《新 side》
椚ヶ丘の学園祭はネット等で日本中で話題になっていて、色々な場所から色々な人が来ることになる。
新「…はぁ」
村松「何ため息ついてんだよ。とっとと仕事しろ仕事!」
俺は村松や原と共に料理担当だ。
なのだが、俺は2人とは違って外に顔を出すことは出来ない。
帽子とかサングラスとかを付ければ出られるが流石にその姿で接客するのは不自然すぎるし…。
村松「そんな出たいなら出たらいいじゃねーか。つーか、むしろお前が矢田と下で接客した方が客来るんじゃねーの?」
新「そんなことしたらまた週刊誌撮られるだろ…」
村松「あー…。それもそうか」
原「アイドルって大変だね…」
新「まぁ…その分楽しいけどね」
なんて話していると、すこし外が騒がしい。
チラッと窓から見てみると…。
杉野「何しに来たんだよ」
カルマ「また女子でも拉致るつもり~?」
新「…?あの高校生誰だ?」
原「あ、確か修学旅行の時に4班とトラブったっていう…」
村松「そういやそんなこともあったな…。そんときゃ俺は寺坂や吉田と一緒にクラス内で浮いてたが…」
修学旅行……ってことは大分前だな。確か俺は仕事で行ってない上に、まだA組だったな…。
リュウキ「もうやってねーよ…。どっかの学校みたく化け物先公に出てこられちゃたまんねーしな。だが、別に力を使わなくても台無しに出来る。例えば、ここのメシがクソマズいと叫びまくったり……ちょいとネットでてぶやたりなァ」
……どうやら大分性根が腐ってるらしい。
杉野「……!」
リュウキ「オラ、早く出せよ」
奥田「か…看板メニュー…どんぐりつけ麺です……」
不良A「うおーうまそーー!!」
不良B「なーリュウキ君!モンブランも頼んでいい!?」
不良C「俺も魚の燻製喰ってみてぇ!!」
リュウキ「はしゃぐな!!バカがバレんだろうが!!」
もう大分バレてると思うけどな…
リュウキ(こんなモン…中坊の思いつきだ。1口喰ったら吐いてやる…!
う………うめぇ……!!!!)
友「漫画で言うと8ページぐらいかけてリアクション取らせたかった」
不破「でもそれは他の作品の独壇場だわ」
おーい漫画好きカップル何言ってんだ?
村松「いけるだろ。みっちり1週間研究したからよ」
不良D「確かにラーメンだけど…喰ったことねー味だ」
村松「くせの強い食材ばっかで苦労したぜ。究極のバランスを求めた結果の豚骨醤油どんぐり麺よ」
うーん。流石だ。村松の店は将来繁盛するだろう。ていうかテレビや雑誌で言いたいくらいだ。
イトナ「村松にしては奇跡の味だ。マズさが売りのキャラが崩れる」
村松「うるせーイトナ!てめーも働け!!」
不良B「他のも喰おうぜ他のも!!」
不良C「なんだこのタマゴタケって!喰ったことねぇ!」
リュウキ「てめーら!!マズいって言え!マズいって!」
イリーナ「え?マズいの?あらぁ…うちの生徒の料理…お口に合わなかった…?」
不良共「マブい!!!!!!!」
やべぇ。対バカ男用最終兵器が来た。
リュウキ「いやいやいや!超ウメーっス!」
イリーナ「そーお?じゃこの柿とビワのゼリーとかいかが?私の肌と丁度同じ柔らかさよ」
リュウキ「喰うっス!」
イリーナ「いっそ全メニュー食べてくれたら嬉しいな~」
リュウキ「え…で、でも金が……」
イリーナ「駅前にあるわよ。A、T、M……」
不良共「下ろして来るっス!!」
イリーナ「はぁい待ってるわ♡」
貢ぎコース確定した……。
木村「山のふもとで矢田が客引き、頂上にはビッチ先生……。師弟コンビ恐るべしだな」
竹林「ただ…やっぱり客足伸びないね。立地の割にはよくやってるとは思うけど」
殺「まだ一日目。勝負はこれからですよ。菅谷君のポスターに、岡島君の食品写真。狭間さんのメニュー解説文。三村君の特設ホームページ。客の興味を引ける材料はそろっています」
イトナ「偵察しているが、客の興味を引くのならA組の方が上手だ。客席を半分に区切り、片方のステージが終わったら仕切りを閉じて客を出す。すぐさま反対のステージで次が始まる。1回入場する時は500円払い、飲み食いはタダ。何度もリピートで入場を繰り返していくうちに利益が溜まっていく」
殺「うーん…。流石浅野君ですねぇ」
木村「バンド演奏クオリティ高ぇな…。こんなヤツらに売上で勝つ手あんのか?って…ん?」
