あとはG2以下体操服の神アプデの喜びも共有したい!!!!
ウンス実装されたし、あとはデュアルブースター師匠が来たら悪魔の力を身につけよう(ウマーマン)
次の投稿は月末頃です!! 引っ越しとか色々あって忙しいので。。。
Side:オリ主
菊花賞を勝利したのはマチカネフクキタルだった。
スズカはハナ差の2着。最終直線での劇的な二人の競り合いには思わず興奮し声を上げてしまったが、ウマ娘を愛するものならば……いや、例えウマ娘を知らなかったとしても、あの光景を目の当たりにすれば誰もが叫ばずにはいられなかっただろう。京都レース場のスタンドを揺るがした13万人分の歓声がそれを証明している。
あとゴール直後の二人のやり取りが客席から見てて凄く尊かった。大の字で寝転がるスズカと座り込んだフクキタルが笑顔でお互いの健闘を称えながら握り拳ごっつんことかアオハルかよ友情百合最高ですもっとやれ。
グラスペが至高であり最優先だがフクスズも成し遂げ……いや、ツーラビッツノーラビットの精神を忘れてはいけない。恐らくシニアでもライバル関係が続くだろうから成り行きに任せて見守ろう。
「~続く winning the soul」
その後のウイニングライブは大成功で終わった。
勿論、スズカの三冠を期待しフクキタル勝利という結果に落胆している人も多かっただろう。
だが、ラストの二人の熱い走りを見て、その後の百合咲き誇るやり取りに胸を打たれたからか、センターで汗を散らして歌い踊るフクキタル達に向けて大きな歓声が上がっていた。これにはかつてオグリ先輩にマジギレして「無礼るなよ」と言い放った伝説を持つカイチョーもニッコリ。ん? そうなるとカイチョーって今いくつ……うっ……頭が……。
それに自分としても、神戸新聞杯の時のようにグラス達が殺気立たないか心配だったのだが安心してライブを楽しめた。
あと近くで、
「ひょえええええええ~~~~っ!! ムリムリムリ耐えられない尊い後光が見えるしゅきいいいいいいっ!!」
と奇声を上げる見知らぬウマ娘には驚いたがそうなってしまう気持ちは分かる。
winning the soulは曲も歌詞も振り付けも演出もどれもカッコよすぎるしスズカ達ウマ娘は最高に可愛い。
これがクラシック三冠の伝統曲であり、私もスズカやグラス達と一緒にダンストレーニングをしたから平静を保てているが、それがなければ目もあてられないような無様を晒していただろう。
そこの見知らぬウマ娘は……うん、まあ、ね。ライブ後に救急車も警察も来ていないからヨシ!!
そして、私達チームリギルの面々はトレセン学園に戻ってきた。
夜は深い。グラウンドのナイター照明は既に消え、ポツポツと街灯が辺りを照らしている。
レースとライブの反省会は明日行うと言われ学園に戻ってきてからすぐ解散したが、私だけ呼び止められおハナさんのトレーナー室に来ている。スズカは先に寮に行って貰った。
「すまないな、遅い時間なのに呼び止めてしまって」
「いえ、トレーナーこそ疲れているでしょうし……それで、私に何かご用でしょうか」
「…………」
「えっと……何か?」
「他にウマ娘が居る時との差が……な。どうも慣れん」
いやもう1年以上の付き合いなんだから慣れてくださいよおハナさん。
あと、仮に推しのアイドルグループと同じ空気を吸ったドルオタがいたとして、それが挙動不審にならないわけ無いでしょう?(偏見)
「まあそれはいい。手短に済まそう」
おハナさんはそう言ってタブレットを差し出してくるので受け取って内容に目を通す。ふむふむ。
「復帰戦と……シニアでの目標レースですか」
「ああ。復帰戦は年明けの中山金杯の予定だ」
中山金杯は1月に中山レース場で行われる芝2000のG3レースとプリントにはある。他には金鯱賞、大阪杯、宝塚記念、毎日王冠。そして、ちゃんと目標に天皇賞(秋)が入っていて一安心だ。
「チームとしてお前には長距離を走らせるのがベストなんだがな」
私が目標レースを見て安堵したのが伝わったのか、そう言うおハナさんは苦笑気味。
リギルの同世代メンバーは中距離のサイレンススズカ。マイル短距離のタイキシャトルの二人で長距離が得意なステイヤーは居ない。あとは今シニアのエアグルーヴパイセンも中距離ウマ娘だ。パイセンは来年いっぱいでトゥインクルシリーズからドリームトロフィーリーグに移籍するらしいが。
スズカは菊花賞で2着と善戦したが、クラシックより適性や経験の差がはっきり出てくるシニアの長距離レースは彼女には厳しいだろうからおハナさんの言葉は尤もだ。それでも中距離を走らせてくれるのは感謝しかない。
