怪獣娘一言シリーズ   作:電王牙

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今回は久しぶりに先輩と後輩の話。

おジョーさんってGIRLS結成から所属してるから結構な古株っぽいけど、そう考えると小説版の初登場時にはまだ中学生だったって事になるんですよなぁ。
……それであのスタイルか……ゴクリ。

これで後はマガコンビの彼氏くんの名前出せば1期と2期の怪獣娘の彼氏くんの名前はコンプリート……!


先輩と後輩の話(ミコとクララと時々マコ編)

今日はキングジョーの怪獣娘のクララ・ソーンのイベントが行われていた。

新発売の写真集、そのサイン入りを直接キングジョー本人から手渡しされるというイベントである。

 

「おジョーさん、今日もキラッキラですね!」

「いつもありがとうございマス、JJさん♪」

 

クララはイベントに必ずやってくる大ファンの紳士、JJと握手を交わして写真集を手渡すのだった。

 

「あの人、相変わらずよく来るなぁ」

 

ガッツ星人の怪獣娘、印南ミコと印南マコがそれぞれ会場の警備とクララの護衛に当たっている。

 

イベントは問題なく進み、終了するのだった。

 

 

 

 

───────

 

 

 

控え室、マコは周辺を見回ると言ってまだ外に居る。

 

「おジョー、お疲れ~」

「ありがとうございマス、ガッツ。……ところで最近は遅刻してないようデスね?」

「そりゃ、まぁ……あんまり無理しないようにってみんなから釘刺されてるからね」

 

二人は変身を解除して椅子に座って寛いでいた。

 

ミコは以前、オーバーワークが重なりシャドウミストに取り憑かれたという事例があったため、周囲から仕事量を抑えるようにキツく釘を刺されているのだった。

特に医務室勤務の女医、朝日野 ショウカからは

「次は医務室のベッドに縛り付けてでも休ませる」と宣言されており、医務室には拘束用のベルトが複数常備される事になった。

それを見た怪獣娘達は引いていたが。

 

「それに……シズル、泣きそうな顔で止められちゃったら……ね」

「ふふ、彼氏の泣き落としが一番効果テキメンデスね~」

 

十河 シズル、ミコの恋人であり、シャドウジェネラルの一件以前から付かず離れずの距離だったが、以降関係進展して現在交際中である。

 

「っていうかおジョーの方はどうなの?こんなに人気なんじゃ彼氏が嫉妬しない?」

「えー、タイトはそんなに嫉妬深くないデスよ~。せいぜいイベントの後で一緒に過ごすくらいデスよ」

 

大代 タイト、クララの恋人であり、恋仲に発展したのは比較的最近だった。

 

「ふーん。おジョー、結構奥手だね~?」

「ム……それはまぁ、スキャンダルとか考慮しないといけマセンから。そういうガッツはどうなんデスか?」

「そ、そりゃあ……私は進んでるけど」

「なるほど……どこまで、進んでるんデスか~?」

 

ミコが目を反らすのをクララは見逃さなかった。

ニヤリと黒い微笑みを浮かべて、詰め寄った。

 

「あ……朝チュンしたことならあるから!」

「な……!?」

(……といっても二人で過ごしてる時に私が疲れて寝ちゃっただけなんだよね)

 

ミコがシズル自宅で過ごしている時にミコはその数日間の疲れから先に寝てしまい、気がついたら朝になっていたのだった。

尚、シズルはミコに一切手を出していない。

……訂正、コッソリと胸やお尻に少しだけ触ったりしていた。

 

「ふふん、そりゃ私は無敵のガッツ星人だし?恋愛も無敵なんだから!おジョーはどうなの?」

「うぅ……わ、私も同じおフトンで眠った事がありマス!」

「そ、そうなの!?」

(……一緒に机で同じおフトン被って眠っただけなんデスよね)

 

クララはタイトと新作アプリの開発をしていた時に、寝不足を嫌ったクララが彼の隣で眠り始め、彼もそれに続いて居眠りをしたのだった。二人で同じ毛布を被って作業していたので同じ布団で寝た事にはなるだろう。

 

「そ、そっかー(お、おジョー……大胆!?)」

「ええ、ソウデスネー(ガッツ……やっぱり進んでマス!?)」

((けど……エッチどころかキスもまだなんて言えないよぉ(マセン)!?))

