怪獣娘一言シリーズ   作:電王牙

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クリスマスネタに頭抱えてたけど、クリスマス当日の朝、唐突に天啓のごとく浮かんだネタをゼットンさんで投下。突貫工事なので短いです。



ゼットンさんと聖なる夜

国際怪獣救助指導組織、通称GIRLSに所属する数少ない男性職員の美筆シュウは大怪獣ファイトのチャンピオン、ゼットンと交際していた。

 

彼はゼットンと過ごすつもりで居たのだがゼットンは急遽任務が入り、一人でクリスマスを過ごす事になってしまった。

 

自宅のリビングでテーブルに突っ伏して落ち込んでいた。

 

「………………他の男衆は軒並み彼女と過ごしてるんだろうなぁ……ははは」

 

彼と親交のあるGIRLSの男性職員達は軒並み怪獣娘と交際しており、それぞれ思い思いのクリスマスを過ごしているのだった。

 

「……寝るか」

 

起きててもしょうがないので寝ようかと思ったその時、スマホにメッセージアプリにゼットンから連絡が入った。

 

「ん……ゼットンさんから?」

 

『あなたの部屋に来て』

 

そうメッセージが記されていた。

 

「……なんだろう?」

 

疑問に思いながらも自室に向かうとベッドに腰掛けている怪獣娘姿のゼットンがいた。

 

「ゼットンさん!」

「ただいま。任務、片付けてきた」

「おかえりなさい。お疲れ様です」

「えっと……あなたにクリスマスプレゼントがあるの……」

 

ゼットンは頬を染めながらそう言った。

 

「えっと、なんですか?」

 

ゼットンは深呼吸をするとソウルライザーを操作して変身を解除した。

 

「んな!?」

 

変身を解除した彼女は服を着ていなかった。

否、裸体に赤いリボンのみを巻き付けて纏っているだけだった。

 

「そ、そそ……その格好って……」

「その…………プレゼントは、私……」

 

彼女は顔を赤くしながらそう言った。

シュウの中で理性という名のダムは一瞬にして決壊した。

 

「ゼットンさん…………ゼットンさぁん!!」

「きゃっ!?ちょ、まって!?」

 

 

そしてシュウは彼女を押し倒し、甘い甘い聖なる夜を過ごす事になるのだった。

 

 

 

 

───────

 

 

 

 

翌朝、二人はベッドで朝を迎えた。

 

 

「にしても……凄く大胆なことしましたね」

「うん……ちょっと、がんばった」

「流石に裸リボンは……はい」

「それじゃ、私は行くね」

 

彼女が立ち上がろうとして彼はふと気付いた。

 

「あ、ゼットンさん…………服は?」

「………………あ」

 

ゼットンは自宅で裸リボン状態になってからソウルライドをして彼の自室にテレポートしてきたのだった。

ゆえに彼女は服を持ってきていなかった。何よりリボンも明言は避けるが、既に再利用不可能な状態だった。

 

「……ソウルライドして直接帰るね」

「そうしてください……」

 

二人の間に少し気まずい空気が流れるのだった。

 

そのゼットンの顔はまた赤く染まっていたという。

 

 

 





解説コーナー

・ゼットンさん
裸リボンで「プレゼントは私」ネタと『ソウルライドすると変身前の衣服は消失するが変身を解けば元の衣服に戻る』というのをハイブリットした結果、
ソウルライド解除→裸リボンという発想が(作者に)思い浮かんだ。
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