「ありがとうございます。トレーナー」
「トレーナーとして当然の事をした……と言いたいが、トゥデイ」
おハナさんに真剣な目を向けられて、私は思わず背筋が伸びる。
「スズカはまだまだ速くなるぞ」
「……」
「お前の努力は認めよう。だが、それで追い付けるような相手では」
「……トレーナー、違います」
「何?」
首を横にふって否定するとおハナさんは怪訝そうに眉をひそめた。
確かに自分と、スズカ達みたいな元がスターホースのウマ娘はゲームのキャラで表すならレア度? 星の数? といった部分が異なる。例えるなら自分は★1。スズカは★3だ。初期ステも伸び幅も伸び代も違う。
「スズカに追い付く? いいえ。追い越して前を走るんです。横に並ぶんじゃダメなんです」
だからといって諦める理由にはならない。ステータスで劣っていても、それを補う手を増やせばいい。
限界なんて、押さえ付けて叩き潰して踏み越えてしまえばいい。
それに、前を走らないと沈黙の日曜日でスズカの走りを抑えられないからね。いや正直原作通りに起こるのか分からないけど、起こらないとも断定は出来ない。なら起こると仮定しておいた方がいい。
「……呆れた。よくもまあ、二冠のダービーウマ娘相手にそんな事言えるわね」
そう言って苦笑いしながら肩をすくめられてしまう。口調が変わったのは気が抜けたからか。
「スズカは……スズカですから」
グラスペの前には二冠とかダービーとか関係ねえ!! いや正直ハードル高いけども。
「……そう。なら、中山金杯、しっかり獲ってきなさい」
「はい、トレーナー」
そのやり取りで話しは終わりタブレットを返却する。
「では、お先に失礼します」
「ええ、寝る前にちゃんとマッサージとストレッチするようにね」
「はい」
「「あ」」
そして一人廊下を歩いていると、扉を開けて出てきた沖野Tと遭遇した。
「お前さんは……トゥデイグッドデイか。こんな時間にどうした? もう門限は過ぎてるぞ」
「東条トレーナーと先程までお話してまして、寮長は承知してます。沖野トレーナーは……お仕事ですか?」
「ああ、そんなところだ」
顔は少しやつれているし髭は伸びているし目の下には隈がある。沖野Tの姿は何となく前世で社畜だった自分を思い出す。彼の出てきた部屋は明かりをつけたままなので、まだ仕事を続けるつもりなのだろう。
そういえば、風の噂だが少し前からスピカのメンバーがどんどん抜けているらしい。ここは原作通りのようなのでいずれスズカの走りを見て「日本一のチームを作る」という夢を思い出して再起する筈だ。
……するよな? これまでの原作ブレイクがあるからかなり不安だ。
スピカ解散は流石にまずい。スペシャルウィークを育て上げるのは沖野T以外には出来ない……いや、おハナさんならいけるか? ただ、スペのリギル加入ルートは非常に魅力的だがエルコンドルパサーが居る限り難しいだろうし、それにスズカの走りの他に彼を再起させられる事があるのか分からない。だから、あの出会いのシーンを再現するために自分が動いた方がいい筈。
今後の方針に思考が傾いてぼーっとしていたようで、沖野Tが「どうした?」と訝しげな視線を向けてくる。
「いえ、何でもありません」
「そうか? ……ならいいが、無理はしないようにな」
自分が悩んでいるのを察したんだろう。しっかりとこちらの目を見てそう言う沖野T。
ただ、彼の方が無理しているのは明らかなので少し反応に困る。
「沖野トレーナーこそ無理はダメですよ」
「ハハッ、無理なんかしてないっての。どう見たってピンピンしてるだろ?」
どう見ても深夜テンションでハイになっているだけの社畜なんだが。
百合の園に踏み入っているのは許せないが彼はとても良い人だ。それにウマ娘を愛する同志でもある。これ以上無理をさせると体調を崩すだろうし、それは彼の担当するウマ娘にも迷惑がかかるだろう。
一発ぶん殴って気絶させてからトレーナー室のソファにでも放り込んどけばいいだろうか。
そんな物騒な結論が出た所で、沖野Tの背後に忍び寄る影に気づいた。
「あ」
「ん?」
「うちの子に何をしているのかしら?」
おハナさんである。肩に鞄を提げているから帰宅する所だろうか。
「おぉ、お疲れさん」
「お疲れさん、じゃないわよ。トゥデイの引き抜きでもしてたのかしら?」
「おいおい、それはかなり魅力的だが俺はそんな外道じゃないぞ」
つまりスズカに大逃げを指示した挙句に引き抜いたアニメの沖野Tは外道だった?
