この小説はMinecraftの配布マップ『ARCADIA』のネタバレを多く含みます
流血表現あり(ない時もあります)
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山賊を殺してしまって後悔していると、壊された扉の方から肌が日焼けをして無精髭を生やした男が入ってきた。腰には剣が鞘に収まっている。
「すまないな、旅人よ。こんなことをさせてしまって。大丈夫か?」
「え、ええ・・・・何とか・・・ウップ」
その男の人は自分に肩を貸してくれて地下室から出た。椅子に座らせてもらって水を貰った。キズも塗り薬で少しだけ治った。
「自己紹介がまだだったな。私は『ティルマン』傭兵をしている」
「緑谷出久です・・・イテテ」
「イズクか、いい名前だな」
ティルマンさんはこの先どうするのかと聞かれ、黙ってしまった。すると、ティルマンさんはこう言ってくれた。
「それなら傭兵になるといいだろう。君には傭兵の素質があると私は見る。その装備は君にあげよう。辛いかも知れないが考えてみてくれ」
少し考えてみる。この世界は明らかに自分のいた街とは違うだろう。しかも身寄りも無く、どうやって元の世界に帰ったらいいのか分からない。それなら傭兵になって情報を集めてみるのもいいかもしれないかな・・・。相手は極力殺さない方針で・・・。
そう答えるとティルマンさんは
「それがいいだろう。私も君が傭兵になる為に協力してあげよう」
そう言うとティルマンさんはこの国については色々教えてくれた。それらをポケットに入れてたメモ帳にメモっていく。羽根ペンが使いにくすぎる。
この国の通貨は『エメラルド』と『金塊』だそうだ。
エメラルド64個で金塊1個に両替出来るそうだ。両替は両替商で出来るそうだ。
通貨と言っても見た目は完全に平たい小さな宝石だった。大きさは十円玉と同じくらいだった。
山賊なんかの持ち物は倒した人の物になるらしく山賊が持っていた4個のエメラルドを手渡された。斧はボロボロ過ぎて使い物にならないそうだ。凄い複雑な気持ち・・。
次に近くの町についてだった。
1番近い町は『要塞都市 エル・グランデ』だそうだ。村を出てから道なりに3日位歩いた場所にあるそうだ。商会なども沢山ある大都市のひとつらしい。ここに行けば暮らすのは不便はないらしい。
『イースト・ストリート』にある市役所で自分の家も買えるそうだ。お金が貯まるまではホテルでも使うといいらしい。
とりあえず、この町を目指したいかな・・・。
この国は魔族と大きな戦争をしているらしい。敗戦続きだったが兵器の導入で勝率が上がってきていると教えてもらった。
でも兵士不足なのは変わらないらしく、もっとも必要とされているのが傭兵らしい。
その兵器を提供している筆頭が『デヴァイン・トラスト社』らしい。
行く宛てがないなら『デヴァイン・トラスト社』の受付局に行くと傭兵になれるそうだ。『エル・グランデ』にも受付局があるらしい。
そして、最後にティルマンさんからのおつかいだった。
「山賊を倒す実力があるイズクにおつかいを頼もう。この手紙を『デヴァイン・トラスト社』の兵器開発局のノーレンと言う人に届けて欲しい。私は別の用事があるので頼めるか?」
色々教えてくれたティルマンさんの頼みは断れずに手紙を受け取る。するとティルマンさんが何かを手渡してくれる。
それは腰に付けるタイプの小さいポーチだった。
「それはな、同じものなら64個まで入れられて種類別に36種類まで物を入れられる凄いポーチだ。『デヴァイン・トラスト社』が最近作り上げた試作品だ。試作品だが十分使えるだろう」
それを渡すとティルマンさんは用事があると言って出発してしまった。
ティルマンさんが出発した後、自分は剣の修行と村の人に聞いて食料、野宿の下準備をした。
村を出発したのはその日から一週間後だった。
ほぼ説明回