友と不破を久々に2人きりでイチャつかせます。
はよ付き合え!!(←作者)
《友 side》
剣術道場にて─
総七「──で、お前ら沖縄に行くんだろー?いいなぁ俺も行きてぇなぁ」
友「なんだ?E組落ちるか?」
総七「いややめとくわ」
友「はぁ?」
剣術道場の貴重な休憩時間─。
総七、山崎の2人と沖縄旅行の話をしていた。
山崎「でも先輩凄いですよ!社会で学年2位だなんて!」
友「いやー…でも1位取りたかったな…」
総七「ところでさぁ。E組って可愛いコ多いよね〜。本校舎ブスしかいねーからさぁ」
友「あー…まぁ他クラスより顔面偏差値高いかもな」
総七「名前なんだっけなー。神崎?とか矢田?とか倉橋?とか結構人気だぞ」
山崎「あ。僕のクラスメイトで速水さんって人が素敵って言ってる人いました!あと片岡さんっていうイケメンな人もいるって」
友「イケメン……か。ドンマイ…片岡…」
総七「それこそさぁ。いつも友が仲良くしてる不破も可愛いじゃん。友にその気がないなら取っちまうぞー」
ピクッ……
友「………おい」ドン!!!
俺は壁に手を力強く叩きつける。
友「今……なんて言った?」
総七「え…えっと…冗談だって……」
山崎「先輩…わかりやすい……」
その時、俺の携帯が鳴った。
友「ん?不破からLINEだ。えっと内容は……」
Yuzuki[ねぇ友君。明日午後からどこか出かけない?]
U[いいよー。どこに行く?]
Yuzuki[じゃあ水族館とかどうかな?友君大丈夫?]
U[水族館なら自分が水に入るわけじゃないし、ガラスが割れて水が流れてきたりとかも無いだろうからへーきだよd(˙꒳˙* ) ]
Yuzuki[良かった!じゃあ明日1時頃に駅前ね!]
U[OK!]
友「…………/////」
総七「友…凄い顔赤いな」
山崎「本人は気付いているのか、気付いて無いのか…」
総七「ま、応援してやっか。友人だしな」
山崎「そうですね!後輩として応援します!」
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《不破 side》
ついに今日……。友君と水族館へ行く!!
そして、実は私は……異性と水族館のような娯楽施設に行くのは初めてなのだ!
え、でしょうねって!?読者さんは勘が鋭いね!
勘が鋭い
家族や、女友達とならある程度はあるけど……!
うーん…何を着ていこう…。
普段通りのパーカー?
いや、いっそオシャレしたり……。
……そうだ!逆に考えてみよう!
『友君ならどうするか』!
友君だったら……友君だったら……
『うん。気に入ったよ。結構。次外出る時はこいつら着よっかな』
そういえば、私が服を選んであげた時こう言ってた…!
きっと友君なら、私が選んだ服を着てくる!
だったら……私は…
…あの時選んだパーカー、自分の持ってるやつに寄せたんだ。
だから、そのパーカーを着ていけば…ペアルック的な……
~~~~~!!!//////
なんて事を考えてるんだ私は…!!
と、とりあえず普段通りのパーカー!
下手にオシャレせずにいこう…!!
さて、今は…10時半か。
………何時に着けばいいんだ…?
早めに着いておくべき?
いや…それだと『待った?』『全然待ってないよ』的な会話が出来ない…。
いやいや!そんなド定番な王道シチュなんて……!
だからといって遅れるのも違う…。
自分から誘っておいて遅れたら、好感度が下がってしまう……。
ピッタリだ。
ピッタリにつこう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
よし…そろそろ集合場所。
時間もいい感じ………ん?
友「………」
友君もういるっ!!!
ヤバい…待たせちゃったかなぁ……。
友「……あっ。不破ー!」
友君がこちらに手を振ってくれている…!
