双子(疑惑)ですが、なにか?   作:LW

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アニメ版のソフィアが良かったので?
衝動的に描き連ねました。色々と後悔中☆
折角なので投稿する事に↓


日本前日譚編
01 ラノベ展開の読み過ぎだと思うけど


聞き慣れた教室の扉が開く音がして、

私を含めた登校済のクラスメイト達が、反射的に教室の入口を向く。

だけど誰が登校して来たのか悟って、

ホームルーム前の騒めきは静まる。此処最近の日常だった。

 

やって来たのは担任教師では無く、

所謂不良生徒の類でも無い。だけど問題児では有ると思う。

多分今日もいつも通りだから?

視線を意図的に逸らして顔を合わせる。

人と話す時、相手の顔に向くのは当然の事。私は何も悪く無い!筈。

 

「おはよう、根岸」

 

「おはよう。

 今日は朝から機嫌が良いのね?」

 

コイツはクラスで隣りの席の男子。

特に親しい訳でも無いけど、

そもそもクラスで孤立して喋る相手すら居ない私が、

唯一喋る機会の有る相手、となる。

 

前述の通り、特に親しい相手では無い。

単にクラスで隣りの席になって、喋る機会が有るだけだ。

普段は朝の挨拶を交わす事も無い。機嫌の良さが窺える反応だった。

 

「今日は生け捕りに成功した。

 差し入れのバッタだ」

 

「其処で、私に見せる必要無いから」

 

コイツが今日手にしていたのは、一匹のバッタだった。

視線を意図的に逸らしていたのに、バッタが視界に入る。

虫嫌いらしい一部のクラスメイトから、非難の視線が私にまで刺さる。

 

でも今日はバッタか、と。

蠅や蛾を手掴みして来た時に比べれば、

まだマシだと思う私は、かなり毒されていると思う。

 

「白織は、今日も健気だな☆」

 

「コイツ、平然と蜘蛛に名前まで付けてる!?」

 

一言私と挨拶を交わすと、平常運転に戻る。

最近のコイツの興味は?

教室に巣を作った、一匹の蜘蛛に注がれていた。

 

一時期は、誰が生物係をするかで揉めたあの蜘蛛だ。

係の件は有耶無耶になったけど?

こうして今は、コイツが自主的に世話をしている。

蠅や蛾の死骸を拾って来ては、餌として与えていた。

 

蜘蛛の巣にバッタが投げ込まれて、

今まで微動だにしなかった蜘蛛が動き出して、獲物を仕留める。

その光景をコイツは?

フリスビー辺りを見事にキャッチした、利口な飼い犬を見る目で見ていた。

 

「物好きね?」

 

世の中昆虫をペットにする人は、勿論居るだろう。

カブトムシやクワガタ、セミ辺りが一般的!

蜘蛛を飼う人も居はするだろう。タランチュラとかが有名だ。

 

だけどそれは!画面の向こうの話だ。

身近な処で、同じ教室の中で蜘蛛を飼うのは遠慮して欲しい。

 

「白織は全身真っ白な、きっとアルビノ種だ。

 レアキャラだと思わないか?」

 

そう!コイツはレアキャラ好きだった。

私は蜘蛛の生態何て知らない。

人間ならアルビノが珍しいのは知っているけど、

白い蜘蛛が珍しいかどうか何て知らない。

だけどコイツに取って、白い蜘蛛はレアキャラらしい。

 

「白織のレアさが解らないとか!

 甘いな、根岸」

 

「解らなくて良いわ、別に」

 

もう解っていた事だけど?コイツは変人だった。

変人だけど、貴重な隣人でも有る。

 

クラスで、

私とまともに言葉を交わそうと言うヤツが、コイツ位しか居ない。

教室に居ると、自分が喋れるのを忘れそうになる。

私は根岸彰子。

クラスではリアルホラー子。リホ子などと呼ばれているボッチ系女子だ。

 

 

私は自分が嫌いだ。自分の容姿が嫌いだ。

小学校の頃からホラー顔。ゾンビ顔と気味悪がられて、

中学の頃には、吸血鬼と呼ばれるようになる。

 

最近の吸血鬼は?

