この小説はMinecraftの配布マップ『ARCADIA』のネタバレを含みます
流血表現があります
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国境への伝令任務が終わってから3日が経った。
帰ってからは任務の報酬の金塊1個を受け取ったり、新しい剣を購入したりもした。
ずっと使ってた折れた鉄剣は出来たら直してあげたいからポーチの中に入れておくことにした。
あと、皮鎧も金属の板を挟んだ皮鎧に変えた。少し重いけど気にするほどの重さじゃない。
「久しぶりに傭兵として任務にでも行こうかな。やっぱりこの世界に来てから変わったな」
前だったらこんな積極的に傭兵なんてやってなかったと思う。そもそも傭兵が無いか。
元の世界へ帰る為の情報も一切無いからな。
そんな事を考えながら傭兵局に来ると、知らない傭兵が話しかけてきた。
「君がイズクくんかい?特徴的な緑髪だって聞いてたからすぐに分かったよ。ティルマンからの伝言を預かってるよ」
「はぁ、ティルマンさんからの伝言ですか?」
「君にぜひ頼みたい仕事があるらしいよ。場所はこの街の東に隣接している港町の灯台で待っているそうだよ」
「ありがとうございます。どんな仕事なんだろ?」
その傭兵にお礼を言いながら港町に向かうことにした。
港町と言うだけあって大きな船や巨大な飛行船なんかも止まっている。市場では新鮮な魚もたくさん売っている。魚は腐りやすいから買わなくていいかな。
しばらく歩いていると、灯台が見えてくる。真っ白で綺麗な灯台だ。
中の螺旋階段を登っていくと扉があり、開けるとそこは灯台の頂上だった。
そこでティルマンさんが居て、すぐに自分に気づく。
「イズクくん、来てくれたか。すまないね、呼び出してしまって」
そういうとティルマンさんは港町の方を見ると呟く。
「技術とは・・・凄いものだな。十数年前までは地を這っていた我々人間が今では大空を旅することが出来る」
「ここで景色を眺めていると色々考えてしまうだ。
・・・・・・・いい面構えになったな」
自分の顔を見てティルマンさんはそんな事を言った。更にティルマンさんは話を続ける。
「最後に会ってから短い間しか経ってないがいい経験を積んだのだろう、そう見える。そんな君にいい仕事のオファーがある」
「いい仕事ですか?」
「今度前線を視察する軍の高官と王弟の護衛の仕事だ」
王弟って確か王様の弟だったかな。そんな人達の護衛か。なんでそんな仕事を自分に?
「この任務を成功させれば軍の高司令部や王宮に多少なり君の名を売ることが出来る。このチケットを軍の国軍支部で渡せば任務を受けることが出来る。出発は2日後だから明日までに渡してくれ」
「君はいい兵士だ。ぜひ参加して欲しい。もちろん強制はしないぞ。私はもうしばらくここで風に当たってるとするよ」
それを聞いてからティルマンさんからチケットを受け取ると、ホテルに帰ることにした。
その日の夜
「軍の高司令部や王宮に名を売れればもしかしたら元の世界へ戻る方法も分かるかもしれないな・・・でも、自分にそんな・・・」ブツブツ
次の日
軍の国軍支部にやってきた。
あの後、色々考えて自分の名を広めておけば都合がいいと考えたからだ。
「はい、王弟の護衛任務承りました。明日、朝日が昇る頃この国軍支部の目の前に止まっている馬車の前に来てください」
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