ウマ娘〜うp主の勝手解釈闇堕ち?したウマ娘!〜   作:R・L

2 / 3
この話にはトレーナーのなまえがでてきます

夕雲榊『ゆうぐもさかき』といいます


ズレた歯車

桐生院葵とトレーナーの電話を聞いた後、タキオンは関係を調べるために新たな盗聴器をしかけ太陽光発電のGPS機能付きのキーホルダーをトレーナーの私物に取り付けた

 

「まだまだかな?もう少し情報を集めるために増やすのは確定として…あの女の方はどうするべきだろうか……」

 

あの女…桐生院葵を抹消するにはメリットよりデメリットの方が大きく、名門であることから手を出すのは難しいと思われる

 

「厄介な女だよ…まったく」

 

思考を巡らせながら最悪トレーナーを拉致し何処か静かなところで

暮らす(監禁)しかない

 

「おーい、タキオーン?今日は約束の時間に来たぞー」

 

「ぁあ、モルモットくんか残念ながら今日は投薬無しだ」

 

「なん、だと……あの薬好きタキオンが作ってない…」

 

「私をそんな薬物狂いみたいに言わないでもらいたいな、今は別のことに集中しているんだ」

 

「ほーん、じゃああれか?俺は今日要らんの?」

 

「いや、今日はコレだ」

 

そう言ってタキオンが机の上にあった箱から出したものは

 

「なにこれ?VR?」

 

どこからどうみてもVR機械だった、ちょっとだけ見た目は違うが紛れもなくVRの為のヘッドセットだった

 

「コレは脳波を調べて記録する機械なのさ、ほら病院とかでよくあるだろう」

 

「あー、あれか」

 

「さて、早速付けて計測させてくれたまえよ」

 

「まぁ、良いけどさー害とかないよな?」

 

「ただ単に脳波を調べるだけさ、害なんておそらくあるわけないじゃないか」

 

「ちょっと保険かけたな?」

 

少し不安になりつつも機械を付ける

 

「……どう、すればいい、んだ?」

 

「はっはっは、完全に怖がっているじゃないか?声が裏返りかけているぞ?」

 

付けてみたのはいいもの頭に乗る重量感と視界に入った機械にヘッドセットからコードが繋がっている為、本能が怖がっている

 

「あ、い、いやー薬は飲まされたりしてるから慣れてるんだが……こう、機械を身体に着けるのは人生であ、んまりなかったからちょっと…怖い……」

 

「可愛らしいところもあるねぇ…あぁ、脳波取るだけじゃなく薬を注射しても良いかい?」

 

「やだっ!ぜったいやだ!後薬ねぇんじゃなかったのか!」

 

「ん?今回は作ってないだけでストックが無いなんて一言も言ってないが?」

 

「サギノテグチカナ?」

 

「詐欺とは酷いじゃないか、まぁいいとりあえずコレを飲んでもらおう」

 

「これは?」

 

「んー、何と言えば良いのかな?リラックス薬?脱力剤?まぁエナジードリンクの逆だと思えば良い」

 

「最近出たあのドリンクの錠剤版?」

 

「そう、それに近いね…ささっぐいっといきたまえ」

 

「お手柔らかに」

 

「では、スイッチを入れるから君はゆっくり深呼吸をして寝るような感じでなにも考えずにいてくれ」

 

パチンっと音がし、ピッピッと電子音が鳴る

 

そしてトレーナーの脳波を調べ始め

 

1分たたないうちにトレーナーの意識は沈んでいった

 

      〜実験終了後〜

 

「…………あ?」

 

「お、意識が戻ったかい」

 

トレーナーは起きていたがボーッとしたまま目が虚でいたため、タキオンは薬棚からアンモニアを取り出していたがトレーナーが起きたため無駄に終わった

 

「体が楽になった気がする」

 

「ん?なんだいそれは?」

 

「や、なんかめちゃくちゃ体が軽いんだが?そんな歳取ってないがダルさが消えた気がする」

 

「……なるほど?」

 

「コレ飲んだ薬の効果?」

 

「わからないねぇ?私はそんな効果が出るとは思ってない」

 

「コレもう一本ある?検証してみようぜ?」

 

