真弓兄弟の暗殺教室   作:Ncwe?

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第78話 剣術の時間-4時間目

《友 side》

 

俺は勢い良く歳に攻撃を仕掛ける。

 

が…簡単に避けられてしまう。

 

友「クソッ……」

 

歳「どうしたんだ…?そんな攻撃じゃ当たらないよ」

 

その後も攻撃を続けるが、躱されたり、剣で弾かれてしまう。

 

友「ぐあっ……!?」

 

歳は俺の腹に蹴りを入れてきた。

俺は少し後ろに飛ばされてしまう。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

《新 side》

 

………兄貴が押されている。

 

歳は兄貴の攻撃を軽々と避けている。

 

兄貴も歳の攻撃を何とか避けているが…余裕が無さそうだ。

 

……兄貴の顔を見たらわかる。

 

多分……怒りで冷静さを失っている。

 

 

何とかして…冷静さを取り戻さないと……!!

 

その時…隣から銃声が鳴った。

 

古見が……歳に向かって撃ったのだ。

 

新「なっ…何を…!?」

 

古見「……真弓友!!怒りに任せて戦うんじゃない…!!それでは…歳には勝てない…!!」

 

友「………!」

古見……!

 

新「…古見の言う通りだ!!いつもの冷静さを取り戻せ!!バカ兄貴!!」

 

友「…………」

 

殺「新君達の言う通りです。怒りに任せた戦闘で彼に勝てるはずがない。いつもの君なら……きっと勝機が見えるはずです」

 

友「……」

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

《友 side》

 

友「……ふ〜。何とか落ち着いた…」

 

歳「…………困るな。君に殺す気で来てもらわないと…」

 

友「安心しろよ…。お前への敵意は一切変わってねぇから…。でも、ここからは俺のターンだ」

 

歳「フン……何をするつもりだ」

 

俺はポケットから『奥田製カプセル煙幕』を取り出す。

 

そして、地面へと投げて発動させる。

 

歳「煙幕………!?」

 

俺は素早く歳の方へと走る。

 

そして…歳の腰についていたリモコンを取った。

 

歳「何……!?リモコンを…!?」

 

歳はすぐさま攻撃するが…もうそこに俺はいない。

 

煙幕が晴れていく。

 

俺は歳からかなり離れていた。

 

 

俺が手にしたリモコンには…檻の扉を開けるボタンがあった。

 

友「…………このボタンか」

 

俺はボタンを押した。

 

すると、殺せんせー達が入ってる牢屋と、近藤さん達が入ってる牢屋の鉄格子が上がっていく。

 

そして…殺せんせーはマッハで歳の元へ近付いた。

 

殺「私の生徒を巻き込んだあなたは許しません…。これ以上戦闘を続けるようなら…私が手入れしてあげましょう…」

 

 

歳「……………参ったな」

 

 

近藤さん「どうする?こちらは30人近くいる」

 

カルマ「もう降参した方がいんじゃなーい?」

 

新「それとも…殺る気?」

 

 

歳「……はは…ははははは!いやぁ…まさか檻を開けるためのリモコンを取るだなんてね…。君は本当に面白い……!が…それも終わりさ。今日は退こう。だが…次は決着をつける。3学期頃…再び君の前に姿を現すよ。See you また会おう……」

 

 

歳は走り去っていく。

 

友「ま…待て…!」

 

俺は追いかけようとしたが…殺せんせーに止められた。

 

殺「深追いはよしましょう。それよりも…君は休んだ方がいい。超体育着を着ているとはいえ…身体中ボロボロですよ」

 

友「………はい」

 

新「…兄貴……」

 

友「…ありがとな。新、古見、殺せんせー。皆がいなかったら…俺負けてたかも…」

 

新「……ダメな兄貴を叱るのも弟の役目だからな」

 

友「……!…ああ!」

 

不破「……うーん…」

 

その時…優月の声がした。目を覚ましたようだ。

不破「こ…ここは……」

 

友「優月…!良かった……!!」

 

不破「私………そうだ…歳に誘拐されて…洗脳されて…!」

 

友「無事で良かった……。本当に……」

 

 

不破「………。ごめんね…友君。私…友君を守るって言ったのに…友君を傷つけて……。歳の洗脳に負けないように頑張ったけど……それでも…」

 

友「良いんだって。悪いのは歳だ。自分を責めるんじゃない…」

 

不破「でも……私…洗脳されてたとは言え…友君の事殺そうとして…私…友君の恋人失格なんじゃ……」

 

友「そんな事ない!!」

 

無意識に…大声を出してしまった。

 

友「優月は悪くないよ…。あいつの洗脳の技術(スキル)が高かっただけさ。ヒロインを助けるのが主人公の務め…だろ?優月は…いつまでも俺の大切な恋人だから…!!」

 

不破「……!///」

 

カルマ「お、言うね〜」

 

友「おいカルマ!中村!お前ら今の録音したろ!」

 

カルマ「なんの事〜?」

 

中村「ちょっとよくわかんな〜い」

 

コイツらこんな時まで……!!

 

 

友「……あ、そうだ不破……。さっきの…ごめんな」

 

不破「え…?さっきのって……」

 

友「覚えてないならいいんだけど…その…お前を洗脳から解くためにした事……///」

 

不破「……っ!!///////」

 

優月の顔が一瞬で赤くなった。多分覚えてる…。

 

友「ご…ごめんな……その…初めて…だった?」

 

不破「…う……うん…でも……///」

 

友「でも…?」

 

不破「………ファーストキスだったけど…友君なら…いいよ……///」

 

……………!!/////

それは…反則だっつーの…!!

 

友「………そ…そうか。俺も…初めてだったけど…初めてが優月で…良かった……/////」

 

不破「……!////」

 

 

カルマ「ねーねー。ラブラブなとこ悪いけど皆見てるよ〜?」

 

友・不破「あっ…………!!////」

 

中村「録音はバッチリよ」

 

岡島「撮影もな」

 

前原「よし。よくやった」

 

ああああああああぁぁぁ!!!!

 

もうダメだ!恥ずかしすぎる…!!!

 

殺「ヌルフフフ……」

 

このタコはピンク色になりやがって…!

 

土方さん「……お前らがイチャついてる間にこのタコから説明された。お前ら…このタコの暗殺を任されたんだってな…」

 

総七「ようやく説明がついたよ…。E組の不気味なまでの成長ぶり…」

 

近藤さん「それに…剣術道場での成長もだ。暗殺の訓練してりゃあ、道場に来なくても剣術の技術(スキル)は上がるってわけだ」

 

山崎「先輩…。僕らの知らないところで色々と頑張ってたんですね…」

 

友「…E組の秘密知っちゃったか〜…。ま…いいけどさ。………近藤さん、土方さん、これからも御指導お願いします。殺せんせーを殺すためにも……!」

 

土方さん「……おう」

 

近藤さん「ああ!」

 

殺「今日のところは皆さん帰って疲れを癒しましょう。友君、君はとても頑張りました。ここまで成長してくれて先生は嬉しいですよ」

 

友「……殺せんせー。

 

 

顔が薄ピンク色のせいで成長の意味が変わってきそうなんだけど、その成長って強さの方だよね?」

 

 

殺「にゅやっ!?……あ、当たり前じゃないですか〜」ピューピュー

 

 

絶対違うじゃねーか!!!

 

 

とりあえず…殺せんせーの言う通り各々帰っていった。

 

 

が……俺は1人だけ土方さんの家に呼ばれた。

 

 

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