《友 side》
岡島「7月1日…。今日から夏服!肌色が眩しいねぇ…健全な男子中学生にはつらい時k」ドゴッ
わけのわからないことを言ってる岡島にナイフを投げつける。
渚「岡島君……大丈夫?」
友「いーぞ渚。相手しなくて」
殺「…いけませんよ。露出の季節に平常心を乱しては」
友「いいこと言ってるけどその手に持ってるグラビアはなんだエロダコ。生徒の前で読むなよ教育者……なぁ不破」
不破「………う…うん///」
友「………ま、いいや///」
不破が可愛いから許す。うん。
中村・新(だから早くくっつけや!!)
殺(ヌルフフフ……夏の季節になり、生徒の純愛小説も筆が進みそうです……。特に第6章、『真弓友と不破優月、運命の出会い』……!)
友「死ねぇ!!」
殺「にゅやっ!?何故先生の思考が…!?」
岡島「へ…へへ…これくらいで俺はやられねぇ!それにしても今日から夏服だとは昨日まで思わなかったから心の準備が出来てねぇよ…」
友「もう一度死にたいのか?」
菅谷「………ああ。今日から半袖なのは計算外だった」ガラ
友「あ、おはよう創…ちゃ…ん?」
岡島・渚「……!?」
創ちゃんの左腕には…謎の禍々しい模様が…!!
菅谷「晒したくなかったぜ……。神々に封印されたこの左腕はよ……」
一同(どっ……どうした菅谷!?)
友・不破「カ……カッコいい!!!」キラキラ
一同(すっこんでろ漫画脳共!!!)
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倉橋「へ~!ペイントなんだこれ!」
菅谷「メヘンディアートっつってな。色素が定着したら1週間ぐらい取れねーんだ」
カッコイイ…!羨ましい…!
カルマ「あー。インドのやつっしょ」
菅谷「お、カルマ知ってんのか」
カルマ「うちの両親、インドかぶれで旅行行く度に描いてくるよ」
殺「よ、良かった!先生てっきりうちのクラスから非行に走る生徒が出たかと…!」
先生は『なぜ若者は非行に走るのか』とか『ゼロから入るカウンセリング』とかの本を持っている。
相変わらずそーゆーとこチキンだよな。
創ちゃんは絵や造形が凄く上手い。
ポスターから変装マスクまで、彼にかかればお手の物だ。
菅谷「よかったら殺せんせーにも描いてやろうか?まだ塗料が幾つか残ってるんだ」
中村「へー…。溶けたチョコで絵を描くみたいなやり方なんだ」
菅谷「そ。だから、スイーツ作ったりするやつは結構得意かもな」
殺「楽しみですねぇ…!先生こういうの1度は描いてみたかったんでs…ギャーーーーー!!!」
創ちゃんが塗料で描いたところが溶け始めた!?
てか先生うるさっ!!
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友「なるほど。対先生弾を粉末にして塗料の中に練りこんだのか…」
不破「確かに先生油断してたけど、殺すまでじっとしててはくれないよね……」
菅谷「うーむ…ダメか」
殺「アイディアは面白いですが菅谷君……効果としては嫌がらせのレベルです…。ていうか、先生普通にカッコイイ模様描いてほしかったのに……」シクシク
菅谷「わ、悪かったよ!普通の塗料で描いてやるって!」
友「創ちゃーん!殺せんせーの次俺にもカッコイイ模様描いてよー!」
不破「あ、私も!!」
倉橋「私もやってほしー!」
岡島「俺も俺も!!」
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不破「はぁぁ…カッコイイ……」
友「やっぱロマンだよなぁ…こういうの…」
皆がメヘンディアートに魅了されていると、ドアが勢いよくガララと開き、ビッチ先生が入ってきた。
イリーナ「私の色香に悲鳴を上げろオス達よ!おはy…ギャーーーーッ!!!」
菅谷「おうビッチ先生…皆見てるうちに描いて欲しくなったみたいでさ……」
殺「しばらくして塗料を剥がすと色素が定着してるんですって!楽しみで授業が手につきません!」
イリーナ「お前はそれでも担任か!?」
まあ、ビッチ先生が言わんとしてることは分かる。
だがこんなのワクワクしない訳がなかろう!!!
