アルカディア 出久の世界を救う旅   作:お〜い粗茶

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本日二本目の投稿
そして、説明回です

⚠︎注意⚠︎

この小説はMinecraftの配布マップ『ARCADIA』のネタバレを含みます


ブリーディング その2

「それではブリーディングを始める」

 

フォレスト大佐の言葉と共にブリーディングが始まる。しっかりと聞いておこう。

 

「まず最初に、諸君。先の戦いでは素晴らしい活躍だった。我々はあの山岳地帯の、奪取により、攻勢に転じている。山岳の要塞に兵員を増強し、局地的な攻撃、戦略的撤退を繰り返し、魔導連合の主要都市を陥落させつつある。この機会を我々は逃すことが出来ない」

 

「そして本日、我々は、魔王のいる王城を攻め落とし、長く続いたこの戦争に終止符をうつ!」

 

もうそこまで進んだのか…かなり早いと思う。あの要塞の奇襲がここまで早く物事を進めたのだろうか。

 

「現在、国軍司令部は、各国から招集した飛行船の大艦隊を山岳の要塞に集結させつつある。この大型飛行戦艦と輸送航空機、計十二隻からなる大艦隊を率いて、魔王のいる王城を攻撃する」

 

飛行戦艦は普通のサイズでも飛行機以上の大きさがあるのにそれの更に大型…。それが十二隻か。

かなりの大規模だ。これも作戦を確実に成功させる為なのだろうか。

フォレスト大佐の話は続く。

 

「作戦はこうだ。まず前回と同じく、飛行戦艦が魔王城の外周へ向けて艦砲射撃を行う。その後、戦艦ピクトリアス号が、城壁付近まで接近し41センチ艦首砲で城壁に穴を開け、同時に敵の注意を引く。

この隙に両翼に歩兵部隊を展開、出兵部隊が城壁の穴から城内へ侵入、王城の完全制圧を行う。

そしてこの作戦の歩兵部隊の指揮は、経験豊富な傭兵であり、正規兵時代には数々の勲章を受けたティルマン殿が行う」

 

ティルマンさんって勲章受けるぐらいに色々やった人なの!?

ティルマンさん本人はそんな事を一言も話してくれたことはなかった。

 

「ティルマンだ。もはや老害だが、このような華のある作戦に参加出来ることを光栄に思う」

 

「私、フォレスト大佐はピクトリアス号に上船し、飛行戦艦の指揮を行う。作戦の概要は以上だ。なにか質問は?」

 

するとティルマンさんが質問があるようで発言する。

 

「大佐殿の乗船するピクトリアス号は、敵の放火の射程内まで接近するということだが・・・・」

 

その質問にフォレスト大佐はすぐに答える。

 

「うむ。敵の王城の城壁は厚く、通常の艦砲射撃では歯がたたないだろう。砲弾の速度が減速しない距離から41センチ艦首砲を叩き込まなければならない。危険は重々承知の上だ。誰かがやらねばならんのだ。

もしもの時は、私の補佐のサン・パウロ中佐が、別の艦から、代行で指揮を執る。

質問は以上か?」

 

誰からも質問が出ることはなかった。

 

「・・・・よろしい。皆!出撃準備にかかれ!全員の出撃準備が出来次第再びこのブリーディングルームに集合してくれ」

 

そしてそこにいた国軍士官達がブリーディングルームから出て準備を行いにいく。

自分も回復ポーションをいつもより多めに買い込んで戻ってくる。

そして全員の出撃準備が整った。

 

「・・・・魔王さんが、この世界を破滅に導く何かをするんだったら、きっとこのタイミング・・・。出久、誰よりも早く魔王さんにたどり着いて、話を聞こう?」

 

「そうだね、イレーネさん。この世界の破滅から救えるのが自分なんだから」

 

出久は決心を固め、魔王のいる王城へと向かうのだった。

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