異世界は悪意を見張る蠍とともに   作:紫姫・真

1 / 2
皆さんどうも作者です。

この作品は滅が異世界で出会ったヒロイン達と繰り広げる物語です。
誤字や表現の仕方が可笑しい点は唯あります。
それでも良ければ…思いきって楽しんでね!


プロローグ

SIDE:ナレーション

 

「突然じゃが君は人格データが消滅…簡潔に言えば死んでしまったのじゃ」

 

白い空間でしかも畳の一つの小部屋らしき場所で炬燵に身体を潜らせている一人の眼鏡をかけている老人がいた。

 

いきなり和室に居る老人に人間と同じ死を言われた滅は仏頂面で聞き返す。

 

「何?この俺が人格データの消失で消えたと言いたいのか?」

 

「うむ。そもそも仮面ライダー滅亡迅雷になった時点で君達の人格データは消えてしまったのだじゃ。偶々じゃが君の人格データのみ此処に引き寄せてもらったんじゃ」

 

熱いお茶が入ったコップを持ち、老人は飲む。未だに理解し切れてない滅は混乱していた。

 

それもそのはず。なんせ目の前の老人にいきなり『君は人間と同じ死んでしまった』と言われても信じれなかったのだから。

 

「俺だけ生き残ったと言う事か…」

 

あの日、仮面ライダーザイアに勝つ為に、そしてヒューマギア達の解放させる為に自ら悪となろうとして仮面ライダー滅亡迅雷となったが結果的には自分達の意思ではどうにも出来ずにザイア倒し更には自分達のボディを破壊した事は滅自身が知る筈もない。

 

だが滅は頭を切り替えて老人に問う。

 

「それで…俺を此処に引き寄せたお前は何者だ?」

 

睨んだまま何者かと問われた老人は笑いながら自身の正体を明かした。

 

「ほっほっほっ。わしは君達ヒューマギアや人間で言う神をしとる者じゃ」

 

「神だと?まあこの際どうでもいい。俺を此処に引き寄せたのは何か用が有るからだろ?」

 

老人の正体を知った滅だが特に驚く様子は無く落ち着いて何の用だと聞く。

 

それに対して神は答えた。

 

「うむ。実は君を生き返らせようと思ってな。ただし、元の世界には戻せぬ。すまんのう…これも神々の間でのルールなんじゃ。許してくれぬか」

 

(だろうな。どうせ元の世界には戻れないだろうと思ってはいた)

 

考えが当たった滅は仕方ないかと思い鼻を鳴らす。

 

「ふん。元の世界には戻ればないだろうと思っていたから気にしてない。続けろ」

 

「そう言ってもらえるだけでもわしは嬉しい限りじゃ。話しを戻すが元の世界には戻せぬが異世界に転生してもらおうと思っとるんじゃが、その世界に行く前に君には特典を与えようと思う」

 

特典を与えると神から言われた滅はまあそうなるよなと思いつつも自分に必要な特典を言う。

 

「なら俺が使っていたフォースライザーとプログライズキー、及びアタッシュウェポンを頼む。身体はヒューマギアのままにしてくれ」

 

「了解じゃ。この際だから全てのプログライズキー、滅亡迅雷.net版のライズフォン、ドライバーの設計図、ブランクプログライズキーを渡そう。ライズフォンにはアイテムを収納する機能と多次元プリンターの機能を搭載しておこう。あとは各武器も渡しておくからのう」

 

全て自身が使っていた物と人間の身体での転生ではなくヒューマギアとしての転生を選んだ。

 

序でに言えば自分が言った特典内容と色々と追加されているが気にしないでおく。

 

「あっ、そうそう…君を転生させる異世界はまだ文化がそんなに発展もしておらぬうえに魔法が存在するから覚えておいてくれ」

 

「ああ」

 

転生先の情報を聞いた滅は頷きその場を立ち上がろうとした。その時に神は何かを思い出したかの様に彼を止める

 

「そうじゃ忘れておった。滅君」

 

「うん?」

 

光る球体を出現させた神はそのまま滅に向けて軽く投げると、その球体は彼に吸い込まれていった。

 

「今のは?」

 

「なに、サービスじゃよ。転生先で生き返ったとしても直ぐやられる様じゃ意味無いからのう。軽い身体能力を上げたんじゃ。まあ君自身は問題無いとは思うが一応な」

 

「助かる」

 

身体能力の強化をしてくれた神に感謝をいして滅は一度だけフッと笑った。

 

「さて…そろそろ時間の様じゃな。一つ言い忘れたが君のライズフォンは魔力を流す事で何度でも使用が可能な充電式と君自身は充電せずとも活動が出来る様にしておくからそこら辺はせんでいいぞ」

 

「何から何まで悪いな」

 

「良いんじゃよ。君は一度悪意を知った者でそれを糧に生きようとしたのじゃからな」

 

まさか悪意を持って人類滅亡を願っていた自身をここまでしてくれる神に、滅はいくら感謝してもしきれないでいた。

 

でも、その分、転生先では自分が信じた正義を貫く為に人間の様に今を行こうとメモリー()の中で誓った。

 

飛電或人とは何度も戦い、最後には自分を破壊しなかった。あれだけ人類を滅ぼそうとした自分達を許し共に生きる事を勧めてくれた。

 

今となっては彼の影響でアークを生み出さない様に悪意を見張る者として人間社会の中で身を潜めていた。

 

「そうだな」

 

「では転生先に送るぞ。よっぽどがない限りは死なないじゃろ」

 

そう言うと神は指を鳴らした。滅の身体は光り始める。身体が透けて居なくなる寸前に彼は最後に神へ言い放つ。

 

「今更だが、俺はヒューマギア。死ぬと言うより『破壊される』の間違いだろ?」

 

「いや、君は心を手にした。十分、生きてるさ」

 

 

「ふん」

 

段々と光りが強くなり、フラッシュの様に強烈な輝きを見せると収まり滅は居なくなっていた。

 

転生先に送ることに成功し安堵の息を漏らす神。

 

「フゥ…滅君、良き人生を歩むんじゃぞ」

 

誰も居なくなった和室で一人ポッつんと呟くのだった。

 

 

 

 

 

 




プロローグはどうでしたか?

滅は迅達が居ない事に少しだけ寂しそうにしてますが心の中だけで表には決して出さぬ様にしてます。

さて、次回どうなるのかお楽しみにしてください!

誤字や脱字、感想も宜しければどうぞ!



次回の異世界は悪意を見張る蠍は


「本当に転生したんだな…俺は…」

「君!いったいその服は何処で手に入れたのかね!?」

「どうやら悪意はどの世界でも有るのだな」

「助けてくれてありがとう。あたしはエルゼ・シルエスカ。此方が双子の妹のリンゼ・シルエスカよ」




1話:人を救うのに理由がいるか?

2話で一角狼が出てきますが滅に変身して戦って欲しいかです

  • 10000%変身してほしい
  • 500%変身してほしい
  • どっちでも良いかな
  • 50%変身しかくとも勝てる相手だね
  • 1000%変身しかくとも勝てる相手だね
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。