「あるけど連続服用はやめときたまえ、どんな効果が出るかは分からないからね」

 

「半日あければ大丈夫だったりしない?」

 

「そこも分からないよ、だがまぁ君がやりたいのなら止めはしないよ」

 

「じゃあ貰うよ、今日の夜なら多分大丈夫だろうし」

 

「そうかい」(この薬は使えそうだ)

 

「タキオンはこの後どうするんだ?」

 

「そうだね、身体を休ませるのは当然として……今撮った脳波を取り寄せた資料と照らし合わせたりしてみるとするよ」

 

「やっぱり熱心だなタキオンは」

 

「まぁ、好きでやってることだからねぇ」

 

「好きってだけで色々出来るのも凄いし、失敗しても諦めずに次に繋げる姿勢は好きだよ」

 

「んなっ!何を言い出すんだ君は!馬鹿じゃ無いのかい!」

 

「褒めたのに馬鹿はないだろ!あー!なんか恥ずかしくなってきたー!」

 

「はっはっはっは!」

 

何気ない会話をしつつ時は過ぎていき、この記憶は楽しい思い出となってトレーナーとタキオンの絆を深めていく

 

 

       〜二時間後〜

 

 

 

「あー、楽しかった」

 

「こんなに笑ったのは久しぶりだねぇ」

 

「ん?もうこんな時間か…そろそろ行くかー」

 

「この後用事があったのかな?」

 

「ん、ちょっと買い物にね」

 

「ほぅ、買い物ねならちょっとお使いを頼みたいんだが?」

 

「いいけど、ちょっと遠くに出掛けるから遅くなるぞ?」

 

「それは構わないさ、後で端末に送っておくからあったらでいいから買ってきてくれ」

 

「はいよー」

 

「領収書を忘れずにね」

 

「おっけおっけ、いってきまーす」

 

 

 

 

 

 

     〜トレーナー移動中〜

 

 

「葵着いたよ、どの辺にいる?」

 

「えっとね、銅像が近くにあるよ」

 

「銅像?俺からは見えないなー何口?」

 

「えっとねー、東口!」

 

「俺逆だ!すまん!ちょっとまってて!」

 

「はーい、じゃあ近くの喫茶店に居るからフォイエってお店」

 

「わかった!切るよ?」

 

「はーい、待ってるねー」

 

《また葵…デートなのかい!チッ》

 

タキオンは仕掛けた盗聴器で会話を盗み聞していた

 

「いやー、それにしてもだいぶ話し方が柔らかくなってきたな葵」

 

《長い仲なのか!一体いつから!》

 

走り続けること数分

 

「思ってたより近かった、てか全然疲れない…あの薬のせいかな?」

 

「あ、榊くん!」

 

「ごめん葵!遅れちゃった」

 

「ううん、大丈夫」

 

「行く前に何か飲んでいい?喉乾いちゃってさ」

 

「そういうと思ってもうすでに頼んでありまーす」

 

「マジ?助かる」

 

「彼女ですから!頼んだのアイスカフェラテだけどいい?」

 

「ありがとう、大丈夫だよ」

 

「ふふっ、この後の予定私は聞いてないんだけどどこ行くの?」

 

「シンプルだけどショッピングした後夜はちょっといいとこのホテルのディナー食べるっていうやつなんだけど」

 

「いいね!のんびりできそう!」

 

「楽しみにしておいてくれよ」

 

《夜!ディナー!!モルモットくんはわたしには天皇賞秋を優勝した時にしか………》

 

 

     〜デートが始まって夜〜

 

「はー、楽しかったー」

 

「喜んでもらえてなによりだよ葵」

 

「次はディナーだっけ?」

 

「そうそう、遊園ホテルってとこ」

 

「え!超有名な三つ星の!」

 

「やー、半年待ったよ」

 

「え?でも私ドレスコード今日持ってないよ?」

 

「ふっふっふー、何のためにそのおしゃれな服を買ったとお思いで?」

 

「え?このため!!」

 

「そう!そのために俺は試着を見なかったのさ!」

 

「ありがとう!今日買ってもらったこの服大事にするね!」

 

「こちらこそ、葵の素敵な姿を見せてもらうんだから」

 

