天空侵犯 cross   作:白影

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久しぶりに小説を書きました。おかしいところもあるかもしれませんが楽しんで読んでいただけると幸いです。


プロローグ

僕の名前は天道歩。ゲームやアニメが好きな至って普通の高校生だ、なんで突然自己紹介したのかというといわゆる現実逃避である。なぜなら…

 

 

 

 

 

 

 

 

今僕の目の前で人が死んでいるからだ(・・・・・・・・・・)

 

(なんでこんなことになってしまったんだろう?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー学校の教室ー

 

「やっぱり異世界モノは面白いよね」

 

学校の昼休みに僕は友達と話をしていた。

 

「歩ってほんとそういうの好きだよな」

 

「そりゃね。最近はこのジャンルの漫画やアニメが多いし、異世界行って無双って男だったら皆憧れるでしょ。」

 

「いや俺そんな願望ねえから。」

 

話題は最近ハマっている異世界系の漫画の話。まさかこれか ありふれた日常の最後の会話だとはこの時思ってもみなかった。

 

「けど実際そんなこと起こるわけないだろ。」

 

「いやいや、もしかしたら本当に起こるかも…」

 

「どうした?」

 

「ねえ、あんな所にあんな高い塔(・・・・・・)あったけ?」

 

「塔?」

 

そんな話をしている時、僕が見ている先にとても高い塔が存在した。そしてそれを見た瞬間……

 

 

 

 

 

 

 

ーとある部屋ー

 

(そうだ!あの塔を見た瞬間こんな所に居て、こんなことになっていて!)

 

今自分がいるところは何処かのオフィスのような部屋でその床に頭から血を流している死体があった。

そして死体の隣には変な仮面を被った男。手にはゴルフクラブが握られていた。仮面は白い顔で目と口に穴が開いただけの簡素なもの。だけど笑っているように見えるその形の口と血の付いた顔は不気味さを増していた。仮面はゆっくりとこちらを向き近づいて来て直感した。この死体の人を殺したのはこいつだと、そして次は自分を殺す気だと。

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

ここに居たら殺される。僕は近くの扉を開け廊下に出た。一目散に走り階段を見つけた。しかし…

 

「下りの階段が塞がれている!?」

 

下りの階段はコンクリートで塞がれ「お知らせ 地上に降りる事はできません」という看板があった。行けるのは上りの階段のみ、考える時間はなく、僕は上り階段を昇った。上まで昇り僕は屋上への扉を開いた。

 

ー屋上ー

 

屋上へ出た僕はその光景を見て僕は驚愕した。見渡す限りあるのは高層ビルばかり、東京でもこれだけのビルがある場所などない。

 

「てっ!驚いている場合じゃない!何処か逃げる所を…」

 

何処か逃げ道がないかと辺りを見渡し橋を見つけた。板とロープで造られた橋。正直落ちる恐怖があった。だけどこんなところで迷っていたら追い付かれる。僕は意を決して橋を渡った。

 

「下は…た、高すぎる…」

 

下を見てしまうと足がすくみそうになった。落ちたらもう助からない。それでも進まなきゃいけない。仮面が来る前に。そうして慎重に歩いて行くと後ろからギシッという音がして振り返った。そこにはすでに橋を渡って来ている仮面がいた。

 

「あ、あぁぁ…」

 

ただでさえ落ちる恐怖でいっぱいなのに仮面が見えてその恐怖心が限界を越え立ち止まってしまった。仮面は今も近づいて来る。

 

僕はもう助からない、そう思った瞬間

 

「えっ!」

 

仮面の足元が壊れ落ちていった。仮面は垂直に落ちていき頭から地面に激突した。落ちた辺りから血が大量に流れ仮面は動かなくなった。

 

「た、助かった…」

 

橋から落ちないよう慎重に橋を渡り向こう側に着いた後、力が抜け僕はその場に座り込んだ。

 

「一体何なんだこの世界は…」

 

僕以外誰もいないこの屋上でそう呟いた。

 

 

 




最初はオリ主の登場回です。次回から別作品のキャラも登場します。
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