不破「友君!ごめんね。待った?」
友「俺もさっき着いたばっかだから大丈夫だよ。さ、行こ行こ」
不破「……私が選んだ服、来てくれたんだ」
友「え?ああ。気に入ってるし…それに、不破なら俺がこの服来てくると踏んで、似てるパーカーで来るかなって推理したんだ」
全部筒抜けだった!?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
椚ヶ丘水族館──
友「さて着いたな。水族館来るの何年ぶりだろうな……」
不破「よし。早速見て回ろうよ!」
友「おー。色んな魚がいるな。あっちにはイワシ、あっちはマンボウ……。こっちは…クラゲか?」
不破「凄い……。久しぶりに見たけど、こんな綺麗なんだ…!」
友「ああ…。あ、おい、あんま離れんなよ?」
不破「…えっ。あ、うん…!」
『離れんなよ』…か。
…………。
あぁぁぁ……///。また顔赤くなる……。
暗い水族館で良かった…。
友「不破、あれ見て。あそこカワウソの触れ合いコーナーだってさ!」
不破「ホントだ!」
可愛い……。
カワウソ可愛い……。
ダメだ……思わず笑顔になっちゃう…。
友「………///」
不破「ん?友君もカワウソ触りなよ!」
友「あ……ああ。そうだな。可愛いなーお前。この子の名前は……へー『ユヅキ』って言うのか」
……え?
このカワウソ私の名前と同じなの…?
待てよ……。
…………と言うことは…?
友「『ユヅキ』可愛いな〜。『ユヅキ』〜、なでなでしてあげますよ〜」ニコニコ
………これ友君わざとやってないよね!?
この笑顔……純粋な笑顔だと信じたい!
でも友君意外とSだからわざとな気がする!!
友「お、そろそろイルカショーだって」
不破「行こ行こ!水族館と言ったらイルカショーだよ!」
友「えーっと……『前の座席に座ると水がかかるかもしれません』だってよ?どうする?」
不破「うーん…イルカショーと言ったら水しぶきだし…でも、友君大丈夫?」
友「まぁ、水しぶきくらいなら。毎日顔とか手とか洗ってるし、風呂も入ってるからその程度は大丈夫だよ」
…ということで、前から3列目に座ってイルカショーを見ることに。
そして、数分後にイルカショーが始まった。
不破「お〜!高くジャンプした!」
友「すげぇ…。って、ぶわっ!思った以上に水かかる!」
不破「ほ、ホント…。あーあ…服も髪も濡れちゃったよ…」
友「…………!////」
友(水に濡れてる不破……この前のプールの時は切羽詰まってたから気にしてなかったけど…すげぇ可愛い……///)
不破「………!////」
水に濡れてる友君……この前のプールの時は大変な状況だったら意識してなかったけど……凄くカッコイイ……///
イルカショーも見終わり、まだ見てなかった他のコーナーも見たりして、どんどん時間が過ぎていった。
友「……そろそろ帰るか。大分見て回ったし」
不破「そうだね!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私の家の前──
水族館を出て、電車で椚ヶ丘駅に戻り、
友君は、いつも通り私を家まで送ってくれた。
友「──じゃ、俺は家帰るな」
不破「……友君!…今日は本当にありがとう!南の島…頑張ろうね!」
友「…ああ!」ニコッ
不破「……!じゃ、じゃあね!////」
うぅ…その笑顔反則だよ……///
不破兄「おかえり優月。今日もカレシ君とデートかい?」
不破「デ、デートってわけじゃ!まだ付き合ってないしっ!//」
不破兄「へ〜。『まだ』ってことはこれから付き合う予定があるの〜?」
不破「お兄ちゃん!!もう…私部屋戻るから!」
………。付き合う…かぁ。
あーもう!こんなこと考えてると熱くなってくるよ…!
早く沖縄行く準備しよ…!
………今までで1番力を入れた暗殺計画。成功するといいけど…。
そして翌日……ついに沖縄へ───。
次回から沖縄編……。
先に行っておきます。
友君は女装が一切似合いません。
これが意味すること…勘が鋭い読者さんならわかるでしょう
ごめんなさい。渚ちゃんのところカットです。