真弓兄弟の暗殺教室   作:Ncwe?

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暗殺教室読んでたら少しモチベ上がったので久々に更新します
やったね。すごいね。


第60話 吐きそうな時間

《友 side》

 

新「……対先生ネットをリメイクしたバンダナか…」

 

友「気休めに過ぎないよ…。また発作が出て暴走しだしたらあんなのじゃ止められない…」

 

イトナはフラフラと歩いている。

寺坂達がその後に着いてっている……。

 

寺坂の奴…どうやってイトナの心を開く気だ…?

 

家族を失った人の心を開かせるのは大変だ。

自分がそうだったからわかる。

 

寺坂…どんな作戦を思いついたんだろうか…。

 

不破「寺坂君…きっと何か作戦があるのかな…?」

 

友「流石に何も考えてないのに自分から名乗り出るなんて事ないだろ…」

 

カルマ「……それはどうかな」

 

…え?

 

寺坂「さて、おめーら…。

 

 

どーすっべこれから」

 

 

吉田・村松・狭間「………………は?」

 

…は?

 

カルマ「だって……あのバカだよ?」

 

友「……嘘だろ」

 

 

吉田「考えてねーのかよ何にも!!」

 

村松「ホンッット無計画だなテメーは!!」

 

寺坂「うるせー!4人もいりゃ何か考えあんだろーが!!」

 

コイツら………本当に大丈夫なのか…?

 

狭間「村松んちラーメン屋でしょ?一杯食べたらこの子も気ぃ楽になるんじゃない?」

 

寺坂「お、おお」

 

4人もいて頼りになるの狭間だけかよ…。

 

殺(そう…。とにかく彼の肩の力を抜かなければ。イトナ君が触手の力を必要としているうちは、触手も彼に癒着したまま離れない…。どこかで彼が、力に対する考え方を変えなければ……!)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

村松家─

 

イトナ「………」ズズズ

 

村松「どーよ。マズいだろ?うちのラーメン。親父に何度言ってもレシピ改良しやしねぇ」

 

イトナ「……マズい。おまけに古い。手抜きの鶏ガラを化学調味料で誤魔化している。トッピングの中心には自慢君気に置かれたナルト。四世代前の昭和のラーメンだ」

 

村松(こいつ意外に知ってやがる…!!)

 

村松のラーメンめっちゃ酷評されんじゃん……。

 

まぁ前に食った時ヤバかったけどさ。

勿論、悪い意味で。

 

イトナ(…こんな店、チェーン店でも近くに出来たらすぐ潰れる…。うちの親は勉強してても無惨に負けた…)

 

寺坂「………」

 

吉田「じゃ、次はうち来いよ。こんな化石ラーメンと比較になんねー現代の技術見せてやっから」

 

村松「んだとぉ!?」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

吉田家──

 

吉田の家は…確かバイク屋さんだったな…。

 

吉田「どーよイトナ!スピードで嫌な事なんざ吹き飛ばせ!!」

 

吉田はイトナをバイクの後ろに乗せて走り回す…。

 

友「……てか中学生が無免許でいいのか…?」

 

原「吉田君の家のバイク屋の敷地内だからね。たまにサーキットとかも行ってるらしいよ」

 

友「大分走り慣れてると思ったら……」

 

 

吉田「テンション上がってきたか!?」

 

イトナ「……悪くない」

 

吉田「おっしゃ!じゃーもっと上げてやらぁ!!」

 

 

まぁこれはこれで良い気分転換になりそうだな。

 

吉田「必殺…高速ターンブレーキだっ!!!!

 

 

 

 

 

………あ」

 

 

吉田がブレーキをかけた衝撃で後ろに乗ってたイトナは吹き飛ばされ、近くの茂みに刺さってしまった。

 

……何してんだ。

 

寺坂「バカ早く助けだせ!このショックで暴走したらどーすんだ!」

 

吉田「いやいや…この程度なら平気じゃね?」

 

 

中村「………何にも計画ないみたいだね」

 

矢田「うん…ただ遊んでるだけな気が」

 

あいつらに頼むの失敗だったかな……。

 

カルマ「ま…あいつら基本バカだから仕方ないよ」

 

奥田「あ…でも、狭間さんなら頭も良いから……」

 

んー…狭間はこの中じゃマシな方だけど……。

 

狭間「…復讐したいでしょシロの奴に。名作復讐小説『モンテ・クリスト伯』全7巻2500ページ。これ読んで暗い感情を増幅しなさい。最後の方は復讐やめるから読まなくていいわ」

 

寺坂「難しいわ!!狭間、テメーは小難しい上に暗いんだよ!」

 

狭間「何よ。心の闇は大事にしなきゃ」

 

こういう人だからなぁ…。逆効果になるんじゃねーのコレ……。

 

 

寺坂「もーちょっとねーのかよ!簡単にアガるやつ!だってこいつ頭悪そ……」

 

イトナ「…………」プルプル

 

イトナが震えてる……。まさか……!

