そう。あの人は誰よりも厳しいけど……誰よりも優しい。そんな人なの」
不破「……わ…私は…友君のこと…多分好きです。でも今まで、その…男子を…こんな本気で好きになったことなんて無かったし……。だから、どうすればいいのか分からなくて……」
イツ「……大丈夫よ。友君も多分だけど、不破さんのこと大切だと思ってる。それが友情なのか…恋心なのかは分からないけど……。彼がE組のことを話す時、凄く楽しそうなの。特に、不破さんとのことを話してる時がね。私もこういう時、どうすればいいのか…模範解答はわからない。でもね、友君はきっと、不破さんの事、ずっと大切にしてくれると思うな」
不破「………!/// そう…ですか…!」
イツ「私の家は剣術道場の2個隣の家よ。先に連絡してくれれば、相談に乗ってあげるわ。その代わり、私の愚痴も聞いて欲しいな」
不破「……!はい!」
友「…もうこんな時間だ。不破ー!そろそろ帰るよ!家まで送ったげる!」
不破「うん!…ありがとうございます、イツさん!」
イツ「フフ……頑張ってね」
友「イツさんと何話してたんだ?」
不破「内緒!女同士のヒミツ!」
友「なんだよそれ……。まーいいや。明日、新がE組に来るからさ…仲良くしてやってほしいな」
不破「当たり前じゃん!これから一緒に色んなこと殺っていくんだから!」
友「……ああ。それはそうと…まだ新は殺せんせーのこと知らないからなぁ…明日あいつ驚くだろうなぁ……」ニヤニヤ
友君は意外とSだ……。
友「そろそろ着くな」
不破「じゃあ、また明日!」
友「おう!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
《新 side》
久しぶりに兄貴と共に家を出る。
普段、学校がある日も収録がある日も俺は先に行っていたから……。
友「よーし!ジャンプ買うぞー!」
相変わらずだ……うちのバカ兄貴は……。
いつも1人でコンビニ行ってジャンプ買って学校行ってんのかよ……
友「おーい不破ー!」
……ん?
不破「友君おはよー!新君も、4月に会った以来だね!私は不破優月!よろしくね!」
兄貴が…女子と登校………!?
友「ん?どうした?新」
新「えっと……兄貴の彼女ですか?」
不破「かっ…!!?!?//////」
あ、一瞬で顔赤くなった。
友「そういうんじゃなくて!普通の友達だよ!俺と同じジャンプ好きでさ!な?不破」
不破「う…うん!そ、そうだよ…!」
女子の方…不破って言ったか。
彼女は確実に兄貴に気があるな…。
成程。今後『姉貴』になるかもしれないんだな…!
その後、2人は無事ジャンプを購入し、E組の校舎へと向かった。
不破「あ、烏間先生ー!」
友「おはようございます!」
烏間「おはよう。友君、不破さん。そして、君が新君だな」
新「は、はい……」
烏間「2人は教室へ行っててくれ。新君と話すことがある」
友・不破「はーい」
新「え…?」
な、なんだ……話って…。しかもこの人…教師の雰囲気じゃないし……。
烏間「さて、俺は『防衛省』の烏間だ。ここ、3年E組の『表向き』の担任をしている」
防衛省……!?
表向き……!?
何を言って……!?
ドシュッ
凄まじい轟音と共に俺の目の前のに現れたのは……黄色いタコだった。
なにこれぇ!?!?
殺「おはようございます新君!今日からよろしくお願いします……E組の担任、殺せんせーです。ヌルフフフ…」
新「あ、あんたみたいなタコが担任…!?」
烏間「ああそうだ。少し前にあった、月が爆破した事件。あれの犯人がこいつだ。そして、我々政府は、こいつの暗殺をE組生徒に依頼した」
は、はぁ…?
暗殺……!?
烏間「すでにE組の生徒は暗殺の訓練を受けている。そして、これが君に支給する、対超生物ナイフとBB弾、そしてエアガンだ」
新「え、えっと……。要はこいつは
殺「その通りです!」ピンポーン
新「顔に丸の模様…!?どんな皮膚だよ…!てか、こんなタコに授業が出来るのか…?」
殺「ヌルフフフ…教師をやるにあたり、全ての問題集を読み込みましたからねぇ……。すでにE組の生徒にも教えていますが、君はかなり地頭がいい!徹底して教えますよ……ヌルフフフ…」
新「は、はぁ…」
殺「それでは、HRです。先生が呼ぶまで廊下で待ってて下さいね」
新「………何なんだ…。転入初日に…訳が分からない」
倉橋「やっほ〜!」
新「うわぁっ…!び、ビックリした…」
倉橋「新君だよね〜?よろしく〜!私達も最初は戸惑ったけど、慣れたらこの暗殺生活も楽し〜よ〜!ビッチ先生の授業とか〜」
新「ビ、ビッチ?」
倉橋「うん!イリーナ・イェラビッチ先生。私たちの英語教師で、殺し屋なの。ハニートラップの達人なんだ〜」
新「超生物に防衛省に殺し屋の教師……そして暗殺者の生徒か……って、あんた…えーと…」
倉橋「倉橋陽菜乃だよ〜」
新「倉橋…さっき先生HRの時間って言ってたけど?」
倉橋「あ!やば〜い!忘れてた〜!」
新「………」
俺も廊下に向かうか……。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんだろ……緊張してきたな…。
舞台や映画やライブ……色々やってきたけど緊張は無くならないな。
殺「では、皆さんご存知の転入生を紹介します」
ご存知なんだ…。ま、それもそうか。バカ兄貴がライブDVDとか見せてるだろうからな。
殺「先生…こういう転入生を呼ぶのに憧れてたんです。律さんは固定されてましたし、イトナ君はシロさんが呼んでましたから」
ん?待って?固定されてるって何?
