転生オリ主ウマ娘が死んで周りを曇らせる話   作:丹羽にわか

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 因子厳選を始めてみたんですが心折れたので初投稿です。
 B4C1の時に必ずCのステが青因子になるこの現象はなんぞ? 赤白めっちゃいい青因子★1テイオーがいっぱい……チカレタ……


 今回からSide:○○○は基本的にそのキャラ視点の一人称にしてみます。カサマツの時にやってみて書きやすかったので。

 デイカス視点はテンポ重視で日記風な書き方で。こんなスッカスカな思考してるのが周りから見ると……ねえ?

 あと、今回グラスさんの性格が崩壊してますがユルシテ……




第17R キテル… / 金の杯と宿命のライバル

Side:オリ主

 

 

 

 バッチグーな加入ポスターと遭遇した日の昼休み。偶然食堂で出くわしたゴルシにポスターを見たと話題を振りつつスピカについて訊ねた所、なんとエルコンドルパサーが加入している事が判明した。

 

 

 

 なんで????????

 

 いや待って?????? 君はリギルでは??????

 

 

 

 そんな感じで最初は訳が分からず混乱したが、落ち着いて考えてみれば好都合な部分のある状況だ。

 

 当初、グラスペを成す為にはスズカを秋天で何事もなく勝利させてスペにとっての憧れのままアメリカ遠征でフェードアウトしてもらい、その間にグラスペがライバル関係からより進む……という流れだった。

 私がスペ達のひとつ上、スズカと同い年というのは誤算だったが、彼女とルームメイトになったことでスズスペの同室は防げたし、今のスズカの状況的にリギルからの移籍はまず無くスピカでの先輩後輩関係も無い。

 それに、エルがスピカに加入したということは、アニメでエルに続いて2着だったスペがリギルの入部テストに合格できるという事になる。

 つまりグラスペがチームメイト。あとエルグラの絡みも減る。ベストはグラスペで部屋が一緒になる事だけどグラスの同室はエルらしいから残念。

 

 しかし勝ったなガハハ。風呂入って田んぼの様子見てくる。ここは俺に任せて先に行け花束も買ってあったりして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん? 今のリギルは定員を満たしているからな。来年は入部テストをするつもりはないが……どうかしたか」

 

 

 はい。

 

 ウキウキして予定を訊ねたらおハナさん曰く入部テストは無いらしい。リギル所属スペシャルウィークの夢は露と消え……定員? ……あれ? 自分は?

 

 あの時は先にスズカが、入部テストでグラスが、私は沖野Tの推薦? で加入して……しかもリギルのメンバーが誰かしらアニメから欠けているわけでもなく、あの入部テストがスズカの移籍による欠員を埋めるものだとすると、現状で既に定員+1の状況なんだが。

 それならもう一人くらい増えても……ばれへんか。

 

 

「この定員は学園からチームの実績やトレーナーの能力などを考慮して割り当てられる枠だ。……お前に関しては多少強引な手を使ったが」

 

 

 何したんですか??????

 

 まあそれはそれとして、この制度はトレーナーが管理能力を超える数のウマ娘を抱えて結果両者が不幸になる事が無いように……って感じの意図があるんだろうか。あとはパワーバランスの一極化の防止とか?

 チーム設立のボーダーが5人で、おハナさんみたいなトップトレーナーが定員10人って少なくない? いや、おハナさんは一人一人の能力や成長に合わせて徹底的に管理する手法だから時間リソースの限界がその辺りなのか? 知らんけど。

 

 トゥインクルシリーズというエンターテイメントやウマ娘の事を考えれば必要だろうけども、グラスペを目指す自分にとっては都合が悪い。

 

 

「もしも有望な娘がいた場合スカウトの可能性はありますか? 定員はどうにかするとして」

「……可能性は無いわけではない。だが、来年はお前達3人はシニア、グラスがクラシック、オペラオーもデビューが控えている」

 

 

 余程の有望株でない限りスカウトは無い、と。

 スペは有望株ではあるけども、編入時点ではグラスやエルとは一歩劣るからなあ。どうだろうか。

 

 それに、そもそも入部テストが無いからスペの実力が見れないという問題がある。

 

 選抜レースは時期的に微妙だ。スペはスピカに加入して一週間後にはクラシックのデビュー戦。弥生賞と皐月賞もある。間に合わないだろう。

 

 ……リギル、私が抜ければ枠空いてテストやるか?

