走れテイオー   作:球磨猫

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もうこれ何番煎じよ()

今回も中山の直線並みに短いでする。





走れミーク

ミークは激怒した

 

必ずやかの卑しい女を成敗せねばと決意した

 

ミークには天才の気持ちはわからぬ、しかしレースにはウマ一倍真摯であった。

 

きょう未明ミークは村を出発し、野を超え山超え、十里離れた此のトレセンのグラウンドにやって来た。ミークには父も、母も無い。彼氏彼女もない。二十幾つの、桐生院家のトレーナーと二人三脚だ。

このハッピーミークは、中央の或るG1レースを、近々、3番人気として控える事になっていた。URAファイナルも間近かなのである。

 

ミークは、それゆえ、蹄鉄Tの予備やら勝負服の調整やらをしに、はるばる市にやって来たのだ。

 

 

先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。

 

ミークのトレーナー、桐生院葵には同期がいた。ライスシャワーのトレーナーである。

 

今は此のトレセンの市で、誰かと待ち合わせているらしい。ショッピングモールの前のベンチで、のんびりと座っている。

 

歩いているうちにミークは、ライスのトレーナーの様子を怪しく思った。ライスシャワーは今ミホノブルボンと猫カフェに行っているはずである

 

 

のんきなミークも、だんだん不安になって来た。

 

路で逢った若いウオッカをつかまえて、彼は誰と待ち合わせしているのか、と質問した。若いウオッカは、首を振って答えなかった。

 

 

しばらく経ってシンボリルドルフに逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。シンボリルドルフは答えなかった。ミークは両手でシンボリルドルフのからだをゆすぶって質問を重ねた。シンボリルドルフは、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。

 

「ライスのトレーナー君が誰と待ち合わせしているか、相手が来るまでまっとれないという訳かな?フフッ」

 

エアグルーブの やる気が さがった!!

 

「ダメだこいつ。」

ミークはすぐに悟った。ミークはかしこいのである。

 

暫くして待ち合わせの相手が来た。その相手とは果たして___

 

 

 

桐 生 院 葵 で あ る

 

 

今日は大切な用事があるのではなかったのか。なぜ自分も誘ってくれなかったのか。

その花が咲いたかのような笑顔に、自分には見せない女の顔に、ミークは愕然としながらも彼らの後を追った。なぜかライスシャワーも付いてきた。

 

彼らはまず喫茶店でスイーツを食べ、アクセサリー屋を見て、水族館に行き、併設されている遊園地で遊んでいた。ミークは事あるごとに「これもミークの為なんです」と言っている彼女を見た。

 

 

 

ドス黒い感情がハッピーミークとライスシャワーの心を包んだ。

 

 

ミークは激怒した

 

必ずやかの卑しい女を成敗せねばと決意した

 

 

 

その日の深夜、ミークは寮を抜け出し葵の家を訪れた。

以前貰っていた合鍵を使って家に入ると、疲れからかぐっすりと寝ている葵に覆いかぶさった。

 

 

 

「……渡さない(『独占力』)渡さないから(『八方にらみ』)私の(『まなざし』)私だけのもの。(『布石』)

 

そのままミークは葵の唇を奪った。一方そんなことをされた葵は目を覚ますが、ウマ娘の力に敵う訳もなく押し倒されていた。

 

唇を奪い、首元に自らのものである証を刻み込むとそのまま夜を過ごした。

 

 

 

次の日、どこか満足そうに自分たちのトレーナーと歩く二人のウマ娘が目撃されたことは言うまでもない。

 

 

 

時は流れ、URA決勝の日。

予選、準決勝とミークは勝ち進んだ。

 

「葵、行って来る。だから…」

「えぇ、ミーク。行ってらっしゃい」

交わされる軽い口付け。それはあの日から続く二人の仲を表していた。

 

 

 

 

 

『さぁ最終直線、戦闘はハッピーミークだ!しかしその後ろをぐんぐんとライスシャワーが迫っていく!!』

『ライスシャワー速い!!ライスシャワーがここで差すか!ハッピーミークが逃げ切るか!』

 

 

ゴールまでには、まだ気力がある。私を、待っている人があるのだ。

 

少しも疑わず、静かに期待してくれている人があるのだ。私は、信じられている。私のスタミナなぞは、問題ではない。2着でもいい、などと気のいい事は言って居られない。私は、信頼に報いなければならない。いまはただその一事だ。走れ! ミーク。

 

 

 

 

 

 

『優勝はハナ差で、ライスシャワー!! 見事な脚でURA決勝を制しました!!』

 

 

「「温泉旅行がぁぁぁぁ!?!?!?」」orz

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はぁ~ガチャ石ねぇ!
マニーもねぇ!
ジュピター毎日ぐ~るぐる!
朝起きて、サポ選び、Aラン目指して育成道。
はぁ~サポカもねぇ、ピースもねぇ、おらのトレセンスズカがねぇ!!(血涙)

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