擬人化したスーパー戦隊ロボットたちの新たな戦い。   作:桐野 ユウ

7 / 16
エマージェンシー

幹部ペプシルスが加わり、大帝国バングラーダの戦力が増加した!だが戦隊ガーディアンの方も負けてはいない!新たに増えた仲間と共に、こちらも打倒バングラーダを掲げるのであった!!

 

戦隊ガーディアン基地──月子とアミはモニターを見ていた。自分たち以外の戦隊ロボットのデータを眺めているのだ。

 

「バトルフィーバーロボ…ロボットとしては初めてのスーパー戦隊になるんだよね?」

 

「あぁ、その通りだ」

 

「「アカレッド!」」

 

「今みたいに変形や合体はなかったが、それでもバトルフィーバーロボにはジェットイカロスに負けないくらい武器が多彩でもあったんだ」

 

「そうなの?」

 

「あぁ足のホルスターに装備されているクナイ型ダガーのソードフィーバー、戦斧のフィーバーアックス、槍のスティックアタッカー、鎖のチェーンクラッシャー、三叉槍のアタックランサー、バトルシールド、銀杖のケーンノッカー、巨大な日本刀、メリケンサックのナックルパンチャー、ブーメランのクロスターンといった様々な武器を持っているんだ。そして最大の武器は電光剣と呼ばれる日本刀だ。」

 

「すごい……!」

 

「あぁ。ちなみに、ゴレンジャーはバリブルーンやバリドリーン、ジャッカー電撃隊はスカイエースと呼ばれた空中要塞だったからね。む!!」

 

戦隊ガーディアン基地に警報が鳴ったので三人はモニターを振り返る。怪人が暴れているのを確認して、アカレッドは二人に出動命令を出す。

 

現場に到着した二人は既にガオキング及びキョウリュウジンに変身をしており、現れた怪人に構える。

 

「バングラーダの帝国怪人か!!」

 

「俺様は“マッスルガンス”さまだ!!くらえ!!」

 

マッスルガンスは口から岩石を放ってきた。キョウリュウジンは前に立ち右手のステゴシールドで攻撃をふさいだ。その隙にガオキングが彼女の肩を踏んで飛びあがりバイソンキックを放つ。

 

「ふん!!」

 

「ぐ!!」

 

両手でバイソンキックを防いだだけでなく吹き飛ばした。キョウリュウジンはガオキングをキャッチするが、そこにすかさずマッスルガンスが両手のエネルギーをためた波動拳を二人に放ちダメージを与えた。

 

「「きゃああああああああああああ!!」」

 

「はっはっはっはっは!!マッスルマッスル!!どうしたどうした!!」

 

「こいつ、思っていた以上に強いかも!!」

 

「はっはっはっは!!どああああああああああああああ!!」

 

マッスルガンスが止めを刺そうとした時に弾丸が命中した。二人は一体誰がと見ていると一台のパトカーがやってきた。パトカーは停止すると一人の女刑事が降り立つ。

 

「ジャスミンお姉ちゃん!?」

 

「ホールドアップ!赤座 ジャスミンだ!バングラーダ帝国!!これ以上市民に対する暴動をやめてもらおう!!」

 

「やかましい!!これでもくらえ!!」

 

「危ない!!」

 

マッスルガンスは攻撃をしようとした隙に、ジャスミンは取り出した拳銃を即座に発砲した。口部に力をためていたマッスルガンスは攻撃を受けて怯んでしまう。

 

そして、ジャスミンは左手に装備されていたエクスレットを構えた。

 

「それって!!」

 

「エクスレット!!」

 

「メダルセットイン!エマージェンシー!!」

 

【デカレンジャーロボ!】

 

デカレンジャーロボの幻影が現れてジャスミンに合体をすると彼女の服が破れ出す。そして、彼女が走りだすとギアインナーが装備され、デカレンジャーロボのパーツも装着されていく。装着完了と同時に、パトランプを光らせながら、構え直した。

 

「ホールドアップ!デカレンジャーロボ!!」

 

「嘘・・・・・・」

 

「ええええええええええええ!!」

 

二人はジャスミンがエクスレットとメダルを持っていたことに驚いているが、彼女は気にせずにマッスルガンスに構えている。

 

「おのれ!!これでもくらえ!!」

 

マッスルガンスは両手にエネルギーの弾をためて発射するが、ジャスミンは横飛びをしながらシグナルキャノンを放ちダメージを与えた。その間に立ち上がったキョウリュウジンはブンパッキーを召還してカミツキ合体をした後、ブンパッキーハンマーを振りまわしてマッスルガンスに命中させた。

 

ガオキングはガオジュラフを召還して、百獣武装をして構える。

 

「悪鬼貫徹!ネックスラスト!!」

 

ガオキングが放ったジュラフスピアーがマッスルガンスを貫いた。そのまま引き抜いて彼女は後ろを振り返ると、マッスルガンスは爆散をする。

 

「Got you!」

 

「お姉ちゃん・・・・・・」

 

「月子、久しぶり」

 

「お姉ちゃんも記憶があったの?」

 

「あなたたちのその姿を見て思いだしたのよ。私がかつて相棒たちと一緒に巨大アリエナイザーや怪重機と戦った記憶をね。」

 

「なら俺たちと同じか」

 

「そうだね」

 

「本当は警察官として働いていたかったけど、どうやらそうは言ってられないわね・・・・・・」

 

彼女は暴れたマッスルガンスの残骸を見てスキャンを始めた。

 

「何してるの?」

 

「スキャニングよ。警察官として奴らのデータをスキャニングをしてたのよ。力を取り戻してからはこっそりとね?」

 

「それで何かわかったのか?」

 

「ぜーんぜんわからないわ。奴らすごくプロテクトをかけているみたいで詳しいことはわからないのよ」

 

「厄介だね」

 

ジャスミンは残骸からスキャニングをして奴らの基地を探そうとしているが見つからない。彼女達は一度解散をしてその場を去った。

 

舞台は空港へと変わる。そこに一人の女性がケースを持ち現れた。茶髪の男性が彼女の迎えを待っていたかのように立っていた。

 

「待っていたよ郷 ジュン君。」

 

「その声は……アカレッド、かしら?」

 

「あぁ。だがこの姿の時は安室 徹と呼んでくれ」

 

茶髪の男の正体はアカレッドだった。ちなみに、この人間態のモデルは、彼が愛読していた漫画のキャラクターであることを付け加えておく。

 

「長旅ご苦労だったね。車で迎えに来たから、乗っていくといい」

 

「ありがとう。そうさせてもらうわ」

 

海外から新たな仲間が帰ってきた……!




次回 海外から帰ってきた郷 ジュン、一方でレイガラックは遅れている幹部たちにイライラを募っているが自分で奴らの力がどれぐらいなのかを試すことにした。

次回「首領自ら出撃!?レイガラックの襲撃!!」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。