「すてっ…恥ずかしい…」

 

「っと、着いたな中入って着替えるとかがあるからそのあとホールに来てね」

 

「はいっ!」

 

《まさかこの後のディナー後にうまぴょいするつもりなのか!!!》

 

   

 

 

 

       〜着替え中〜

 

「……」

 

「あ、あの榊くん?」

 

「ごめん、あまりにも綺麗で言葉が出なかった」

 

「あ、えっと…榊くんも似合ってるよ」

 

葵は白を基調とし一部にピンクの刺繍の入ったワンピースを着ていた

 

「やっぱ、ちょっと泣きそう」

 

「えぇ!」

 

「あ、すいません」

 

「はい、いかがなさいましたか?」

 

「予約した夕雲榊と言います」

 

「少々お待ち下さい、夕雲様ですね」

 

「はい、葵隣に来て」

 

「わかりました!」

 

「確認が取れましたのでご案内いたします」

 

「ふふっ、楽しみです」

 

「俺もかなり楽しみにしてるんだ」

 

 

 

       〜移動中〜

 

 

「ここって、最上階?」

 

「そう、ちょっと奮発しちゃった」

 

「お客様、席はこちらになります」

 

「はい、葵」

 

「ありがとう」

 

トレーナーは椅子の背を引き、葵を座らせたあと対面に座った

 

「では、先に食前酒を持って参りますので少々お待ちください」

 

「はい、ありがとうございます」

 

「はい」

 

「なぁ、葵…」

 

「なぁに?榊くん?」

 

「……本当に、似合ってるよ」

 

「ありがとう、榊くんもカッコいいよ」

 

 

「お待たせしました」

 

店員が戻って来た、今の会話を聞かれたと2人は思い互いに少し慌て俯く

 

 

その後食事が始まり、笑い合いつつこれまであったことを話し時間は過ぎて行ってタキオンのトレーナーは懐に手を入れ

 

「葵、聞いてくれ」

 

「どうしたの?榊くんそんな真剣な表情して?」

 

「コレを受け取って欲しい」

 

「え?コレって」

 

トレーナーの手の中にあったのはダイヤモンドの指輪だった

 

「あ、えと…俺が一生君のことを幸せにします、なので葵のこれからの人生を俺と一緒に歩んでください!!」

 

《は?え?もる、もっとくん?なぜ?》

 

「はい!不束者ですがよろしくおねがいします」

 

涙を流しながら葵トレーナーは結婚を受け、そのまま左手の薬指に榊は指輪をはめた

 

「その、これからもよろしく」

 

「はい」

 

「愛しているよ葵」

 

「私もです、榊くん」

 

そして2人の時間を過ごした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     〜タキオンサイド〜

 

どうして?どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして

 

君は私と一緒に果てを見るんじゃなかったのか?嘘をついた?裏切った?なぜ?

 

なぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜ

 

 

ナゼ、そこにいるのが私では無くその女なんだい? 

私が人じゃなくウマ娘だからかい?

なんでなんだい?もるもっとくん?

 

なぜ?ワタシジャナイ?

ワタシハコンナニモキミヲオモッテイルノニ

 

どうして?君のためにワタシは頑張っているのに

 

君の隣を歩いていけるように努力をした…君のために無茶もした…なのにナゼ?

 

「私は…君を失いたくない…」

 

君はどこかすこしおかしいのかもしれない…私を見てくれ、見捨てないでくれ、君の何処がおかしいんだ、あの女のせい、私の大切な掛け買いのない人になってくれ、どうすればいい、わたしはこんなにもきみを好いているというのに、頭の中には君がいるのに、私の中は君の笑顔や考える顔で一杯なのに、頭?

 

 

 

そうか

 

 

 

 

 

 

 

「あたま、そうか

 

 

 

 

          ふふっ」

 

 

君は頭がすこしおかしいのか

 

 

 

わたしが         きみを

 

正しく     してあげなければ

   

   いけないのかもしれない      ならば          わたしは

 

       早く支度しなければ     

    君の為なんだ     これ     

     は      きみをただしく

 

   する為なんだ

 

 

「待っていてね、私だけのトレーナー(愛する人)

 




次でラストです!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。