 

 いや、イレギュラーというかイリーガルな形で加入したらしい私が抜けたとして枠がそのままになる保証は無いし、間近でスズカとグラスの様子を確認できる今の状況を手放すのは惜しい。あと、リギルを抜けた後のチームやらトレーナーやらをどうするかという問題もある。私のリギル脱退、スペのリギル加入は今のところ現実的ではない。

 

 スペが編入してすぐスピカ加入前に模擬レースを吹っ掛けるのは……やめておこう。グラスペに不純物の私は不要だ。スペとの接触は最小限にしよう。

 

 

 おっと、スピカに加入したエルコンドルパサーについてだった。

 

 幸い、エルはスペとの絡みが少ないウマ娘だ。

 レースでの対戦はWDTを除けば日本ダービーと同じ年のジャパンカップの二戦。さらにその後はスズカと同様に海外遠征がある。

 来年のクラシックが終わればヨーロッパに行き暫くそのまま。その間にグラスペは例の宝塚記念がある。

 例えスピカに加入していてもスペへの影響が小さい。フラグは立つがそれを自ら遠征で折ってくれる。

 

 ただ、グラスとの関係がどうなるのかは未知数だ。同室でクラスメートでチームは別の同世代のウマ娘。アニメよりもライバル意識が高まるかもしれない。グラスの一番(のライバル)はスペでなければ……。

 

 油断は出来ないが、強引に状況をねじ曲げる必要は無さそうだ。スズカが原作ブレイクしててどうなるか分からなかった沖野Tの再起とスピカ再始動もエルがこなしてくれたし、グラスペの流れ……キテルのでは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バレンタインステークスには私もスズカも出走しないらしい。

 アニメ1話の印象的なシーンだが、グラスペを考えると余計なイベントなので回避策を考えようと予定をおハナさんに訊ねたところ、

 

 

「は? バレンタインステークス? 何でわざわざ……スズカも貴女も適性外でしょう」

 

 

 とのこと。

 スズカが走ったということはマイルか中距離のレースの筈だが短距離になっていた。

 

 やっぱりアニメと若干違うところがあるんだよな。ま、いいか。

 

 スペは上京してすぐレース場に行き、そこでスズカの走りに憧れる場面だったけど、スズスペフラグだし無視していいだろう。

 原作ブレイクは今さらよ。チームも別だし、入部テスト無いし。

 

 ファンとしては現地であの変態的運命の出会いを見たいところだけど、不測の事態を避けるためにも学園で大人しくトレーニングしてよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 グラスは朝日杯FSをレコードで勝利し無敗の四連勝。ジュニア王者になった。やばい。

 

 アニメだとスペの編入時点で既に故障していたが今のところその兆候は見られない。私の復帰戦直前の検査におハナさんが彼女を同行させたけど特に異常は無いらしい。

 

 おハナさんとしては慎重に様子を見ながら皐月賞に向けて調整していくとの事。なんか視線がこっち向いてるような……流石にもう怪我はしませんってグラスペに必要なければ。

 

 本来のグラスの復帰戦はスズカ、エルと走った毎日王冠。このまま故障が無い場合は……クラシックでグラスペ対決になるからむしろいいか?

 

 あと、朝日杯FSを勝ってからグラスは『マルゼンスキーの再来』『怪物二世』などと世間で言われるようになった。

 何故そうなったかと言うと、マルゼン姐さんが過去に朝日杯FSで無敗の四連勝かつレコードを出したからだろう。

 マルゼン姐さんは既にトゥインクルシリーズから移籍しているから二人の対決はWDTまで見れないけど。

 

 グラスは「光栄です~」と背景にタンポポが咲いてそうなポワポワした笑顔で気にしていない様子……いや蒼い闘志燃えてるわ。

 アニメだとスペへの執着が強いヤンデレキャラっぽい描き方になっていたけど、こっちのグラスは『武士』な感じでそれもまたよし。

 

 あと、年明けの復帰戦は勝った。自分には黒い稲妻って異名があるっぽいが……背中が痒い。

 

 ただ、スズカやグラス、おハナさん、リギルの皆が私なんかのために喜んでくれているのを見ると……うん、悪くない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side:グラスワンダー

 

 

 

 トゥデイさんの復帰戦、中山金杯の応援にわたしは、いや、リギルのメンバー全員が駆けつけました。

 既にパドックでのお披露目を終えゲートインを待っている状態です。

 

 

「オー、ホントに小さいデスねー」

 

 

