ぽっちゃり系の男子が何故か学園で女の子達の噂になっている?   作:北方守護

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第1話

関東にあるマンモス校徒或学園……

 

今日も朝から多数の学生達が通学していた。

 

そんな中……

 

「フワァ……あぁ、今朝もいい天気だなぁ……」あむ

1人の男子生徒が惣菜パンを食べながら登校していた。

 

「よっ、武昭おはようさんって……また食べながら登校してたのか?」

彼は武昭のクラスメイトで名前を黒場 太郎(くろば たろう)と言った。

 

「んあ?おはよう(クロ)あぁ、コイツはパン屋のおっちゃんから貰った奴でな、失敗したから早めに食べてくれって言われてんだよ……ご馳走さん」

 

「まぁ武昭は実家から離れて一人暮らしをしてるからな。おっ、見てみろよ我が校のマドンナの1人が登校してきたぞ」

太郎に言われた方を武昭が見ると黒髪ロングの女子生徒【南波朱璃】が登校していた。

 

「ハァ……いつ見ても可愛いよなぁ……それにスタイルも良くて頭も良いし……彼女と同じクラスで良かった……」

 

「おいおい、そんなに見なくてもクラスで見れるだろ?ほら早く教室に行くぞ」

武昭と太郎は自分のクラスに向かったが朱璃がその視線をこっちに向けていた事には気づいていなかった。


その後、HR・午前中の授業が終わって昼休みになった。

 

「なぁ武昭、お前お昼は今日はどうするんだ?」

 

「あぁ、今日は早起きしたから弁当を作って来たんだ……よいしょっと」ドン

太郎に聞かれた武昭は机の上に風呂敷に包まれた重箱を置いたが、その数は5段もあった。

 

「なぁ、俺思うんだけどよ……そんなに食べるから体がそうなんじゃないか?」

 

「しょうがないだろう、これ位食わないと燃費が悪いんだから」

 

「まぁ、俺は見慣れてるから良いけど……他の奴からしたら見てるだけで腹一杯になるぜ」

 

「そうだろうな……そうだコレを食べてくれるか?」

武昭は唐揚げを1つ重箱の蓋にのせてクロに差し出したのでクロも受け取って食べた。

 

「うん、美味いけど……俺にはちょっと塩っぱいな」

 

「うーん無意識に味を濃くしてたみたいだな……なら明日は魚をメインに……」

武昭はクロの意見を聞きながらお弁当を食べて明日のオカズを考えていた。

 


放課後になって、武昭は先生からの頼み事をしていた。

 

「よいしょっと……コレで頼まれた荷物運びは終わったか……」

武昭は社会科の先生から頼まれて多量の地図を資料用具室に運んでいた。

 

「さてと帰りはスーパーに行って……おっ、今から行くとタイムセールに間に合うぞ」

 

「キャッ」

武昭が校舎を出てスーパーに向かおうとした時に誰かにぶつかったので見ると南波朱璃が倒れていたので手を差し出した。

 

「あぁ悪いな南波、余所見をしてたな。大丈夫か?」

 

「う、うん大丈夫だよ、んっ!」

朱璃が立ちあがろうとした時に軽く顔をしかめた。

 

「もしかして……俺のせいで足でも挫いたか?」

 

「そうみたい……だけどこれ位だったら……あっ!」

朱璃が無理に立ち上がって歩こうとしたが痛みから転倒しそうになったのを武昭が慌てて支えた。

 

「そんなんじゃ無理だ、とりあえずは医務室に連れていきたいけど……この時間は先生もいないからな……」

 

「き、北玄君!?わ、私なら大丈夫だから……///」

 

「今転びそうになったのに大丈夫な訳ないだろ?仕方ないな……俺が南波の家まで送って行くよ」

 

「ふえっ!?そ、そ、そんな事までしてくれなくて平気だよ!!///」

 

「こうなった原因は俺なんだから、親御さんにも説明しないといけないからな

そうだ、悪いけどカバンを持ってくれるか?」

 

「う、うん……良いよ……(北玄君の背中って大きくて凄く暖かいな……)///」

朱璃は赤い顔をしながら武昭を自分の家に案内していた。




黒場 太郎(くろば たろう)黒髪黒目で武昭のクラスメイト。
武昭とは中等部一年生からの付き合い。
外交的な性格で誰とでも仲良くなれる。
武昭からはクロと呼ばれている。
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