ヴェル
「はぁ、まだこんなにブラック鎮守府があるんだろうかね。」
外のベンチに座り書類を見ていた。
???
「仕方ないよ、艦娘を奴隷や、道具として見てない人がいるからね。」
僕の後ろから可憐な声がした、僕が振り返ると
ヴェル
「シロナ先輩。」
僕の先輩だった
シロナ
「そんな悲しい声を出さないでよ、私まで悲しくなっちゃうじゃない。」
ヴェル
「ごめん、でもやっぱり僕はみんなの事が好きだから、うーん」
そう唸っていると、シロナ先輩がとんでもない事を提案してきた。
シロナ
「じゃあ、いっその事その鎮守府を制圧しちゃう?あの時みたいに。」
ヴェル
「何言ってるいるんだ!俺はもう引退した身だ!もう、」
僕は彼女の言葉につい血が上り強い口調で言ってしまった。
ヴェル
「あ、ごめん、つい」
シロナ
「いや、私も悪かったよ。」
そう言って僕はベンチを立ち、司令室に戻った
ヴェル
「また、あの時みたいにねぇ...」
僕は司令室のクローゼットの中にある、黒いコートを見ながらそう呟いた。
ヴェル
「いや、僕はもう引退した身だ、もうあの頃には戻らない。」
そう言って僕はクローゼットを閉じた。
ヴェル
「もう、あんな辛い思いはしたくない。」
そう小言を残して。
---------その夜---------
ヴェル
(ここは何処だ?)
僕は夢を見ていた。二度と見たくないと思っていた夢を
ヴェル
(また、この夢かもう見たくない。嫌だ。嫌だ。)
だが、夢は僕を嘲笑うかのように進んでいく。
ヴェル
(嫌だ、見たくない、これ以上は見たくない。嫌だやめろ。)
---------現実-----------
ヴェル
「やめろ...もう....やめてくれ......」
響
「れい....か.....ん、しれいかん、司令官!」
その声で夢はやっと終わった
ヴェル
「ハァハァ、もう、嫌だ。なんで、こんな夢を見るんだ。」
響
「司令官、大丈夫かい?すごい汗だけど。」
そう響に言われて、僕の体が異様に濡れているという事に気づいた。
ヴェル
「ああ、大丈夫だよ、ちょっと嫌な夢を見ていただけさ。」
そう響に言った、だが、
響
「司令官、話して、司令官の過去や眼帯について」
そう彼女に言われた
ヴェル
「・・・」
響
「お願い司令官、もう苦しんでいる司令官を私は見たくない。だから」
そう、彼女は泣きそうな声でそう言った。
ヴェル
「わかった。」
そう頷いた。
ヴェル
「だが、この話は辛い物だ、それでもいいんだね。」
そう彼女に問いかけると、彼女は
響
「大丈夫。」
そう彼女は言った。
ヴェル
「でも、これは響1人では聞かせられない。最低でも5人は必要だ。」
響
「わかったよ、司令官」
続く
今回も読んでくれてありがとうございます!友達から指摘されたキャラのセリフを改行した方が見やすいと指摘されたのでちょっと変えてみました!この後の話は結構くらい話になります。