 わたしの隣にはルームメイトのエルがいます。

 去年のジャパンカップの後にチームスピカに加入した彼女は、わたしがトゥデイさんの復帰戦の応援に行くことを話すと「エルも行きマース!」とついて来ました。

 何があったのかは聞いていませんが、チーム加入のタイミングや普段の言動の変化から察することは出来ます。

 

 

 サイレンススズカのライバル、トゥデイグッドデイ。

 

 

 勿論、世間からすれば二人の対決は去年の弥生賞での一度きりで結果は1着と5着。スズカさんはクラシック2冠でジャパンカップを勝利した異次元の逃亡者。そのライバルの一人がトゥデイさんだとは見られないでしょう。

 けれど、学園での二人の姿を知っているわたし達からすると、二人は間違いなくライバルです。それも一方的なものではない。互いが互いを意識しあって切磋琢磨し高めあう。そんな関係。

 ことレースにおいて今はスズカさんの方が先を行きますが、それに追いすがるトゥデイさんの姿はきっと、エルに何かをもたらしてくれると思います。

 

 

<ファンファーレ鳴り響く中山レース場。第11レース中山金杯。天候は生憎の曇り空。芝は稍重の発表です>

<雲行きは怪しいですが、天気持ってほしいですね>

 

 

 トゥデイさんは4枠7番。故障明け故に実力は不安視されつつも、復帰戦という点から応援票が集まり4番人気に推されています。

 

 

<今回注目されているのはこのウマ娘、4枠7番、トゥデイグッドデイ。前走の青葉賞ではレコードに迫る勝利を飾っています。以降レースから遠ざかっていましたが、この中山の地で復活なるか>

<いい仕上がりですね。情報では秋頃には復帰可能なレベルで回復しており、今まで慎重に仕上げてきたとの事。これは期待できそうですよ>

 

 

 怪我は随分前に完治していて、レースに何の問題もないことはチームメイトで一緒にトレーニングしてきたわたし達は当然分かっていますが、それでも仲間の復帰戦となれば見届けたいと思うのは当然です。

 

 

「皇帝、女帝、スーパーカー、異次元の逃亡者、やべえよやべえよ」

「何でリギルのウマ娘達がG3のレースに総出で……?」

「あ゛あ゛!? この野郎トゥデイちゃんがリギル所属だって知らねえのか!?」

「落ち着け」

 

 

 普段は屋根のある席での観戦ですが、今日はトゥデイさんのゴールを間近で見届けようとゴール板近くの最前列に皆で並んでいます。ただ、トレセン学園最強と言われ注目されるリギルを間近にした周りの方々は落ち着かない様子です。

 

 

「トゥデイ……」

 

 

 胸の前で拳をぎゅっと握りしめるスズカさん。

 疲労から有マ記念への出走は見送りましたがファン投票では堂々の1位。まさしく今の日本を代表するウマ娘です。世間の一部からは海外遠征があるのではと噂されていますが、意外と寂しがり屋で繊細な性格なので厳しいのではと思います。

 

 

 それは置いておいて。

 

 

<来る来る来る来た来た躱し並ばない差し切ったッッ!!!! 怪我を乗り越えトゥデイグッドデイ1着でゴールイン!! これが黒い稲妻だッ!! 完全復活復帰戦重賞勝利ッッ!!!!>

 

 

 中山金杯をトゥデイさんは勝利で終えました。

 

 昨日の雨で稍重の芝。中山金杯より前に行われていたレースにより内回りの芝は荒れに荒れていました。

 当然、荒れたコースを走れば足を取られ失速したり最悪転倒の可能性があります。それを懸念してかどのウマ娘も内ラチは避けて外に膨らみつつのコーナリングでした。

 

 しかし、トゥデイさんはそれを逆手に取りました。

 

 レース終盤まで中団後方につけ、最終コーナーあたりから内ラチギリギリを進みます。そのまま最短距離でスパートをかけ外を回って先行していたウマ娘達をコーナーから直線にかけてごぼう抜きし、1バ身差での1着。

 トゥデイさんの軽い身体と、一歩一歩が細かく速いピッチ走法なので芝に脚を取られての失速が殆どない事が勝因でしょうか。

 

 青葉賞の時のような稲妻を思わせる暴力的な加速ではありませんが、それでも一人二人と前を行くウマ娘たちを追い抜いていくその姿に観客も、わたし達も手に汗握り声を張り上げ大興奮です。

 

 今年からわたしもクラシック。どこかでトゥデイさん達と一緒に走る機会があるかもしれませんね。

 そうやって未来に思いを馳せていると、

 

 

「トゥデイ!!」

「ファッ!? スズカ!?」

 

 

 着順を眺めていたトゥデイさんに観客席から飛び出したスズカさんが抱き着きます。

 

 だ、大胆ですね。カメラ入ってますし全国中継されているのですが……気持ちが溢れて抑えきれなかった感じでしょうか。前の病院でもそうでしたね。これには鯖が落ちて薄い本は厚く……いえ、何でもありません。コンプライアンスは遵守しましょうね?