いやまあスズカのウマ娘としての幸せを考えた結果なんだろうけど事後承諾は流石に……前世社畜としては戦慄モノですよ。
あとスピカ移籍ルートのフラグはやっぱり無いんですね。分かってはいたけど少し未練が。
その後、おハナさんが「こいつは私が何とかしておくから帰りなさい」と沖野Tを引き受けてくれた。
多分、あのバーにでも行くんだろうなあ。これで付き合ってないって……もしかして沖野Tはホ……いや、やめておこう。
そして暫し時が経ち。
<サイレンススズカが逃げる! 逃げる!! 日本の、世界の、名だたる強豪達を置き去りにして今サイレンススズカが1着でゴールイン!!!! 逃げ切った!! 異次元の逃亡者が逃げ切りましたジャパンカップ!!!!>
スズカがジャパンカップを勝利した。
原作ブレイクもここまで来ると笑えて来る。膝も笑ってるって? これは武者震いだが????
なお、菊花賞でスズカに勝利したマチカネフクキタルは足の具合が良くないらしくジャパンカップは見送り。
以前、神社で階段トレーニングをしている時に偶然顔を合わせ、菊花賞での声援のお礼と一緒にその事を伝えられた。
また、スズカは連戦の疲労から有馬記念は回避するらしい。確か史実だと12月に何かレースに出ていたような気がするが……まあ、今更だろう。
沖野Tとスピカの様子は……復帰戦が年明けすぐという事もありトレーニングが忙しくあまり確認できていない。
原作だと沖野Tとスズカの出会いはバレンタインステークスの前、つまりは年明け以降だったからまだ先の筈だが……なんだろうこの胸騒ぎは。
「あら? あの人だかりは……何かしら」
スズカと一緒に登校していると、人だかりが出来ているのに気付いた彼女が足を止めた。
学園の正門から校舎へと続く一本道の途中にある掲示板。普段は学内イベントのお知らせだったりチーム募集のポスターなどが貼られている場所。その前にウマ娘が集まっている。マルゼン姐さんもいる。
「なぁにこれぇ」
「ないわー」
「あら、イケイケじゃない」
「えぇ……」
嫌な予感がする。特にマルゼン姐さんが高評価なのが。
「あ、スズカちゃんとトゥデイちゃん。ねえ、貴女たちもこのポスター、バッチグーだと思うわよねっ」
「えっ、スズカって……」
「サイレンススズカさん?」
「異次元の逃亡者……あ、トゥデイちゃんさん」
マルゼン姐さんの言葉にモーセの如く人垣が割れる。2冠ウマ娘にしてジャパンカップを制したスズカのネームバリューは凄まじい。
「ポスター、ですか?」
「そうそう、私はとってもイイと思うのよ。ナウなヤングにぴったりよね!!」
「は、はあ」
あ、ああ……。
ナウイあなた
チームスピカに
入れば
バッチグー!!
「えっと、すみません……これはちょっと……」
「えぇ~~~~~っ!? トゥデイちゃん、貴女はどう……」
「スズカ、沖野トレーナーって知ってる?」
「え? ええ、このチームスピカのトレーナーよね……話したことは無いけど」
ですよねー。
だって大体一緒にいたもん(吐血)
そして、この元号を間違えたようなセンスのポスターがあるという事実が示すことはただ一つ。
いつの間に沖野T復活したんですか?????????????????????
「ポスター貼ってきたデースッ!!」
「おう、ご苦労さん」
「エルコンドルパサー」
エルの育成ストーリーだと挫折のきっかけは98世代の同期と走ったダービーやその後の毎日王冠の最速の機能美さんですが、この世界線だと早い時期にもっと大きな壁があると思った(B70)
ピルサドスキーとエアグルーヴはすまぬ……菊花賞やその他レースだと思いの差からエルが折れてくれないんだ……。
デイカス復帰戦はG3中山金杯。すまぬグルメフロンティア。
いきなり金鯱賞も考えましたが流石に復帰戦だと無理があると思った。
いや菊花⇒ジャパンカップローテもアレだけど……。
あとスズカはリギル残留です。今のスズカが沖野Tに夢を思い出させる走りが出来るかというと……ね? 沖野Tの心情的にも。
それに伴い沖野Tの再起のきっかけになるウマ娘もエルに変更。その話はまた今度。
デイカスは唐突に生えたエルスペフラグに震えて眠る。
ではまた~
一般参加デジたんがストーリーに絡むことは無いです。
【再掲】完結後の秋天IFルートで一番読みたいのは?(好みの調査です。感想への誘導が規約違反だったので再掲)
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秋天逃げ切り勝利√
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秋天故障半身不随√
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スズカ告白√
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一番いいのを頼む(↑上3つ混ぜ混ぜ)
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その他(活動報告にどうぞ)
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答えだけ見たい方向け