竹林「イトナ大丈夫か?映像、大分乱れているけど…」
イトナ「マズいな。予期せぬ
殺「なるほど…。では、あの2人に行かせるのはどうでしょうか」
木村「あの2人…?」
殺「ええ。では、まずは倉橋さんを呼んできてください」
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《友 side》
近藤さん「よう友!来てやったぞ!」
友「近藤さん達!」
沖田「おい達でまとめてないで名前呼べよ」
友「いやいちいち読んでたら文字数かかるだろ?」
渚「友君…?」
近藤さん、土方さん、総七、ザキ、イツさんの5人が来てくれた。仕方ないから全員名前呼んだ。
イツさん「不破ちゃん久しぶり。最近会えてなかったね」
不破「イツさん!お久しぶりです!」
イツさん「友君と上手くいってるみたいで嬉しいわ」
不破「ちょ…!/// イツさんやめてくださいよ!////」
総七「こんな山奥なのに大分客来てるな。まぁどんぐりつけ麺始め全メニュー美味そうだしな!」
山崎「僕山の幸沢山食べたいです!!」
友「おうどんどん食べてけ!」
土方さん「……」
土方さんがじっとこっちを見つめてくる。
土方さん「なぁ。新はどこだ?」
友「新なら教室内で料理作ってますよ。活動休止中とはいえアイドルなんで、あんまり顔出せないですから」
土方さん「……そうか」
友「……」
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《新 side》
新「………」
剣術道場の人達が来たようだ。
…でも、顔を出すわけにはいかない。
アイドルだから…というわけではない。
もちろんそれもあるけれど……。
思い出したくない記憶を……思い出しそうになるから…。
村松「………おい新。どーしたさっきから。手止まってんぞ」
新「あ、ああ。ごめん」
倉橋「ねぇ…新君」
新「え…?………倉橋?」
いきなり後ろから声をかけられ、振り向くと倉橋がいた。
倉橋「実はね、その…殺せんせーからお願いされて。イトナ君が偵察の為に送ってた小型ドローン?みたいなのが壊れちゃったみたいで、新しいのを本校舎までもっていって壊れちゃったのを回収しにいかないといけないんだって」
新「あー…なるほどね。で、それを俺と倉橋に取りに行ってほしいと?」
倉橋「う、うん。そういうこと」
新「んー…俺はいいけど…」
俺はチラッと村松と原の方を見る。
原「気にしないで行ってきていいよ!」
村松「おう。ちょっくら一休みしてこいよ」
新「そ、そうか?ありがとう!じゃあ、サングラスと帽子取ってくる!」
俺は急いで荷物を取りに行った。
倉橋「……ふぅ」
原「……陽菜乃ちゃん、頑張ってね!」
倉橋「ふぇっ…!?な、なにが!?///」
村松「殺せんせー……絶対狙ってるよな」
倉橋「村松君まで…な、なんの事!?///」
原「さーあ?なんの事だろうね~」
村松「さて、料理の続きしますかね」
倉橋「ちょ、ちょっと……!!///」
新「お待たせ倉橋。じゃ、行こっか」
倉橋「ひゃっ!し、新君…!いつの間に…!」
新「え、今来たところだけど…」
急いで来たら驚かれてしまった……。
倉橋「じゃあ……い、行こ!」
新「あ、ああ」
こうして、俺と倉橋は本校舎へと出発した。
どうもお久しぶりです。
最近めっきり投稿しなくなって、このシリーズも失踪かよと思われた方もいると思います。
なんで投稿しなくなったかというと、理由は2つ。
1つ目は、学業の方が忙しくなったこと。
2つ目は、小説を書こうという気が起きなかったこと。
これらの理由から、しばらく書いていませんでした。
ちなみに、今もこの話以降のストック無いのでまた次の投稿も大分後になるかと思われます。
そして最後に、このシリーズについて。
この話以降のストックが無い=もう書く気がない、ということでさようなら……という訳ではなく、まだ書いてませんが、ちゃんと完結させるつもりです。
自分自身、完結せずに途中で勝手に終わっちゃうのは好きでは無いので、無理やりにでも続けて完結させます。いつ頃になるかはわかりません。2~3年くらいかかっちゃうかもしれません。でも、完結はさせてみせます。頑張ります。ええ頑張りますとも。(内心不安)
以上。後書きでした~。