この小説はMinecraftの配布マップ『ARCADIA』のネタバレを含みます
流血表現があります
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次の日、食料を購入してから傭兵局に向かうとなにか騒がしかった。
どうやら国境の砦に向かって魔族連合軍の大部隊が向かっているらしい。その砦にいる部隊にこの事を知らせて退却させる任務のようだ。
「傭兵任務の優先チケットをお持ちの方はこちらにお越しください!」
チケットを持っているので受付に向かってチケットを出す。
「チケットをお持ちなのですね。では、貴方様にこの任務をお願いします。外で馬車が待っています。ご武運を」
部隊退却と伝言の任務のため、自分1人だった。馬車に乗り込み任務に向かった。
しばらくの間、馬車に揺られていると止まる。
「着いたんですか?」
「そうだ魔族に気づかれないように砦から少し離れた場所だけどよ。ここからはすまないが走って向かってくれ」
馬車の騎手に言われて馬車からでる。木々が生えている少し向こうに砦が少し見える。
少し森の中を進んでいくと魔族のゴブリンなどが剣と鉄鎧を装備して襲いかかってくる。
遠くからはかぼちゃの被り物をした奴が弓矢を放ってくる。
どちらも身長は160ぐらいかな。
「確か、情報によるとゴブリン機甲兵とパンプキン狙撃兵の部隊だっけ?とりあえず今は情報を伝えるのが先かな」
ゴブリン機甲兵はこちらを殺そうとワラワラやって来るので鉄剣を振って切り裂く。血が飛び散るが、少しだけ慣れてきた。
倒れていくゴブリン機甲兵を見ても他の機甲兵達は気にせず自分に襲いかかってくる。
次々とゴブリン機甲兵やパンプキン狙撃兵を斬り捨てていく。魔族の猛攻を抜けると、砦の門に辿り着く。途中でゴブリン達が落としたエメラルドも拾ってきた。
砦の中から声が聞こえてきた。
「おお、君たちは援軍か!助かった!今裏門を開けるぞ」
そういうとすぐに裏門が開いた。中に入ると、裏門は閉まり機兵が数体と負傷者が多数いた。砦は高い城塞に囲まれており、真ん中には戦車が1台置かれている。後ろには入ってきた裏門と右側には大きな正門がある。
周りを見ていると司令官らしき男の人がやってきて状況を説明してくれた。
「つい先程第一波の襲撃があったんだ。しかし、我々の小隊は甚大な被害を受けてしまった。負傷者も多数だ。そこで君には我々が撤退する準備の間、この砦の防衛にあたってもらいたい」
「了解です」
その瞬間、敵の小隊がこちらに向かっていて後1分で交戦状態に入るという放送が流れる。
機兵数体と共に魔族の襲来に備える。すると、裏門が燃え始め大穴が空く。その穴からゴブリン機甲兵とパンプキン狙撃兵が入ってくる。
機兵と共に魔族達との戦いが始まった。
「やぁ!」
何度もやって来るゴブリン機甲兵を斬り捨てていく。パンプキン狙撃兵は機兵が相手している。
壁際に追い詰められても壁を蹴り高く飛び上がって敵の後ろに着地する。この世界に来てから身体能力が上がっているように感じる。
1人のゴブリン機甲兵を斬った瞬間、自分の持っていた鉄剣が真ん中で折れてしまった。どうやら限界が来てしまったようだ。
仕方がないので折れた鉄剣をポーチにしまい、ゴブリン機甲兵が持っていた石剣を拾って戦いを続ける。
怪我を負ったので魔族から離れてからピンクのポーションをあおる。すると傷がすぐに回復する。少し高いだけあって効果が高い。
『正門がもう少しで破られる!全員、第三波に警戒しろ!』
放送が流れ、近くにあった一回り大きい門が燃え始めて更にたくさんの魔族達が入ってくる。
それらを何度も斬り裂いていく。石剣はすぐに折れる為、拾っては壊し、拾っては壊しの繰り返しだ。
既に70以上の魔族を倒したと思う頃、やっと攻撃が一段落した。それと同時に撤退の準備も終わったようだ。
馬車に乗り込む前に出来るだけ落ちたエメラルドを拾う。だいたいエメラルド100個は拾った。
「砦を放棄して撤退するぞ!馬たちよ走れ!」
負傷者と共に馬車に揺られエル・グランデへと撤退した。
もしかしたらまだまだ投稿するかも