俺は艦娘に逆らえない   作:Ts06

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一話を読んで下さった方、お気に入りし下さった方、また、評価して下さった方ありがとうございます、とても嬉しかったです。
このSSを読んで一話の前書きで書いたようなSSを書いてくれる人が出てきてくれたらいいなあと思っています。




2話

結論から言ううと封筒の中身はラブレターで、放課後校舎裏に来てほしいと書かれていた。

 

授業中、告白の返事をどうすべきか悩んだ。もしOKの返事をすれば、朝食の時彼女はつくらないと言ってしまったし鎮守府の皆にばれた時が怖い、けれど俺も男子高校生だ、限られた高校生活を彼女をつくり青春したいという欲望もある。

 

そうして葛藤しているうち放課後になり校舎裏へと向かった

 

結果、俺は欲望に負けOKの返事をし帰路に就いた。

気を付けさえすればきっとバレないはずだ...多分

 

『しかし、告白を受け入れた時に抱きつかれるとは...』

 

その時のことを思い返し、にやけそうになる顔を抑える

 

 

鎮守府の玄関に到着する

 

『おかえり、今帰ってきたのね』

 

『ああ、ただいま霞』

 

通りかかった霞がこちちらに気づき出迎えてくれた

 

『今日はいつもより遅かったじゃない、何かあったの?』

 

その言葉に一瞬心臓が跳ねる

 

『いや特に何もなかったけど…まあ、そんな日もあるだろ』

 

少し濁すような返答をしながら靴を履き替える

 

『...ええそうね』

 

霞は少し俺を怪しむような目で見たが納得した

 

少し焦ったが良かった

 

『じゃあ俺は自分の部屋に行くから』

 

安心した俺は、霞を横切り部屋へと向かう

 

『わかったわ……!、待ちなさい!』

 

霞が突然呼び止め近づいてくる

 

『あんた、何もなかったって言ったわよね』

 

『そ、そうだけど』

 

「それならどうして...』ドンッ

 

瞬間俺は、壁に押し倒され片腕で両手首を抑えられる

 

『あんたの制服から女ものの香水の匂いがするのかしら?』

 

霞が濁った目で顔を近づけてくる

 

『そんなの、、たまたまついただけだろ』

 

『ふーん、たまたま、ね』

 

『ああ、そうガハッ!』

 

霞が腹を殴りつけた

 

『そんなわけないでしょ!たまたまでこんなに濃く匂いがつくわけないじゃない』

 

『ゴホッゴホッ、か、霞やめてくれ』

 

くそ、失敗したな、、

 

『あたしだってこんなことしたくないわ...でもあんたがあたしに嘘なんてつくからっ!』

 

再び腹を殴られる

 

『ガッ!』

 

このままだと意識を失うまで殴られる、しかし本当のことを言えば今よりもひどいことが起こるのは目に見えている。

 

『何があったのか早く答えなさい』

 

霞の手首を握る力が強くなる

 

『っ!、廊下で女子とぶつかってその子が倒れそうになったから抱き寄せた多分その時に匂いがついたんだ、それぐらいしか心当たりはない』

 

咄嗟に思いついた嘘をつく

 

『…嘘じゃないでしょうね』

 

『本当だ!、信じてくれ霞』

 

『...いいわ、他に証拠はないし信じてあげる』

 

『あ、ありがとう』

 

良かった、危なかったが何とか切り抜けた

 

『けどもしまた、あたしに嘘ついたら』

 

霞の手首を握る力がさらに強まる

 

『その時は何言っても許さないから』

 

霞がハイライトの消えた目で俺を見る

 

『ああ、分かった』

 

『そう、ならいいわ』

 

そう言うと霞は俺を解放してくれた

 

『じゃあ、俺いくから』

 

『待ちなさい』

 

はやくこの場所から離れようとするとまた霞に呼び止められた

 

霞の方を向くと両手を広げて立っていた

 

『どうしたんだ?』

 

『知らない女の匂いがあんたについてるのが嫌だから上書きするのよ。それに、仕方ないとはいえ女を抱き寄せたことは許してないんだから』

 

『分かったよ』

 

霞を抱きしめる

 

『フフッ分かればよろしい』

 

霞も俺を抱きしめる

 

......

 

『そろそろいいか?』

 

『だめよ、あともう少しこのまま』

 

『仕方ないな...!』

 

その時ハイライトの消えた目でこちらを見て固まっている少女に気付く

 

『何、、してるの?』

 

最悪のタイミングだ

 

『朝潮こ、これはその』

 

『あら朝潮何か用かしら?』

 

『霞どうして海人と抱きあっているの?』

 

『どうしてって、朝潮には関係ないでしょ?』

 

一難去ってまた一難だな、はぁ

 

『関係あるわ!それにいつまで抱き着いてるの早く離れて』

 

『ハイハイ分かったわよ、』

 

そう言い霞が離れる

 

『それじゃ、あたしは満足したしもう行くわね』

 

『え、おい霞』

 

霞がこの場を離れ俺と朝潮だけが残され朝潮がこちらに視線を向ける

 

『海人、説明してください』

 

抱きついていた理由以外は、伏せて朝潮に説明した

 

『なるほど、理解しました』

 

納得してくれたようだ

 

『では、私も』

 

朝潮が両手を広げる

 

まあそうなるよな、、

 

『はいはい』

 

朝潮を抱きしめながらもう他に人が来ないこと祈る

 

......

 

『満足したか?』

 

『はい、でも海人』

 

『何だ?ぐっ』

 

朝潮が抱きしめる力を強めハイライトのない目で見上げてくる

 

『私達以外の子まして鎮守府の外の子には、こんな事絶対にしないで下さいね』

 

『肝に銘じとくよ、、』

 

ヤバイ、まじでバレないように気を付けないとな

 

そして朝潮と別れてやっと自分の部屋へと到着した

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