殺「ところで菅谷君…。見ていたら先生も誰かに描いてみたくなってきました!!」
菅谷「いいけど……皆に描いちゃったから、もうまっ
殺・菅谷「あ」
2人はビッチ先生の方を向いている。
ビッチ先生も気付いたようで、やや後ずさりをしている。
殺「…あるじゃないですか。好き放題書けそうな面積の広いキャンバスが……!」
イリーナ「ちょ……ふざけんじゃないわよ…!誰がそんな……ッ!?」ガク
足元にあった塗料を踏んずけて転んで気絶した………なんなんだこの人は。
殺「安静にしてる間に、先生はこっち半分、菅谷君はそっち半分を!」
菅谷「ほっほー。俺と競う気かね?」
新「すごいな菅谷……。いつもの教室があっという間に彼色に染まっちゃった…」
友「ああ。芸術肌なだけにさっきみたいに目立ちすぎちゃう時があってさ。2年の時に、それが原因で素行不良扱いされたんだって」
菅谷「……。よしこれでどーだい?ハートや花の模様を付けてみた。そもそもファッションアートだしな。外に出て楽しい感じに仕上げてやったぜ」
杉野「おー!」
三村「流石菅谷!」
矢田「これなら逆にビッチ先生喜ぶんじゃない?」
倉橋「ねー♪」
友「殺せんせーの方はどうなんだ?」
殺「ヌルフフフ。先生も負けてはいませんよ!ごらんなさい!」
一コマ目
『おじさん:夏は衣替えの季節だよタコ君』
二コマ目
『タコ:僕も衣替えがしたいよ!!』
『おじさん:よーし!おじさんに任せろ!』
三コマ目
『タコ:それでどうするの?』
『おじさん:“ソデ”を切って新しい“衣”を付けるのさ……』
友・不破「何故に漫画!?!?」
殺「いや…アートとかファッションは苦手なので得意な分野で……」
新「逃げに走るくらいなら描くな!!」
倉橋「左右で違和感ありすぎるよ……」
前原「ビッチ先生、もう外歩けねーぞ……」
菅谷「……いや、あえて漫画をポップアート的な図柄として活かす手もあるぜ。枠の周囲に……ホラ。こんな模様どうよ」
一同「おおおお!」
安っぽいタコの漫画が一気にアートに!
殺「いや、あまりキレイに収まりすぎると気障ったらしい!どこか1ヶ所は笑いを取らなくては!」
新「なんでそこで張り合うの!?」
殺せんせーはビッチ先生の顔にメガネと髭を描き足し、額に『中肉中背』と書いた。
え?だっさ。(辛辣)
一同「それ見た事か!!」
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その後、菅谷がアートの路線にしては殺せんせーがギャグの路線に戻しを繰り返していった……。
杉野「収拾つかなくなってきたな……」
岡野「どうするの?1週間は落ちないんでしょ?これ」
菅谷「うーん…。一応落とせない事はないけど…めんどいな」
イリーナ「………」パチ
矢田「あ……起きた……」
ビッチ先生は自分の現状を確認し、教室を出ていった…
陽斗が恐る恐る廊下を確認すると……
ビッチ先生は今まで出したことの無い殺気を出し、『本物の銃』を持ちながら歩いてきた……。
前原「激しくお気に召さなかった!!!」
友「あの銃本物だぞ!!」
イリーナ「死ね!!!あんた達皆殺しにしてやるわ!!」
殺「ご、ごめんなさい!つい熱中してしまって!でも教室壊れるから実弾はやめて!!」
杉野「やめろってビッチ先生!!すぐ落とせば定着しないらしいぜ!」
イリーナ「キーーーッ!!折角の夏服デビューが台無しよ!!」
友「創ちゃんが全部やればあそこまで怒らなかったろうに……殺せんせーが余計なモン足すから…」
菅谷「だろうな……。普通はさ。答案の裏に落書きしたらスルーされるか怒られるだろ?だけど、あのタコは安っぽい絵を加筆してくる。むしろ嬉々としてさ」
友「それはそれで迷惑だな……」
菅谷「考えてみりゃ当然だよな。落書き程度でマイナス評価になるわけがない。なんせ殺しに行ってもいいんだから……ちょっとぐらい異端な奴でも
友「…ああ」
7月。
本格的な夏の始まり。
殺せんせーの暗殺期限まで、残り8ヶ月。
右にいる創ちゃんと話してると、左から陽斗が近付いてくる。
前原「そーいやさ。友、プールどうすんの?今年は」
友「……ああ。勿論出ねーよ」
菅谷「なんだ?プール休むのか?」
友「ああ。中学入ってからプールはずっと休んでる…。理由は言えないけど…」
…………7月。
先程の通り、本格的な夏の始まりだが、友にとっては『嫌なこと』が待っていた……。
美術力ランキング
男子 女子
1位 菅谷創介 1位 倉橋陽菜乃
2位 真弓友 2位 不破優月
3位 吉田大成 3位 茅野カエデ
4位 杉野友人 4位 狭間綺羅々
5位 竹林考太郎 5位 矢田桃花
殺せんせーからのコメント
真弓友
漫画キャラの模写は勿論、何も見なくてもカッコよく描けてます。美術家の菅谷君とはまた違う、漫画家としての才能を持ってますね。
真弓新
びっくりするほど下手ですね…。ですが本人曰く、バラエティで披露した時はかなりウケたらしいので画力を上げるつもりは無いそうですが、上手い方が仕事も来ると思うのですが……。