⚠︎注意⚠︎
この小説はMinecraftの配布マップ『ARCADIA』のネタバレを含みます
扉の左側の階段を降りようとすると、柱の影からパンプキン魔法兵が現れるが、騎兵が三体で襲いかかる。
魔法兵は騎兵に任せて階段を降りる。廊下を進みその先の扉を開けると魔王城の城門の上の通路に出る。
その城門を進んだ突き当たりの円形の場所にはクレモントさんがいた。その近くには近衛兵の死体が転がっている。
「あ、クレモントさんこんにちは。ちょっと聞きたいんですけど、そこの亡くなってる近衛兵が鍵かなにか持ってませんでした?」
「ああ、この鍵かい?そこに転がってる近衛兵が持ってたよ。欲しいならやるよ、ほら」
そういうとクレモントさんはその鍵をこっちに軽く投げてくる。キャッチしたその鍵は銀色の鍵だった。
「・・・「私が時間を稼ぎます!!姫様は早くお逃げください」・・・だってさ。・・・へっ、馬鹿なやつ。
大人しく逃げおおせてれば見逃してやったのに。わざわざ立ち向かって来るなんて。あそこに見えるちっぽけな飛空船、見えるかい?」
そう言ってクレモントさんがめをやった右手の方角には本当に小さな飛空船が飛んでいっていた。
「魔族のお姫様、侍女、召使が乗ってるよ。あのお姫様、近衛兵との別れ際、凄い悲しそうな顔だったな。
あ〜ヤダヤダ、まったくこれだからモブ傭兵はいつも悪役扱いなんだよ。・・・あの近衛兵は何かを守れたのかね」
恐らくお姫様とこの近衛兵は恋仲だったのだろうか。確かによくある小説でもモブは悪役になることは多い。クレモントさんの言うことは少しわかる。
「はーー。マシューの兄貴は別働隊で良かったな。ヘタしたらあのバカ兄貴、逃げる飛空船まで撃ち落としちまうからな。
ほら、ボサっとしてないで仕事に戻った戻った」
そうだ今は作戦の真っ只中だった。クレモントさんと別れて来た道を戻る。
トビラの前まで戻ってきて、扉の左側の方に鍵を刺す。
すると左右の刺した鍵が鍵穴の中に引っ込んでいく。そしてそのまま扉はバツ印のように切れ込みが入り、それぞれが壁に引っ込んで扉があく。
扉が開くと、その先は奈落が広がっていて幅3m程度の橋が奈落の向こう側の扉まで伸びている。
その橋の両側の壁沿いには数人のパンプキン狙撃兵が待ち構えている。
「これは、走り抜けないとまずそうだね」
「そうっぽい・・・。出久・・・気をつけてね」
自分は一応治癒ポーションを飲む。これは治癒速度が少し早くなる効果があるから少しぐらい掠っても行けるだろう。
そしてそのまま全力でその橋を駆け抜ける。
何本もの矢が飛んでくる。それらを何とか避けるが1本だけ掠りバランスを崩しそうになるが何とか持ちこたえる。そしてその橋を渡りきり、扉に入るとそこには大きな螺旋階段がある。どうやらここにも狙撃兵がいるようだ。
その螺旋階段をも駆け上っていく。
螺旋階段を登りきるとそこには大きな扉が鎮座している。その近くにはボタンがある。
「そこのボタンを押したら扉が開きそう・・・。魔王さんに会いに行く前に私からこれをあげる・・・。もしかしたら必要になるかもしれないから・・・」
イレーネさんがそういうと、自分の目の前に弓が出現する。
手に取るとまじまじと見てみる。どうやらエンチャントが施されてるようだ。
「私も・・・もっと出久の役にたちたいから・・・頑張って作った特別製の弓だよ・・・矢が1本でもあれば無限に矢が使えるようになる『無限』のエンチャントがついてるよ・・・」
「ありがとう、イレーネさん」
お礼を言ってから、ボタンを押す。扉はゆっくりと開いていく。
その扉の先には大きめの体育館2つは余裕で入るぐらいの魔王の間が広がっていた・・・。
年内に完結予定です