前原「そんなのに憧れてんのかよ」
岡野「まぁわからなくはないけどさ」
殺「では!入ってきてくださーい!!」
ガララ…
扉を開け、教室を見渡s
新「何あの黒い箱ォ!?!?」
あれが律ってやつか?
確かに画面には女の子が映ってるが……。
殺「それでは自己紹介を!」ワクワク
新「あ、はい」
何でワクワクしてんだこのタコ。
新「真弓 新です。アイドルっていう変わった職業してますけど、普通の中学生とほとんど変わらないんで普通に接してくれると嬉しいです…。よろしくお願いしまーす」
殺「新君の席は友君の右隣ですよ」
新「はーい…」
生徒の方は普通なのが多くて安心したぜ……。
まぁでっかい黒い箱もあるが…。
殺「さて、1時間目は体育ですが、新君は見学です。普段の体育の授業がどういうものかを先生と見ましょう」
新「先生と見るんだ……」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
殺「初めに3人目の転入生と聞いて……暗殺者ならどうしましょうかと思いましたが……普通の人間で何よりです」
新「他の転入生っていうと…律と…なんだっけ?」
殺「イトナ君です。彼は色々ありましてねぇ…」
新「……ふーん。で、体育はいつもこんな感じですか?」
校庭では、生徒たちが烏間先生に模擬暗殺をおこなっている。かなり異常な空間だ。
殺「ええ。烏間先生に攻撃が当たらなければ、先生には当たりませんからねぇ」
黄色と緑のシマシマ模様……ナメてる顔だっけ?
殺「友君は他の生徒と違い、特注の対先生日本刀を使用しています。使い慣れているせいか、かなり烏間先生に攻撃出来ている。ま、所詮はかすり程度ですがね」
新「へー……」
烏間「………さて、新君。君もやってみよう」
新「えっ……。俺初めてなんですけど…」
烏間「安心しろ。手加減はする」
新「……じゃ、じゃあ」
とりあえず、見よう見まねで繰り出すが、全て弾かれている……
烏間「甘い!そんな攻撃で、奴に通じると思うな!」
…!じゃあこれなら……どうだ!
渚「……!」
岡島「捌かれる直前にバク転したぞ!?」
烏間(俺が捌く時、バク転でナイフと共に回る。一見避けただけのように見えるが、少し反応が遅れれば、捌くために出した手にかすっていた)
新「うう…手強い…」
烏間「アクロバットが得意だそうだな。それを上手く活用出来れば、君の暗殺者としての能力は大きく向上する。これからは厳しくなると思うが、頑張ってくれ」
新「……はい!」
まだよく分からないことだらけだけど、
何故かやる気が湧いてくる。
不思議なクラスだ…!ここは…!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
《友 side》
あれから数日、新は段々とクラスに馴染んでいった。
渚「新君おはよう」
新「おはよ渚」
カルマ「おはよ〜新。そーだ…友の恥ずかしいエピソードとかないの〜?」ニヤニヤ
新「あるよ。後で話してやる」ニヤニヤ
友「おいそこォ!」
新は渚やカルマ、杉野とすぐに仲良くなった。
倉橋や矢田ともよく話す。
模擬暗殺でも、持ち前の身体能力を活かした動きで、たった数日で1点獲得した。
不破「良かったね。友君」
友「え?」
不破「新君がクラスに馴染んで。い つも気にかけてたじゃん」
友「…そうだな。でも大きなお世話だったかな」
不破「そうだ!今週のジャンプの続きの考察しよ!」
友「お、いいね!しよしよ!」
29人に増えた暗殺教室。
始業のベルは今日も鳴る──。
友君は不破や三村達ものづくり組、磯貝、前原のイケメン組。
新君は渚やカルマ、杉野のメインキャラ組と絡ませることでどちらかがいなくても話を書けるようにしました。
友君は基本不破さんセットですがね。
くっつけさせるためにね!