 

二人とも交際してまだそこまでの期間が経っていない上にスキャンダルの心配や今までの関係やらを意識して進展が殆ど無かったりする。

 

それでいてお互いに見栄を張って関係か進んでいるように装っているのだった。

 

 

「二人とも、見回り終わったわ」

「あ、マコお疲れー」

 

そこに元シャドウガッツこと印南マコが戻ってきた。

 

「それじゃ私はここで上がるから」

「あれ?急ぎなんデスか?」

「……デートよ」

「そうなの?」

「ええ」

 

マコにも恋人が居た。その名は戸辺 リュウト。彼女と紆余曲折挟んで付き合っている。

 

「それじゃ」

「あれ、マコ何か落とした……」

 

マコは去り際に何かを落とし、ミコはそれを渡そうと拾い、それの正体を確認した。

 

「こ……こここ……これって……!?」

「What?……って!?」

「あ、ごめん」

 

マコは表情を変えずにミコが拾ったモノ、コ○ドームを受け取って仕舞うのだった。

 

「ま、まままままマコ!?それ……それ!?」

「え、○ンドームだけど?」

「な……なんなんでソンナモノを!?」

「そりゃ、避妊は大事でしょ?」

「ちょ、ちょっと……ちょっとちょっと!?ソレ使ったことあるってこと!?」

「うん。といってもまだ3回くらいだけど」

「ささささ3回もデスか!?」

 

マコは真っ赤になって狼狽えるミコとクララとは対象的に一切表情を変えずに話を続けていた。

 

「あ、ミコ。今日は泊まりになるからよろしく」

「あ……うん……」

 

真っ赤になった二人を置いて、マコは去っていくのだった……。

 

「…………」

「…………」

「知らない間にマコが……大人になってた……」

「最近、なんだかフレンドリーになったと思ったら……こういった理由があったのデスね……」

 

 

二人は暫く呆然としたまま動けないのだった。

 




解説コーナー


・印南ミコ
2期での一件で多方面に心配を掛けてしまったけどまだまだワーカーホリック気味。
こちらの世界線では友人関係が長かったが、2期を経て距離が縮まった。
個人的な想定だと所属して2~3年くらいをイメージしている。


・クララ・ソーン
人気モデルのおジョーさん。スキャンダル警戒もあるので関係進展が上手くいってないのが悩みの種。

GIRLS初期から所属しているのでたぶん今回の先輩枠。


・印南マコ
ツン気味なもう一人ガッツ星人さん。
彼氏効果もあってか、少しずつ打ち解けて来ている。

尚、『モンはれ』でのクララとの会話などから、この子がたぶん後輩枠。

『先輩と後輩の話』のルートではミコより関係が進んでいる。


・十河シズル
ミコの恋人で昔からの付き合い。2期の後で滅茶苦茶心配してた。

名前の由来は
苗字は十字架から十河。
名前はガッツウォッチャーシーズからのもじり。

・大代タイト
クララの恋人。
彼女のスキャンダル警戒に余念が無い。

名前の由来は
苗字は大代→おおしろ→王城→キングジョーから。
名前は怪獣バスターズパワードに登場したアイテムのペダン『タイト』より。


・戸辺リュウト
マコの恋人であり、出会いは比較的最近。

名前の由来は
苗字はオーブ劇場版のドッペルからのもじり。
名前はギンガSのボルストからの無理矢理もじり。


・JJさん
スペシャルゲスト枠。いったい何ラス・何ラーのソックリさんなんだ……?
尚、おジョーさんに恋人が居ても(号泣するだろうけど)変わらず応援し続ける(闇の)紳士である。

・朝日野先生
ミコが次オーバーワークしたら本気で拘束する気満々の女医。
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