 

吉田「やべぇ…なんかプルプルしてんぞ!」

 

村松「寺坂に頭悪いって言われりゃキレんだろ…」

 

狭間「……違う。触手の発作だ。また暴れ出すよ」

 

イトナは再び触手を出した…。

このままだと…寺坂達も危険だ!!

 

村松「に、逃げねーと!!」

 

イトナ「俺は…適当にやってるお前らと違う…。今すぐ…あいつを殺して…勝利を……!」

 

寺坂「…………」

 

吉田、村松、狭間が逃げる中、寺坂は立ち止まり、イトナの方を向いた。

 

吉田「…寺坂!!」

 

寺坂「…おうイトナ。俺も考えてたよ。あんなタコ今日にでも殺してーってな。でもな、テメーにゃ今すぐ奴を殺すなんて無理なんだよ。無理あるビジョンなんざ捨てちまいな…。楽になるぜ?」

 

イトナ「うるさいっ……!!」

 

イトナは触手を寺坂に向かって繰り出した。

 

が、寺坂は前のように触手をガッシリと捕まえた。

 

寺坂「……2回目だし、弱ってるから捕まえやすいわ。吐きそーな位クソ痛てーけどな……」

 

イトナ「………」

 

寺坂「吐きそーといや、村松ん家のラーメン思い出した」

 

村松「あん!?」

 

寺坂「あいつな…。あのタコから経営の勉強奨められてるんだ。今はマズいラーメンでいい。いつか店を継ぐ時があったら、新しい味と経営手腕で繁盛させてやれってよ……。吉田も同じ事言われてた。いつか役に立つかもしれないって」

 

イトナ「……」

 

寺坂「なぁ…イトナ。一度や二度負けた位でグレてんじゃねぇ。いつか勝てりゃあいいじゃねーかよ」ゴッ

 

寺坂はイトナの頭を少し軽く殴った。

 

寺坂「…タコ殺すにしたってな。今殺れなくていい。100回失敗したっていい。3月までにたった1回殺せりゃ…そんだけで俺らの勝ちよ。親の工場なんざそんときの賞金で買い戻しゃ済むだろーが。そしたら親も戻ってくらァ」

 

イトナ「…耐えられない。次の勝利のビジョンが出来るまで……俺は何をして過ごせばいい」

 

寺坂「はァ?今日みてーにバカやって過ごすんだよ。そのためにE組(俺ら)がいるんだろーが」

 

イトナ「………!!」

 

 

カルマ「…あのバカさぁ、あーいう適当な事平気で言う。でもね、バカの一言は…こーいう時力抜いてくれんのよ」

 

 

イトナ「……俺は、焦ってたのか」

 

寺坂「…おう。だと思うぜ」

 

イトナは触手をダランとさせ、さっきよりも優しい表情になった。

 

殺「目から執着の色が消えましたねイトナ君。今なら君を苦しめる触手細胞を取り払えます。大きな力のひとつを失う代わり…多くの仲間を君は得ます。殺しにしてくれますね?明日から」

 

 

イトナ「………勝手にしろ。この触手()も、兄弟設定も、もう飽きた」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~〜~~~~~~~

 

翌日─

 

 

前原「お、来たかイトナ。もう壁壊して入って来んのは無しな!」

 

 

不破「おはよーイトナ君!」

 

友「似合ってんじゃん。そのバンダナ」

 

 

 

倉橋「おは〜」

 

新「やっほ〜。これからよろしくね〜」

 

 

 

殺「おはようございますイトナ君。気分はどうですか?」

 

イトナ「…最悪だ。力を失ったんだから

 

 

でも、弱くなった気はしない。最後は殺すぞ……殺せんせー」

 

 

“問題児”堀部糸成は、これでようやく俺らのクラスに加入した。

 

 

 

 

イトナ「おい村松、金が無い。吐くの我慢するからタダでラーメン食わせろ」

 

村松「あァ!?」

 

 

 

………因みに寺坂グループだ。

 

 





~~~の中に一つだけ〜が混じってることに気づいた人は何人いるかなぁ?(謎の遊び心)
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