天才ゲーマーとLyrical Lily 作:ユーリア・エドモンズ
永夢「美夢たちと出かけてくる」
永夢の母「それなら、愛莉ちゃんに今度行くって伝えといてくれる?」
永夢「わかった。いってきます」
時間より早く待ち合わせ場所についた永夢はゲームをしていた。
永夢「先にバイナルに行けばよかったな……」
数分後
春奈「では、これより『レコードショップ』を目指して出発します。みなさん、覚悟はできていますか?」
胡桃「いえーい!お買い物だ〜っ!!」
みいこ「お友達だけでお出かけなんて、はじめてなの。楽しみ〜♪」
春奈「むむっ。いけませんよ、そんなに浮かれていては……!街には、恐ろしい危険が蔓延っているのです。それに今日は、家の方々に内緒で来ています。なにかあっても助けは期待できませんからね」
美夢「う……うん。そう……だね」
みいこ「……?美夢ちゃん、元気ないね。おなか痛いの?」
永夢「ちゃんと、たどり着けるか心配なんだろ」
美夢「う、うん……」
みいこ「美夢ちゃん。ここまで来たら行くしかないの。今は楽しまなきゃなの♪」
美夢「そ、そうかな?」
永夢「そうだよ。そこのふたりみたいにやらかすわけじゃないし」
胡桃「問題児なのは永夢くんも同じだよ?」
みいこ「……胡桃ちゃん」
胡桃「うん!」
永夢「何する気だ?」
胡桃「突撃ー!」
みいこ「なのー!」
胡桃とみいこは永夢に向けて走り出した。
永夢「こっち来んな!」
永夢は逃げた。
春奈「あの3人はともかく……父も、『人生、ときには冒険も必要だ』と、よく言っています。わたくしたちにとっては、今がそのときなのではないでしょうか?」
美夢「冒険……かあ。すごく、いい言葉だね……行こう!永夢くん、春奈ちゃん、胡桃ちゃん、みいこちゃん!」
永夢「胡桃、みいこ。鬼ごっこは終わりだ。行くぞ」
胡桃・みいこ「おお〜〜っ!!」
春奈「ふふっ。では、わたくしについて来てください。街での作法はきちんと予習してきましたから」
駅で永夢以外は切符を買った。
春奈「よろしいですか?改札を通り抜けるときは、この機械にチケットをかざしてから、スマートに……」
永夢「かざす……?おい、春奈それは……」
春奈は改札機のリーダーに、切符をかざした。
春奈「あらっ!?な、なぜです?わたくしの、なにがいけないとおっしゃるの!?」
胡桃「いいんちょ……紙の切符は、タッチじゃだめだと思うよ……」
美夢(そうして幕を開けた私たちの冒険は、思っていたよりも、はるかに険しくて……)
春奈「ちょっ、止めっ……い、今の駅、降ります!運転手の方?運転手の方はどちらですか?」
永夢「前途多難……」
さらに……
春奈「お、おかしい……同じところをぐるぐる回っています。やはり、ガイドを雇うべきだったのでは?」
永夢「春奈、少し休憩しないか?」
近くの喫茶店に入ったのだが……
春奈「このお紅茶……容器に口をつけて飲めというんですか?そんなはしたないこと、できませんっ!」
数十分後
春奈「ぜえっ、ぜえっ……着きました。ここが……レコードショップです……!」
胡桃「いいんちょってば、めちゃめちゃグダグダじゃん。最初の自信はなんだったわけ〜?」
春奈「だ、誰が……いいんちょ、ですかっ……!」
美夢「でも、たどり着けてよかった……ここに、レコードが売っているんだよね?」
みいこ「でも、どこにも売ってないの。春奈ちゃん、こっちの、ちっちゃくてキラキラしたやつは?」
春奈「それはCD、すなわちコンパクトディスクなので、アナログプレイヤーでは聞けません」
永夢「レコードショップでもCDに入れ替わって、古いレコードは取り扱ってないってことじゃないか?」
春奈「なんですって!?」
胡桃「レコードって古いものだもんね」
春奈「こ、ここまでの苦難の道のりが、無駄足だったなんて……そんな……そんな……!!」
美夢「春奈ちゃん!大丈夫……?」
春奈「うう……放っておいてください、美夢さん……こんな大失態をさらしてしまって、わたくし……みなさんに合わせる顔がありません……っ!」
胡桃「いいんちょは、いちいち大げさだな〜。こんなの、ちょっと間違えただけでしょ?」
みいこ「分からないなら、誰かに教えもらえばいいと思うの」
春奈「胡桃さん、みいこさん……」
みいこ「……あ、いいところに。店員さーん!みいこ、レコードがほしいんです」
みいこは店員に話しかけた。
店員「はい?レ……レコード、ですか?当店では、あいにく取り扱っていませんが……」
みいこ「はい、知ってます。だから、どこに行けばレコードが買えるのか、教えてください」
女性客「あら。それなら、近くに中古レコードのお店があるわよ。狭くて汚いところだけど、たまに掘り出し物があるの」
美夢(えっ……別のお客さん……!?)
永夢(……愛莉さん?)
みいこ「ホント?その場所、教えてくれますか?」
愛莉「ふふっ、いいわよ。このお店を出て、まっすぐ左に行くと下り坂があって……」
みいこ「ふむふむ……わかりました。店員さん、お姉さん、ありがとうございます!」
美夢「すっ……すごいね、みいこちゃん。あんなに話せるなんて……」
胡桃「みいこちゃん、コミュ力つよつよだもんねー。じゃあ、次はそのチューコのお店っての、行ってみよう!」
美夢「そうだね。……行こう!春奈ちゃん」
春奈「……えっ。あ、は……はいっ!!」
永夢「愛莉さん」
愛莉「永夢くん、久しぶりね」
永夢「はい。そうですね」
愛莉「どうしたの?」
永夢「母がそのうちにバイナルに行くと」
愛莉「そうなの?楽しみしておくわね」
永夢「あいつら追わないと……今度、バイナルに行きます」
愛莉「ええ」
二時間後
永夢「呼んどいて正解だった」
永夢はお手伝いさんを呼んでいた。
胡桃「いつの間に呼んだの?」
永夢「お前たちがどれくらい持ってきたか聞いただろ?」
美夢「その後に?」
永夢「明らかに増えると思ったからな」
春奈「……ところで……その、胡桃さん、みいこさん……」
胡桃・みいこ「?」
春奈「きょ、今日はその……ありがとうございました。ふたりのおかげで、有意義な買い物ができました」
みいこ「えっ!春奈ちゃんが……」
胡桃「わたしたちに、お礼!?ええ〜、なにそれ……逆に怖いかも……」
春奈「なんですか、失礼な。わたくしの評価はいつでも公平です。そもそも、あなたたちの普段の行いが……」
胡桃・みいこ「うわ〜!やっぱりいつもどおりだ〜!!」
美夢「……ふふふっ」
永夢「よし……ステージクリアだ」
永夢はゲームをしていた。
美夢(倉庫であの機材を見つけてから、びっくりするようなことばかりだけど……でも、楽しい。今が……すごく楽しい……!!)
特に言うことないな……えー、ホワイトデーの美夢ちゃんは引けました
リリリリ以外の誕生日の話いる?
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いる
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いらない