ワールドトリガー書いてたけど筆が乗らなくなって1年以上経過。ウマ娘2期の最終話を繰り返し見て泣いてる作者です。
現実の競走馬には詳しくなく名前もそこまで知らないが、ウマ娘はアニメ1期2期をみて、遂に配信された神アプリにも嵌るものの、育成が難しいんじゃ……と、最近やっとAランクが2人目作れた程度の作者です。
最近このサイトでウマ娘の小説増えたなーと思い、勝負服の話は見かけないなー(あるかもしれないけど見てない)と思い書いてみた。
タイトルを含め、思い付きの見切り発車で書き殴ったレベルなので続くか分からないが、続くのであれば後々書いていくことになる主人公の有り得ない設定もあったりする。分かる人はすぐに、あ、そういう設定の人ね。と分かるかもしれない一言も入っているが、これで始めて見ることにした。
現実のお馬さんの事も知らないけど、ウマ娘関係の界隈で流れてる噂とかも多少知識として、また、ネタとしても入れつつ出走します。
あれは、私が日本にやって来て自分の店を始めて少しした頃である。
「シンボリルドルフと言います。本日はよろしくお願いします」
あの日、私の元にやって来たのは1人のウマ娘。その子はまだあどけなさや硬さを感じさせつつも完成間近と言えるような、風格やオーラとでも言えば良いのだろうか、貫禄の様なものを感じさせてくれた。彼女が店に来ることは私にこの店を持たせてくれたシンザンさんから聞いていた。
聞けば彼女は入学したばかりで、これからデビュー戦だと言う。私が一眼見た印象をそのまま伝えると、彼女は少し照れる様に微笑んだ。年相応な感情もチラホラ、大人びた印象もチラホラ。会話のキャッチボールを楽しみながら彼女を採寸しメモを取っていく。
「---OKかな。じゃあ今度の日曜に学園に届けに行くから」
「聞いてはいましたが、早いんですね」
「ふふ、君の脚ほどではないさ。まぁ、まだどんな脚かは知らないんだけどね」
「あの……」
「何か希望があるのかな? 色とか?」
先程、会話しながらも明る過ぎる色だと合わないと思いつつ、少し深い色合いでメモの端に軽く線を入れていたが、希望があれば出来るだけ叶えてあげたい。……叶えてあげたいが、中にはセンスがなく、自分に合わないデザインや色を希望する子もいたりする。その場合は一応、希望通りのモノと、私が個人的に合うと思ったモノを作って選ばせている。決めるのは彼女達だし、どっちを選んでも私に文句はない。まぁ、これまで希望通りのものの全ては展示様などのサンプルになっているので実際に逆を行かれたら文句が出てくるかも自分にも分からないのだが。そんなことを考えていると想像とは違う質問が飛んできた。
「デビュー戦から全ての試合で着ても良いでしょうか?」
「……ふふふ、それは目立つね。でも、まだ出来上がって無いからね。試着した時に聞かせてね」
GI以外のレースは体操着にゼッケンが普通だ。服が傷むとか勿体ないとか色々あったりするが、確かに言われてみればそうだ。ここぞという時に着るから勝負服。デビュー戦だろうが試合なのだから勝負服でも間違いではないか。彼女達にとって負けても良いレースなんて無いだろう。しかし、全てのレースで着てくれるのはありがたいが彼女が浮いてしまわないだろうか……。いや、それすらも乗り越えられる服を作れば良かろうなのだ。
その後、彼女は言葉通り着続けてくれた。更に強く勝ち続けた。テレビで見るその姿は正しく皇帝。あぁ、やっぱりその色が君には似合うね。
試合が終わる度に勝負服を持って直しを依頼しに来たりもしたが、彼女自身も更に美人になっていった。洗練されて行くとはこう言う事を言うのだろう。
しかし、耐久度が5%も減ってない事もあり、急ぎで直すところも特には無いのだが、まぁ、この服を大事に想ってくれて何よりである。
「ルドルフちゃん更に美人になったね」
「そ、そんなことはっ---」
「あ、もうこんな時間か。そろそろ私お昼ご飯食べるんだけど、ルドルフちゃんも食べてく? にんじんハンバーグでいい?」
「て、手料理をご馳走していただけるんですか?」
「そんな大層なもんじゃ無いけどね。(体操着だけにね)」
私はルドルフちゃんに聞こえないように依頼のあった学園指定体操着を見て呟く。大層じゃない体操着などとくだらない駄洒落を頭の中で思い浮かべながら、あ、そっか体操着の納品も来週が納期だったかとスケジュールも思い浮かべつつ、ふとルドルフちゃんを奥のリビングに呼ぶために振り向くと、ルドルフちゃんは真剣な面持ちでブツブツと何かを言っている。
(なるほど、大層と体操着が掛かっているのか。興味深い。いや、しかしにんじんハンバーグとは関係無い、いや体操着を見た視覚情報と思考で直結させた高度な言語!これが、ダジャレ……!)
シンボリルドルフの賢さが10上がった。
にんじんハンバーグを食べて体力が20回復した。
シンボリルドルフはダジャレに興味を持った。
あれから何年か経つけど。デビュー戦から引退まで勝負服を着るって子が少し増えた気がする。依頼のあった少し傷んだ勝負服の補修をしながらしみじみ思う。
補修を終わらせると伸びをして昼ご飯でも作るかと立ち上がる。そこでタイミングよく店の呼び鈴がカランコロンと鳴った。
「すみませーん! 勝負服ならこのお店だと教えて貰ったんですけどー!」
「ふふ、いらっしゃい。にんじんハンバーグで良いかい?」
「あれ!? 定食屋さんでした!?」
これはウマ娘専用勝負服専門店(兼何でも屋)のお話。
「【Winning Run】へようこそ」
凄く文章量が少ないことに気づいた。けどそれは怒らないでほしい。作者はメンタル弱いのだ。ワートリ書いてた時は倍以上は書いていたけど、文章力というか書く力が衰えたのかもしれない。しばらく書いてないからね。
筆が乗って楽しんで書けるようになるかもしれないし、自他ともに認める駄作になるかもしれないのであしからず。