ガンダムOO 誰がための銃弾   作:首狩マシター

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設定等はあとがきに書いてあります。


初戦闘

第一話

 

AEU軌道エレベータ「ラ •トゥール」付近の軍事基地で俺は式典の様子を見ていた。

「相変わらず君は堅物だな。我等誇りあるAEUの式典に襲撃をかけるようなバカはいないだろう。」

「それでも、注意をするに越したことはありません。」

「ハァ、そうかい。

それにしても、自称『AEUのエースパイロット』か…

いっそ、君が彼の手綱を握ったらどうだい?」

「いえ、あくまで自分は彼の部隊の副隊長ですから。」

その時、突如管制室にアラームが鳴り響く。

「どうした、報告しろ!」

「ハッ、突然ユニオンでもなく、人革連でもない正体不明機が一機現れ、イナクトを瞬殺しました。」

「何っ?」

「准将、パトリック小隊出撃します。」

「あぁ、分かった。

…准尉と賭け事をしていなくて良かったよ。」

准将に軽口を叩かれ俺は管制室から飛び出る。

 

 

MS格納庫に入ると、既に隊員たちは集まっていた。

「これより俺たちは式典を襲撃した正体不明機の追撃をしている味方機の援護に向かう。各員、油断するなよ。」

「「「了解!!!」」」

「クルト・アーウィング、AEUヘリオン出撃する。」

 

 

出撃し、正体不明機を追うこと数十分後

突如、六機編成で来たヘリオンのうち、最右翼にいたヘリオンが爆発した。

「何だ?いったいどうした?」

「整備不良か?」

そうこうしているうちにもう二機のヘリオンが爆炎と化した。

「総員散開、狙われているぞ。」

「見つけた。あのヤローぶっ殺してやる。」

「おい待て、ジェイド。

チッ、ロゥ。連携で奴を倒すぞ。」

「おぅ、任せろ!」

その時、グリーンカラーの正体不明機がおもむろに仲間の命を奪った狙撃銃をマウントし、ピストル型の兵器でジェイド機を追い込む。

「クソがーーー」

また一機爆炎に飲まれ、仲間が死ぬ。

「ヒュ~、敵さん早撃ちも得意らしいぜ。」

「そんなことを言っている場合か、奴は何としてもここで落とす。」

「当たり前だ。」

敵はまだ俺たちと距離が離れていると見て、再び狙撃銃を手に取り撃つ。

「お~と、危ねぇな。」

「油断するな。」

「へいへい。」

口では軽口を言いながらも俺たちは押されていた。

「チッ、リニアライフルの弾はほとんど効いてないみたいだぜ。」

「なら、ソニックブレイドで突っ込む。援護頼むぞ、ロゥ。」

「あいよ、任された。」

一度大きく距離を取り、ロゥのヘリオンによるリニアライフルでの援護射撃を信じ、一気に敵に突っ込む。

敵は突っ込む俺に狙いを絞り、狙撃銃を連続して撃ってくる。

しかし、ロゥの援護により敵は先程の驚異の命中精度はなりを潜めた。

偶然、こちらに当たりそうになるビームを上手く防御する。そして、たった一度で使い物にならなくなったディフェンスロッドを左腕ごとパージし、更に加速することを止めない。

「この距離、貰った。」

…入った、そう確信して奴を見ると右手に『何か』を持っている。

「近接も出来るのかよ…畜生め。」

素早く緊急脱出装置を作動させ、コックピットから脱出する。

脱出したのと同時にヘリオンは近接武器により無惨に破壊されていた。

そのことを確認すると俺は近くの物陰に隠れた。

幸いにも敵は証拠隠滅のためか、使い物にならなくなった狙撃銃を念入りに破壊すると帰っていった。

 

 

sideロックオン

「今の戦闘は危なかったな、ハロ。」

「アブナカッタ、アブナカッタ」

「あぁ、今度こそ奴を狙い撃つぜ。」

(とは言ったものの初戦でいきなりこんな大物とあたるなんてな、機体の性能に救われたぜ。)

「ハロ、合流ポイントまであとどのくらいだ?」

「ノコリ500マイル、ノコリ500マイル」

「よし、なら快適な空の旅へと洒落込もうか。」

そういって、俺は背中から流れ出た冷や汗を拭えない不快感を無理矢理消し去った。

 

 

                       続く




え~、此処まで見てくださった皆さん、ありがとうございます。作者の首狩マシターです。

本作は作者の初めての作品のため、誤字脱字や文章的におかしなところが多々あると思いますので、御手数をかけますが報告してもらえたら嬉しいです。

本作のテーマとしては『泥臭い戦場』というものをテーマとしています。
圧倒的な性能を持つ四機のガンダム
彼等に対して主人公はどのように戦って行くのか是非次話も楽しみにしてください。

更新速度は一話/5日くらいで頑張りたいです。(汗)
以下、設定となります。

主人公 クルト・アーウィング
    年齢 20歳
    階級 准尉
    容姿 黒髪黒眼のドイツ人と日本人のクォーター
性格は勝つためなら、ある程度の犠牲(自らも含めて)を認めている冷めた性格。
口数は少なく、それに比例するように友人関係も狭い。
決してボッチではない。ないったらない。

ロゥ•キャベル
クルトの同期。
彼の一番の親友である。
クルトとは逆で、親友関係は広く深い。(意味深)
噂ではAEU軍の女性のスリーサイズすら知っているらしい…

准将
本名 ヘイディア•オルコット
プライドが高いが、どこか憎めない性格。
部下でありながら、生意気なパトリックを目の敵にしている。

ジェイド•スモー
コードギアスの玉城的ポジション
つまりヤラレ役
死んじゃったけど。
享年 24歳
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