《友 side》
俺は勢い良く歳に攻撃を仕掛ける。
が…簡単に避けられてしまう。
友「クソッ……」
歳「どうしたんだ…?そんな攻撃じゃ当たらないよ」
その後も攻撃を続けるが、躱されたり、剣で弾かれてしまう。
友「ぐあっ……!?」
歳は俺の腹に蹴りを入れてきた。
俺は少し後ろに飛ばされてしまう。
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《新 side》
………兄貴が押されている。
歳は兄貴の攻撃を軽々と避けている。
兄貴も歳の攻撃を何とか避けているが…余裕が無さそうだ。
……兄貴の顔を見たらわかる。
多分……怒りで冷静さを失っている。
何とかして…冷静さを取り戻さないと……!!
その時…隣から銃声が鳴った。
古見が……歳に向かって撃ったのだ。
新「なっ…何を…!?」
古見「……真弓友!!怒りに任せて戦うんじゃない…!!それでは…歳には勝てない…!!」
友「………!」
古見……!
新「…古見の言う通りだ!!いつもの冷静さを取り戻せ!!バカ兄貴!!」
友「…………」
殺「新君達の言う通りです。怒りに任せた戦闘で彼に勝てるはずがない。いつもの君なら……きっと勝機が見えるはずです」
友「……」
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《友 side》
友「……ふ〜。何とか落ち着いた…」
歳「…………困るな。君に殺す気で来てもらわないと…」
友「安心しろよ…。お前への敵意は一切変わってねぇから…。でも、ここからは俺のターンだ」
歳「フン……何をするつもりだ」
俺はポケットから『奥田製カプセル煙幕』を取り出す。
そして、地面へと投げて発動させる。
歳「煙幕………!?」
俺は素早く歳の方へと走る。
そして…歳の腰についていたリモコンを取った。
歳「何……!?リモコンを…!?」
歳はすぐさま攻撃するが…もうそこに俺はいない。
煙幕が晴れていく。
俺は歳からかなり離れていた。
俺が手にしたリモコンには…檻の扉を開けるボタンがあった。
友「…………このボタンか」
俺はボタンを押した。
すると、殺せんせー達が入ってる牢屋と、近藤さん達が入ってる牢屋の鉄格子が上がっていく。
そして…殺せんせーはマッハで歳の元へ近付いた。
殺「私の生徒を巻き込んだあなたは許しません…。これ以上戦闘を続けるようなら…私が手入れしてあげましょう…」
歳「……………参ったな」
近藤さん「どうする?こちらは30人近くいる」
カルマ「もう降参した方がいんじゃなーい?」
新「それとも…殺る気?」
歳「……はは…ははははは!いやぁ…まさか檻を開けるためのリモコンを取るだなんてね…。君は本当に面白い……!が…それも終わりさ。今日は退こう。だが…次は決着をつける。3学期頃…再び君の前に姿を現すよ。See you また会おう……」
歳は走り去っていく。
友「ま…待て…!」
俺は追いかけようとしたが…殺せんせーに止められた。
殺「深追いはよしましょう。それよりも…君は休んだ方がいい。超体育着を着ているとはいえ…身体中ボロボロですよ」
友「………はい」
新「…兄貴……」
友「…ありがとな。新、古見、殺せんせー。皆がいなかったら…俺負けてたかも…」
新「……ダメな兄貴を叱るのも弟の役目だからな」
友「……!…ああ!」
不破「……うーん…」
その時…優月の声がした。目を覚ましたようだ。
不破「こ…ここは……」
友「優月…!良かった……!!」
不破「私………そうだ…歳に誘拐されて…洗脳されて…!」
友「無事で良かった……。本当に……」
不破「………。ごめんね…友君。私…友君を守るって言ったのに…友君を傷つけて……。歳の洗脳に負けないように頑張ったけど……それでも…」
友「良いんだって。悪いのは歳だ。自分を責めるんじゃない…」
不破「でも……私…洗脳されてたとは言え…友君の事殺そうとして…私…友君の恋人失格なんじゃ……」
友「そんな事ない!!」
無意識に…大声を出してしまった。
友「優月は悪くないよ…。あいつの洗脳の
不破「……!///」
カルマ「お、言うね〜」
友「おいカルマ!中村!お前ら今の録音したろ!」
カルマ「なんの事〜?」
中村「ちょっとよくわかんな〜い」
コイツらこんな時まで……!!
友「……あ、そうだ不破……。さっきの…ごめんな」
不破「え…?さっきのって……」
友「覚えてないならいいんだけど…その…お前を洗脳から解くためにした事……///」
不破「……っ!!///////」
優月の顔が一瞬で赤くなった。多分覚えてる…。
友「ご…ごめんな……その…初めて…だった?」
不破「…う……うん…でも……///」
友「でも…?」
不破「………ファーストキスだったけど…友君なら…いいよ……///」
……………!!/////
それは…反則だっつーの…!!
友「………そ…そうか。俺も…初めてだったけど…初めてが優月で…良かった……/////」
不破「……!////」
カルマ「ねーねー。ラブラブなとこ悪いけど皆見てるよ〜?」
友・不破「あっ…………!!////」
中村「録音はバッチリよ」
岡島「撮影もな」
前原「よし。よくやった」
ああああああああぁぁぁ!!!!
もうダメだ!恥ずかしすぎる…!!!
殺「ヌルフフフ……」
このタコはピンク色になりやがって…!
土方さん「……お前らがイチャついてる間にこのタコから説明された。お前ら…このタコの暗殺を任されたんだってな…」
総七「ようやく説明がついたよ…。E組の不気味なまでの成長ぶり…」
近藤さん「それに…剣術道場での成長もだ。暗殺の訓練してりゃあ、道場に来なくても剣術の技術(スキル)は上がるってわけだ」
山崎「先輩…。僕らの知らないところで色々と頑張ってたんですね…」
友「…E組の秘密知っちゃったか〜…。ま…いいけどさ。………近藤さん、土方さん、これからも御指導お願いします。殺せんせーを殺すためにも……!」
土方さん「……おう」
近藤さん「ああ!」
殺「今日のところは皆さん帰って疲れを癒しましょう。友君、君はとても頑張りました。ここまで成長してくれて先生は嬉しいですよ」
友「……殺せんせー。
顔が薄ピンク色のせいで成長の意味が変わってきそうなんだけど、その成長って強さの方だよね?」
殺「にゅやっ!?……あ、当たり前じゃないですか〜」ピューピュー
絶対違うじゃねーか!!!
とりあえず…殺せんせーの言う通り各々帰っていった。
が……俺は1人だけ土方さんの家に呼ばれた。