この小説はMinecraftの配布マップ『ARCADIA』のネタバレを含みます
流血表現があります
今回はほとんど会話回です
「まずは、イズクがここに来た理由から・・。私のお母さんは強いチカラの持ち主で未来を見ることが出来たの。そのお母さんが近い未来にこの世界が破滅する事を予知したの。でもお母さんは寿命が近づいていて、世界を救う方法を探した・・・けど、見つからなかった」
「この世界の破滅の未来はこの世界の住人では変えられない。外の世界から外乱を加える必要があったの。そしてある日、ちょっと予定が狂っちゃって外の世界のある人の夢の中に繋がっちゃったの。でも、お母さんはもう時間が無かったからその夢の人を全てのチカラ、残りの命を使ってこの世界に召喚した。それがイズクなの」
夢の中で話しかけてきたのはイレーネさんのお母さんだったんだね。イレーネさんは話を続ける。
「でも、お母さんは死んじゃって今はこの世界樹の枝の一部になって見守っているの。私はお母さんの後を次いで世界樹の主になって、この世界を守る役割を果たさないといけないの。だから・・・少しの間、協力・・・してね?」
こんな話を聞いて協力しないとなんて言える訳が無かった。すぐに首を縦に振るとイレーネさんは喜んでいる。
少し喜んだ後、これからやるべき事を話してくれた。
「イズクがやるべき事は2つ。ひとつはこの世界の三つの護石を手に入れる事。森の護石は後で渡すね。砂の護石は砂漠の塔、水の護石は水の寺院に隠されているの。でも森の護石は話し終わったら渡すから実質2つの護石を集めればいいよ。私たちはある人に会わないといけない。その人に会うために護石が必要なの」
森、砂、水の護石を集めるのが1つ目のやるべき事。じゃあもうひとつはやっぱり?
「そう、破滅の未来の原因が何かを確かめること。これについては一応検討がついている・・・と思う・・・。多分だけど、破滅の未来の原因は魔王さんなんじゃないかと思ってる・・・」
魔王?それってもしかして?戦争してる魔族の王だよね?
「魔族とは戦争しているでしょ?だから強い力を欲しているの。それが破滅の未来の原因じゃないかと思ってる。まだ検討がついているだけで確信はないけど・・・」
「人間であるイズクが魔王に会うのは難しいかもしれないけど・・1度でいいから何らかの形で会って話をしてみよう?伝える話はこれくらい・・・.かな」
なるほどね、目的は護石集めと魔王に会うことか。護石はともかく魔王に会うのは大変だろうな・・・。思わず久々にブツブツ考え事をしていると、突然イレーネさんが
「・・・!?賊が木を・・世界樹を・・・お母さんの木を切ってる!?ダメ!今すぐ・・追い払わないと!お願い!賊を倒して、お母さんの枝を取り戻して!」
自分は立ち上がり、来た道を戻ろうとするとイレーネさんに止められる。
「待って!私が・・・下まで送るから・・・賊を・・・倒して」
その瞬間、目の前の景色が一変した。そこでは6人程度の賊が枝を切っている光景が写っている。自分は剣を持ち、賊に向かっていった。