天才ゲーマーとLyrical Lily   作:ユーリア・エドモンズ

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2ヶ月ぶりですね……モチベの関係とかじゃなくて単純に忘れてました……申し訳ございませんでした

スロットイベントのガチャは美夢ちゃん2枚、みいこちゃん1枚でした

コラボイベントの春奈ちゃん毎回☆4になってません?


第5話 小さなDetermination

聖歌隊・定期チャリティー公演終了後

 

美夢「ふう……」

 

永夢「美夢」

 

美夢「永夢くん」

 

永夢「何か悩んでるのか?」

 

美夢「えっ?」

 

永夢「歌っている間、心ここに在らずみたいな感じだったから」

 

美夢「えっと……」

 

老修道女「お嬢さんたち、なにに悩んでるだい?」

 

永夢と美夢の前に老修道女が現れた。

 

美夢「えっ?わ、私たち……ですか?」

 

老修道女「そうさ。若い人がそんな顔していると、つい気になってしまってねえ。老婆心というやつさ」

 

美夢(知らないお顔……。学院のシスターじゃないよね。別の修道院から、聞きにいらしてるのかな?)

 

永夢(この婆さん……どっかで……)

 

美夢「あの……そんなに私、悩んでいるように見えましたか?」

 

老修道女「見えるね。歌っている間もずっと、なにかに気を取られてるようだったよ」

 

美夢(わっ。私ってば……恥ずかしいっ!)

 

永夢(初対面の人でもわかるほどなのか……)

 

美夢「す、すみませんでした。主に捧げる大切な歌の途中に、気を散らしたりして……」

 

老修道女「ああ、いやいや。叱るつもりはないんだよ。いけないね。歳をとると、なにを言っても説教くさくなっちまう。あんたくらいの歳なら、悩みがあって当然だとも。聖書にだって、迷える子羊の逸話があるだろう?」

 

美夢「はい……」

 

老修道女「……それに、あんたはいい子だ。あたしにはわかる。心の曲がった子に、あんな独唱は歌えないからね」

 

美夢「えっ。あっ、ありがとう、ございます……」

 

老修道女「ふふ。あんた、音楽は好きかい?」

 

美夢「はい。好きです。大好きです。音楽は……聴いた人を幸せにしてくれますよね。私の歌が、他の誰かを少しでも幸せにできるかもしれない……そう思うと、心に羽が生えたような気がするんです」

 

老修道女「他人を幸せにするために、か。うん、素晴らしい。とても立派な心がけだと思うよ……お坊ちゃん、あんたは?」

 

永夢「俺も好きです。美夢が歌って、胡桃とみいこが踊って、春奈がDJをしているのを見るのが、俺はこの4人のサポートをしたい」

 

美夢「永夢くん……」

 

老修道女「でも……ひとつだけ、足りないものがある。自分が楽しむこと、さ」

 

美夢「自分が……楽しむ?」

 

永夢「好きと楽しむは別ってことか?」

 

老修道女「ああ。あたしの兄も昔、音楽をやっていたんだよ。もうずいぶん前に、天に召されてしまったけれどねえ……あたしの選んだ道とは違うけれど、兄は兄なりの方法で多くの人を幸せにしたと思ってる。自分自身も含めて、ね」

 

美夢「そうだったんですか……」

 

老修道女「そういえば、その兄が使ってた、レコードプレイヤーやらレコードやらだけどねえ……一切合切、この学校に寄付したんだよ。すっかり忘れていたけど、今ごろどうなってるんだろうね」

 

美夢「……ええっ!?」

 

永夢「……偶然だよな?」

 

美夢(それって……私たちが見つけた、あの機械のことかな?)

 

永夢(多分、そうだろうな)

 

美夢「……どうして手放してしまったんですか?お兄様の、大切な遺品だったんじゃ……」

 

老修道女「ふふっ。使いもせず、ホコリをかぶらせておくだけなんて、せっかくの機材が可哀想じゃないか。それより、若い子たちが音楽に触れるきっかけになってほしい。あの人が生きてたら、そう言ったはずさ」

 

美夢「……!!」

 

永夢「きっかけ……」

 

美夢(やっぱりあれは、本物の宝物だったんだ。多くの人の想いがこもった、大切な品物だったんだ。このことは、きっと学院のシスターたちもご存知ない。もしバレたら、きっと捨てられちゃう!そんなの、悲しすぎるよ。それに……私だって、もっと音楽を……)

 

永夢(この人にあとで機材のお金を払うべきか?)

 

美夢「あ……あのっ!」

 

老修道女「うん?」

 

美夢「貴重なお話、本当にありがとうございました。私、やらなくちゃいけないことを思い出したので……ここで失礼しますっ!」

 

美夢は走り出した。

 

老修道女「……おやおや。なんだか、吹っ切れたみたいじゃないか」

 

永夢「みたいですね」

 

老修道女「さて、お坊ちゃん。あんたはお嬢さんたちのサポートをしたいと言ったね。どんなことをするんだい?」

 

永夢「もし、美夢たちが本気で音楽をやるなら、作詞、作曲になると思います」

 

老修道女「やったこともないだろうに、できるのかい?」

 

永夢「できる、できないじゃないと思います。やる前から決めつけるくらいなら、やってから判断する。俺はずっとそうしてきました……それに、もしできないならひとりでやるんじゃなくて、美夢たちを頼ればいい」

 

老修道女「そうかい」

 

永夢「俺も失礼します」

 

永夢も美夢を追うように走り出した。

 

老修道女「お嬢さんを支えてやりなよ、お坊ちゃん、いや……天才ゲーマーM」

 

有栖川学院・図書館

 

春奈「……ここは一番奥まった席ですから、大声を出さない限り、話を聞かれる心配はないはずです」

 

美夢「ありがとう、春奈ちゃん。胡桃ちゃんとみいこちゃんも、急に呼び出してごめんね」

 

みいこ「それで……お話って、なんなの?」

 

胡桃「そりゃー、この5人で集まったってことは、当然、DJの機か……モゴモゴ……」

 

春奈が胡桃の口を手で塞いだ。

 

春奈「シーッ!声が大きいですわ。間違っても人前でその言葉を口にしないでください!」

 

胡桃「わかったてば……この前見つけた『あれ』の話でしょ?」

 

永夢「もし戻すなら、バレないように戻すけど?」

 

みいこ「永夢くんの家で遊べるけど、移動時間を考えるとそんなに遊べないから、持ってても意味ないの」

 

美夢「うん。そう……なんだけど……私……私ね、やっぱり……もっと、みんなと楽しいことがしたいんだ。この前、永夢くんの家でやったみたいに……!」

 

春奈・胡桃・みいこ「……!!」

 

永夢「……」

 




老修道女さん、永夢君の正体知ってるんですね……まぁ、理事長だし仕方ないね


次回は……ヴァンガードかメイン進めます(次の更新が数ヶ月後もしれないけど)

リリリリ以外の誕生日の話いる?

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