さっきから、目の前で上下に弾み、僕に関わらず、視線を集めるであろうひまりの大きな胸。
「う〜ん、これ美味しい〜」
周りからの憎しみの視線を感じてる僕とは正反対に、スイーツを美味しそうに頬張るひまり。
「奏さん!他の奴も取ってきていいですか?」
「うん、大丈夫だよ」
とひまりは、席から立ち上がりスイーツが並んでいる棚の方へと向かう。
その際に、彼女の大きい胸が立ち上がる事によって弾む。
そんな光景を見た周りの連中から、何故か歓声が上がっていた。
と同時に、憎しみの視線が先程に比べ強くなった。
「たくさん、種類があって迷っちゃいました〜」
と言いながら、手に持っている皿の上には、大量のスイーツの数が。
そんなに食べれるのか疑問だが、女の子は、スイーツは別腹なんて言葉をよく使うから、まぁ…いいか。
「これて良かった?」
「はい!奏さんのおかげです!」
「それなら良かった」
自作した曲を、某動画サイトに上げたら、『スイーツといえば〇〇でスイーツ食べ放題がありますよ』というコメントがあり、最初はつくしを誘ったんだが
『ごめんね…ましろちゃんと買い物の約束が…』と返ってきて、ひまりを誘ったら、すぐに『行きます!というか絶対に行きます!』と即決で返ってきたのである。
そして、ひまりが満足して、会計に行って支払額を見てまぁまぁびっくりしたのは別の話。
スイーツの食べ放題の後、ひまりを家に送って、帰ろうとしたら
「そうだ、奏さん、まだ時間ありますか?」
「時間?この後、家に帰るだけだから大丈夫だよ?」
と言うと、ひまりが抱き着いてきて
「それじゃ、このままデートしよ!」
と腕に柔らかい感触を感じながら、ひまりと後半戦デートをする事になった。
「いいけど、いまからどこに行くよ」
夕方になってるため、行ける場所はかなり限られている。
「そこは、奏さんの家とか?」
おいおい…そんな簡単に男の子の家に行っていいものなのか。
「今からいける場所となると、僕の家くらいだろうけど…いいのか?」
「何が?」
「いや…男の家に何も思わず行くとか言いだすから」
「だったら、こう身体を押し付けたりなんてしないよ?」
と言いつつ、ひまりのでっかい物が更に僕の腕に当たる。
「ひまりがいいなら…別に問題ないけど…」
この事をクラスメイトにばれたら、大変な事になるなと思いつつも…
「あっ!奏さんと…ひまりちゃん?」
ひまりに抱き着かれながら、家に帰ると、つくしが家に前に居た。
ひまりを見た時、つくしの表情がびっくりしているようだった。
「というか…なんで抱き着いてるの?」
まぁ…何も知らなかったらそう質問が来るのは必然的だろう。
「今日、奏さんとデートしてて、今、その帰りだったの」
「それで抱き着いてたのは分かるけど、なんで、奏さんの家に来てるの?」
つくしちゃんの表情が、明らかに不満そうに見える。
「でも、つくしちゃんは、何しに来たの?」
「奏さんが、料理出来ないから夜ご飯を作りに来たんだけど…」
「それなら、私も手伝うよ?」
何故かは知らないけど、今から何かが始まりそうな雰囲気がしているのは僕だけか…?
探偵さんとカノジョと彼女面白い