 

 

「おめでとう……それとお帰りなさい、トゥデイ」

「ただいま……ありがとう、スズカ」

 

 

 トゥデイさんは顔を真っ赤にしてオロオロしていましたが、ふっと息を吐いてスズカさんの背中と頭を撫でながら笑顔を浮かべます。

 あの小さな身体からは想像できない包容力……う、うらやま……ご、ごほん。

 

 ふと、エルが先ほどから静かなことに気付きました。普段は少々騒がし……賑やかなのですが。

 そう思い顔を向けると、エルはその青い瞳に炎を灯してターフで抱き合う二人を見詰めています。

 

 

「エル? あら……」

 

 

 こちらの声にも気付かない程に集中している彼女の魂は、きっとスズカさん、トゥデイさんと一緒に今のレースを駆けているのでしょう。

 エルはもっと速くなる。もっと強くなる。

 赤い勝負服を身に纏った彼女とレースで競い合う風景が浮かびます。ふふっ……楽しみです。

 

 

 

 

 さて、次はウイニングライブですね。半年ぶりのトゥデイさんのセンター。

 サイリウム、ハチマキ、法被…etc. 準備万端です。

 すると、同じ格好のスズカさんがやってきました。

 

 

「トゥデイのライブね……どこで応援する? 私も同行するわ」

「スズカ院……いえスズカさん」

「いや普通に応援しまショウ!? あとそのやり取りは何デスか!?」

「リギルのイメージをぶち壊すな」

 

 

 エルに見咎められトレーナーさんにグッズを没収されてしまいました。とほほ……です。

 ですが、見知らぬウマ娘の方から「こここここここれ良かったらどうじょ!!」とサイリウムを譲って頂き、一緒に最前列で声を張り上げ腕を振り上げて応援しました。感謝ですね。

 

 わたし達に気付いて気恥ずかしそうに、それでいて嬉し気に表情を緩めるトゥデイさんはかわいかったです(小並感)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして2月。

 スズカさんとトゥデイさんが3月の金鯱賞に向けて調整を進めている最中、わたしのクラスに新たなウマ娘が加わることになりました。

 

 

「今日からこのクラスに入るスペシャルウィークって言いまっ…ふぁ…あっ…ゔぇッ!?」

 

 

 ビターンッ!!

 

 

 と教室の床に張り付くように倒れた彼女はスペシャルウィーク。北海道からの編入生らしく、個人的に北海道に思い入れのあるわたしはスペちゃんにシンパシーを感じてしまいます。

 

 

「ふゥーん……スペちゃん、負けませんよ」

「えっ? あ、はい」

 

 

 エルは早速ライバル視しています。何となく「走りそう」だと感じたんでしょう。それはわたしやセイちゃん、キングちゃん達も同様です。ウララちゃんは……友達が増えて楽しそうですね。

 

 

 場所は変わり食堂。

 エル、セイちゃんと一緒にスペちゃんのデカ盛りに少々引きながらも話は進み、チームについての話題になりました。

 

 

「チーム、ですか?」

「はい、トゥインクルシリーズに出走するにはトレーナーから指導を受ける必要があって、その為にはチームに加入するのが一般的ですね」

 

 

 トレーナーからマンツーマンで指導を受ける方もいらっしゃるようですが、新人トレーナーがメイクデビューより前の選抜レースでスカウトをするケースが多いようです。

 スペちゃんは編入したばかりで実感が湧いていないのか視線を彷徨わせた後、「あっ!!」と声を上げます。

 

 

 

「わたし、トゥデイグッドデイさんと同じチームで走ってみたいです!!」

 

 

 

 なるほど。トゥデイグッドデイさんと同じチームで……。

 

 あら? どこかで聞き覚えがあるような……。

 

 

「グラス……ちゃん?」

「グラス、グラァァァス?」

「ダメだよースペちゃん。この子にいきなりトゥデイ先輩の話題振るのはご法度なんだから」

「ええっ!? そうなんですか!?」

「そうそ」

 

 

 ドムッ!!

