天才ゲーマーとLyrical Lily   作:ユーリア・エドモンズ

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配信で見ましたけど、D4FESの冒険王で『ばーん』のところの反田葉月さんが……もう……ね?(語彙力の低下)


第4話 地階のMoment

春奈「永夢さん、本当にいいんですか?」

 

永夢「ああ、部屋なら余ってるし、地下にある部屋は、俺の好きなように使っていいって」

 

美夢「永夢くん、本当にいいの?」

 

永夢「さっきも言ったけど、俺の好きなようにしていいって言われたからな」

 

みいこ「でも……部屋がいっぱいあるの」

 

永夢がゲームで稼いでいるため、地下の部屋は定期的に増えていく。

 

胡桃「永夢くん、全部使ってるの?」

 

永夢「俺が使ってるのは、この部屋を含めて3つだな」

 

美夢「3つ?」

 

永夢「この部屋と寝室、俺の好きなものが置いてある部屋だな」

 

春奈・胡桃・みいこ「好きなもの……」

 

春奈、胡桃、みいこは美夢を見た。

 

美夢「私?」

 

永夢「違うからな?」

 

胡桃「みいこちゃん……ヒソヒソヒソ……」

 

みいこ「すっごくおもしろそうなの!」

 

永夢「壊さないなら、見に行っていいぞ」

 

春奈「その前に、目的を果たしましょう。レコードプレイヤー、見せてもらいますね」

 

美夢「うん……!頑張ってね、春奈ちゃん……!」

 

15分後……

 

春奈「確か、こちらがこうなって……あちらをそちらにはめて……ええっと……」

 

胡桃「えー、そうじゃなくない?穴と同じ色のやつを刺すんでしょ?ちょっと貸してよー」

 

みいこ「このボタン、なにかな?押してみてもいい?」

 

春奈「あ、いけません!精密機械なのですから、迂闊に触ったりしたら、大変なことになりますよ!」

 

美夢「大変なこと、って?」

 

春奈「それは……たとえば、そのう……ば、爆発する……とか」

 

美夢・胡桃・みいこ「爆発っ!?」

 

胡桃「あっ!そういえば、お手伝いさんに聞いたことある。卵を入れたら、電子レンジが爆発する……って!」

 

美夢「ええっ!?電子レンジって、お料理に使う機械だよね。私は触ったことないけど……そんなに危険なものなの?」

 

永夢「普通は卵を電子レンジに入れないんだけどな……」

 

みいこ「そういえばみいこも、危ないからキッチンに入っちゃダメだって、ママに言われてるの……」

 

春奈「料理人の方々は日々、そんな危険と戦いながらおいしい食事を作ってくださっているということですね」

 

美夢「そうだね。これからは食前のお祈りのとき、忘れずに感謝を捧げるようにしなくちゃ」

 

胡桃・みいこ「うんうん」

 

永夢「……俺が準備するから……全員、座って待ってろ」

 

永夢が数分で準備を終わらせた。

 

永夢「これで動くはずだ」

 

春奈「あとは、レコード盤の溝に針を落とすだけですね」

 

胡桃「ねえ……。それ、本当に大丈夫?爆発……しない?」

 

春奈「どのみち、ここまできてしまった以上、後には引けません。いきますよ!……3、2、1……ゼロ!」

 

春奈は再生ボタンを押した。

 

春奈「離れて!!伏せてっ!!」

 

美夢・胡桃・みいこ「きゃーーーーーっ!!」

 

永夢以外の4人はレコードプレイヤーから離れて伏せた。

 

一同「…………」

 

胡桃「せ……成功……?」

 

春奈「え……ええ!成功です!ちゃんと音楽が鳴っていますよ!」

 

みいこ「すご〜い。でもこれ、なんのお歌かな?音楽の授業で聞くのと、ぜんぜん違う気がする……」

 

美夢「あっ。私……この歌、知ってる」

 

永夢「美夢が知ってるってことは……歌謡曲か?」

 

美夢「うん、昔の『歌謡曲』だよ。私のおじい様が好きで……小さい頃は、よく一緒に歌ったりしてたんだ」

 

永夢(残りも歌謡曲か?)

 

永夢は一緒に持ってきた残りのレコードを見た。

 

美夢「懐かしいなあ。あの……よかったら、ちょっと歌ってみてもいい?」

 

春奈「ええ!もちろんです!さすが美夢さん、聖歌だけでなく、そちらの方面にも造詣が深いなんて……」

 

みいこ「なんだかワクワクしてきたの〜。胡桃ちゃん、一緒に踊らない?」

 

胡桃「えへへっ、いいね!踊ろう、踊ろう!」

 

数時間後……

 

みいこ「楽しかったの~!」

 

美夢「うん。私も、楽しかった!こんなの初めてだよ。好きな歌を歌って、友達と一緒に踊って……そういえば春奈ちゃん、私の知ってる曲をたくさんかけてくれてたけど……私、話したことあったかな?」

 

春奈「いえ、あれは……単なるあてずっぽうなんです。美夢さんがらそちらの方面にお詳しいとおっしゃったので、同じようなジャケットや年代の曲を選んでみただけで……」

 

胡桃「へえーっ。なんかすごーい。アレみたいだね。他校の子たちがやってる、D……D……そう!DJ!!」

 

みいこ「DJ春奈ちゃん?カッコいいの!」

 

春奈「わ、わたくしがDJ?そ、そんな大げさな。この程度のことは、ほんのたしなみです。……ふふっ♪……しかし、それはそれで、別の問題が出てきますね。みなさん、校則の第87条は覚えていますか?」

 

胡桃「そんなのわざわざおぼえてるの、いいんちょくらいだよ……」

 

春奈「有栖川学院高等部、校則第87条!『風紀紊乱(びんらん)はなはだしき音楽イベントおよび、それに類する場所への出入りを禁ず!』わたくしたちが行ったのは、限りなくこれに近いことです。シスターに見つかれば、罰は免れないでしょう」

 

みいこ「ええ〜?じゃあ、もうDJやってくれないの?春奈ちゃんのケチぃ……」

 

春奈「ケチとはなんですかっ!決まりは決まりです。わたくしには、どうにもできません!」

 

美夢(……そっか。享楽にふけるのは悪いことだって、シスターも、いつもおっしゃってるもんね……もったいないけど……仕方ない、のかな……)

 

永夢「そうでもないぞ」

 

美夢・春奈・胡桃・みいこ「え?」

 

永夢「シスターにバレなきゃいいんだから、ここでやればいい」

 

美夢「そしたら……この部屋が……」

 

永夢「これ運んだ時点で、そのつもりだったからな」

 

胡桃「ここなら、シスターにバレないよ!」

 

永夢(もし、バレたとしても俺が巻き込んだって言えば、なんとかなるだろうからな)

 




この前のリリリリイベの白雪姫の美夢ちゃん引けました……対戦ありがとうございました(80連)

リリリリ以外の誕生日の話いる?

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