擬人化したスーパー戦隊ロボットたちの新たな戦い。 作:桐野 ユウ
「あぁそうだ。君の仲間が三人も増えたんだ。」
『そうですか……アコちゃんに負担をかけてしまいましたからね。私もそちらに合流するために戻ろうと思います』
「すまない……」
『ではアカレッド、日本で』
「あぁまたな、郷 ジュン君」
通信を切った直後、基地につながる扉が開いて月子とアミが入ってきたのでアカレッドは立ちあがる。
「やぁ二人とも」
「アカレッド、こんにちは」
「よう!」
「二人とも今のところは異常がないみたいで何よりだ」
「そうだな、奴らが迫ってこないのも平和って感じだな」
「だが、奴らがどこで何を企んでいるのかわからない。気を引き締めないと」
「わかりました」
三人が話をしている一方で、千里とアコは外を歩いていた。「基地の方へと向かう前に、新しく発売されたゲームを見たい」という千里の意見に従い、アコはついていくことになった。
「だからメガネも外しているのね?」
「まぁな、念のために私服を下に着ててよかったぜ」
二人が歩いていると、信号機が突然赤から青に、青から赤へとせわしなく変わっていくのを見て、二人は不審に思った。
「おいおい、どうなってんだ?」
「えぇテンポが速すぎる気がするわ。もしかして・・・・・・」
「あいつらの仕業か?」
一方で基地の方でも反応があった。明滅が激しい信号機以外にも高速道路のETCレーンが閉じてしまい車が出られなくなったり、電車も信号機が赤のままなので出発することができなくなったりといった異変が発生していた。
「アカレッド・・・・・・!」
「あぁ、おそらく奴らの仕業だろう…!」
すると扉から千里達が駆けつけ、今回の事件はレイガラック達の仕業だと判断する。
「だが問題はウイルスの発生場所だな」
「なら私に任せて。アカレッド、コンピューター借りるよ!」
「あぁ、どうぞ」
許可をもらえた千里はキーボードを出して素早く打ちこんでいた。彼女のスピードについていけない他のメンバー達は口を開けたままボーゼンとしていた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「凄い、指が見えないよ……」
「流石IQ600・・・・・・!」
「さぁ、できたぜぇ!!」
「いったい何をしたのだね?」
「奴らが起こした騒ぎをどこが管理をしているのか調べてみたんだ。場所はこの総合管理所だ!!」
「よし!!出動だ!!」
「「「「了解!!」」」」
「行くときはあのゲートを通っていくといい。現場まですぐに向かうことができる」
「なら変身して向かいましょう!!」
四人はエクスレットを構えて変身してから現場に急行した。一方総合管理所ではウイルス怪人ウェルグルがウイルスを投入して街を混乱させていた。
「ふっはっはっはっは!!ライフラインをちょっと弄っただけで大混乱だ!!恐怖におびえるがいい!!」
「ブースターライフル!!」
「どあああああああ!!」
攻撃が命中して外に吹き飛ばされたウェルグルが辺りを見ていると、四人の戦士が建物の上に立っていた。
「な、何者だ!?」
「一つ!正義のために戦います!!」
「二つ!人々の平和を壊す悪を!!」
「三つ!許すわけにはいきません!!」
「四つ!悪を成敗する戦士たち!!」
「ガオキング!」「キョウリュウジン!」「ジェットイカロス!」「ギャラクシーメガ!」
「四人合わせて!」
「「「「戦隊ガーディアン!!」」」」
「そうか貴様達が我らにたてつく愚か者か!!俺様はウィルス怪人ウェルグルだ!!やれ!!」
「「「いーーーーーーー!!」」」
「あーれーるぜーーー止めてみな!!」
全員が飛びあがり地上へ着地すると、バングラーダとの戦闘が開始される。ガオキングの月子はフィンブレードで戦闘員を斬りつけていく。
「ドリケラドリル!!」
キョウリュウジンのアミは、左手のドリケラドリルで戦闘員のボディに攻撃をした後、右手のステゴシールドで殴る。
「イカロスクラッシャー!!」
ジェットイカロスが鎖分銅を振りまわして戦闘員たちを次々に撃退する中、ギャラクシーメガは20メガトンのパンチで戦闘員を次々に吹き飛ばしていく。
「おのれ!!」
「さぁ、後はあんただけだぜ?」
「くらえ!!」
ウェルグルの背後から触手が発生して四人に襲い掛かる。ギャラクシーメガとガオキングがそれぞれメガサーベル,フィンブレードでウェルグルの触手を斬りつけていく中、ジェットイカロスは構える。
「ショットパンチャー!!」
右手首が飛んでいき、ウェルグルのボディに命中して吹き飛ばした。
「今よ!!」
「「「キョウリュウジン!!」」」
「おうよ!!これで終わりだ!!キョウリュウジン!ブレイブフィニッシュ!!」
右肩のガブティラヘッドにエネルギーがたまり強力なビームがウェルグルに放たれて命中した。
「ぐああああああああああああああ!!」
ウェルグルは爆発した後、彼女達は管理所の中へと入りウェルグルが起こした暴走を全て解除をした。すると、電車の信号,信号機,ETCのレバーなどが始動して事件は解決した。
大帝国バングラーダ城
「申し訳ございません、レイガラック様!!」
「戦隊ガーディアン……我らの邪魔をする者たち!奴らを倒すものはいないのか!?」
「なら次は俺様の怪人が!!」
「いいえ私の怪人を!!」
場所が変わり、ここは戦隊ガーディアン基地。格納庫でアカレッドが見ているのは建造中の三体のロボットだ。
巨大ロボットではなく等身大のロボットだが、彼女達の力となってくれるであろうと、アカレッドは確信していた。
「先にメダルの方が完成したな。月子君、そしてアミ君の力を更に引き出してくれるだろう……」
アカレッドの手に四枚のメダルがある。キリンにシロクマ&クロクマ、アンキロサウルスとパキケファロサウルスのメダルだ。
「その前にこの二つのメダルを彼女達に渡せれば……」
アカレッドは無敵将軍,隠大将軍のメダルを見ながら新たな戦士たちの目覚めを待つことにした。
次回 四人は猿飛姉妹をスカウトをするために彼女達に接触をしようとした。一方である場所でかつて戦ったあの妖怪が復活をした!!
次回「人に隠れて悪を斬る!」