 

 

「ぐえ」

 

 

 セイちゃんはわたしを一体なんだと思っているんですか? スペちゃんに誤解されてしまいます。

 

 

「いえいえ~、その方がわたしと同じチームの先輩だったので驚いて~」

「そ、そうなんですか!? グラスちゃんと同じ!?」

 

 

 目を輝かせるスペちゃん。ウララちゃんに似た純粋さを感じます。

 

 

「はい~……ただ、わたし達のチーム、リギルは既に定員いっぱいで暫く新規加入は受け付けないそうですよ」

「そうなんだ……」

 

 

 (´・ω・`)ショボーン という表現がぴったりな様子のスペちゃん。少し申し訳ないですね。

 

 

「あ!! それならアタシのチームはどうデスか? 絶賛募集中デース!!」

「エルちゃんのチーム?」

「ハイ!! スピカって言いマース!! 放課後、一緒にどうデスか?」

「一緒に……うん……うんっ!! 行く! 行くよ!!」

「ブエノ!! 楽しみにしていてくだサーイ。にししっ」

「楽しみ……?」

 

 

 

 

 ……本当に、申し訳ないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウオッカ! スカーレット! エル! やっておしまい!!」

「名前を言ったら変装の意味がな……アーッ!!」

 

 

 放課後。ズタ袋で拉致されたであろうスペちゃんの悲鳴が響き、わたしは罪を噛み締めるのでした。

 

 

 

 ……そういえば、トゥデイさんとスペちゃんはどこで知り合ったんでしょうか。

 

 

 

 

 







 デイカスメインのレース描写なんて最期だけで十分やろ(ワイトもそう思います)

 前日が雨で芝が稍重で内が荒れてて後方からのレースの時にオリ主はゴルシワープをさせとくと劇的な勝利っぽく見える。実際の競馬だと稀なんでしょうけど。


 スペちゃんの憧れが……またガバってるよこいつ。
 定員のくだりはオリ設定です。スズカの回想シーンだと会長達以外のモブウマ娘も所属してそうでしたが……ま、エアロ。

 ウマ本だと、グラスの朝日杯FSの次走はNHKマイルCでその次は海外とあるんですが……この世界のグラスはアプリ版に近いので普通にクラシック三冠ルートです。ここでグラス海外行ったら……それもそれで面白そうやな。タイキも98年の夏はフランス行ってますし。IF編のネタとしてメモっとこ。



 本編には関係ないですが……アニメの時間軸について。

 アニメ一期時点で三冠馬のナリタブライアン。(まあいいか)
 二期でトウカイテイオーよりも後にBNWとしてクラシックを戦いシニアの有馬で激突した姉ビワハヤヒデ。(姉とは…? まあデビュー時期遅らせればいい…か?)
 ナリブと史実ライバル関係でテイオーと恐らく同学年のマヤノトップガン(阪神大賞典は? 何歳の時にデビューしたん?????)

 このあたりちょっともやっとする。いやウマ娘世界で全員の時系列を矛盾なく纏めるのは無理なのは分かっているけども。マヤノだってナリブとの対決が無かったことにすればいいだけだし。ただ、ナリブとバナナ先輩の姉妹設定を出すならちゃんとして欲しかった……。

 この時空のねじれの原因は一期でテイマクを後輩設定でスピカに突っ込んだからか……? アニメではオグリ達みたいにほぼ引退した先輩として描くのが無難だったよなあ……二期は過去編な感じで。そうするとテイオーが高等部であの性格に……いやチケゾーとかいるし……しっとりテイオー精神年齢高いし……。

 まあデイカスは二期には生けないから放置!! どん!!

 アニメ三期はキタサト。別枠四クール全52話でシングレ。Youtubeでうまよん二期。劇場版はアプリストーリー各章でCygamesさんお願いします。なんでもしまむら西松屋タマモクロスをどうぞ。


 競馬なーコロナ収束したら行きたいなー有馬とかどうかなー無理かなー中山まで行くのは厳しいから東京大賞典とかもいいかもなー


 ではまた~。

【再掲】完結後の秋天IFルートで一番読みたいのは?(好みの調査です。感想への誘導が規約違反だったので再掲)

  • 秋天逃げ切り勝利√
  • 秋天故障半身不随√
  • スズカ告白√
  • 一番いいのを頼む(↑上3つ混ぜ混ぜ)
  • その他(活動報告にどうぞ)
  • 答えだけ見たい方向け

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