この小説はMinecraftの配布マップ『ARCADIA』のネタバレを含みます
流血表現があります
少し短めです
扉の右側にあった階段を降りると少し長めの廊下があり、その奥には扉がある。
その廊下を走り抜け、扉を開けるとそこは魔王城の外であった。石レンガで舗装と低い壁が作られた道だった。
その奥には三角の屋根が付いた円柱の建物が建っている。
他に行く場所がないのでそこの建物に入り、下への螺旋階段を降りていると、
「貴様なんぞが魔王様にお目にかかろうなんぞ百年早いわ!」
突然、声がしてそこにいたチタニウム装備に身を包んだパンプキン近衛兵とゴブリン機甲兵二人が同時に襲いかかってくる。
螺旋階段の途中の為、そこから手すりを超えて下の階へと降りる。そこの広さはだいたい中学校の教室より一回り狭いぐらいだった。
「ここなら何とか戦えそうだな」
パンプキン近衛兵とゴブリン機甲兵が階段を降りてこちらへと向かってくる。
剣を振り、ゴブリン機甲兵の1人の頭と胴体を離れ離れにする。切られた首からは血が吹き出している。
もう1人のゴブリン機甲兵は思いっきりヤクザキックをかまして、奥の壁まで吹っ飛ばす。そしてそのまま起き上がることは無かった。
「貴様…これ以上の無礼、許されると思うなよ!」
そういうとパンプキン近衛兵は先程よりも早く重い攻撃を繰り出してくる。剣で何とか受け流すが、これではジリ貧だ。
しばらくの間、剣同士の撃ち合いが続く。それでもジリジリと壁際に追い込まれている。
背中に壁の感触を感じる。ここが捨て身の策を使う時だ!
そしてパンプキン近衛兵の剣をわざと左肩に食らう。そして攻撃が致命傷になりそうな部位に当たることでほんの一瞬油断したのを見逃さない。剣を思いっきり横に振る。
そのままの流れでパンプキン近衛兵の首を撥ね飛ばす。
パンプキン近衛兵の身体は頭を失い、ゆっくりと前かがみで倒れる。
自分は剣をしまい、ポーチから2本回復ポーションを取り出すと両方飲みきる。
すると肩の傷はみるみる塞がっていく。
「・・・出久、一瞬・・・心配しちゃったよ・・・」
「ごめんね、イレーネさん。でもこうしないとジリ貧で負けてたからね」
そんな会話しつつ、パンプキン近衛兵の死体を少し漁ってみる。近衛兵なのだから鍵なんかを持ってないかと思ったのだ。
すると案の定、金色の鍵が出てきた。ついでにエメラルドもいくつか拝借する。むしろこのエメラルドも傭兵の給料の1つだしね。
手を合わせて黙祷をしてから、その場を離れる。
そして扉のまだ行ってない左側の階段を目指すことにした。
向かっている途中で扉の右側の方に金色の鍵を刺すとすんなりと刺さる。しかし回らないので左側も揃えてからになりそうだ。
そして左側の階段を降りて次の鍵を取りに行くのだった。