永遠の刻を生きる美女やイケメンキャラも多いけど、

私の場合は、ホラー的なバケモノと言う意味の吸血鬼だ。

当然これは悪口。いじめにも発展した。

私は嫌悪されて、排除される悪役だった。

 

「静かにしろ、低能が」

 

陰湿ないじめが続いていた中学時代。

限界間近だった最後の一年。

コイツが、【折原 鋼】(オリハラ・ハガネ)が隣りの席に居た。

 

折原は私と同じボッチだった。

いつも独り、

教室の片隅で静かにラノベを読んだり、スマホを手にしたりしている。

だけど独りで居る事を苦にした様子の無い、望んで独りで居るタイプだった。

 

私に陰湿ないじめを仕掛けるクラスの女子は、

同じくクラスで目立たない存在の、

折原の目を気にする事無く、その日も私をいじめに来る。

 

だけどその日は折原が反応した。

余程煩かったのか、読書の邪魔をされたのが気に入ら無かったのか?

クラスの女子は、折原に威嚇されて逃げて行った。

 

私も、その時の折原の目を見た。

何も無い。

無価値な路傍の石を見る目だ。

そしてその石眼は、私にも向けられている。

 

結果的に私を助けてくれた折原に、好意や同情は無かった。

だけど嫌悪や悪意も無かった。

話し掛ければ応えてくれるし、雑談にも応じてくれる。

そんな当たり前の筈の対応をしてくれるのが、折原一人だった。

 

それから折原が隣りに居る間は、クラスのいじめも止んだ。

騒ぎになると?折原が介入するからだ。

勿論男女別の授業や、トイレに行く時を狙っていじめられた事も有った。

だけどこの中学最後の一年は、比較的平穏だった。

 

そして何の因果か?

同じ高校に進学!同じクラスに納まっている。

高校になっても、

新しいクラスメイトが私を避けるのは変わら無かったけど、

折原の石眼も変わら無かった。

 

 

「白織が!!」

 

「虫籠で飼ってた訳じゃ無いし、そう言う事も有るでしょう?」

 

その日、折原が飼育していた白蜘蛛の白織が姿を消した。

鳥がやって来てパックリ食べられたのかもしれないし、

クラスメイトが悪戯半分に殺したのかもしれない。

それとも気紛れで、巣の場所を変えたのかもしれない。

何にしても、教室からあの白い蜘蛛は居なくなっていた。

 

個人的には、→2番は遠慮して欲しい。

クラスメイトの誰かが白織を殺したとなると、間違い無く暴走する。

折原の価値観は、確実に↓

レアキャラ(白織)>クラスメイトである。

 

「無粋だな、

 鳥から翼を、歌姫から歌を、メイドロボから心を奪う如き愚行!」

 

「言いたい事が解らないとは言わないけど、

 ロボットに心が有るのが大前提なの?」

 

「当然だろう!?」

 

要らないツッコミを入れてしまう。

その後長々と、ロボ系ヒロインに関して語られた。

 

白蜘蛛の白織が居なくなってから、折原は静かだった。

連日の奇行も治まり、教室は平穏になる。

だけど私は、折原が変人だと言う事を知っている。

例え白織が居なくなっても、暫くすれば新しいネタを拾って来る。

それが折原と言う変人である。

 

「若葉って、

 双子キャラだと思わないか?」

 

「ハァ!?」

 

白織出奔事件から数日、折原の奇行は再開された。

ターゲットはクラス一の美少女&撃墜王の【若葉姫色】。

撃墜王の渾名は?男子の告白を撃墜し続けている事から付いた異名だ。

 

一番最近では?

クラスメイトの【大島叶多】が撃墜されていた。

だけどアレは、多分カウント対象外だと私でも解る。

 

若葉姫色に手を出すとか、

折原も普通に男子か!と思える行動だけど?

 

「双子キャラって何?」

 

「明らかに最近の若葉はおかしい。

 キャラが違う」

 

若葉姫色は私達の前の席に座っている。

日頃席に座って居れば、視界に入る相手では有る。

 

だけど自分の容姿が嫌いな私に取って、

圧倒的に美少女な若葉姫色は目に毒だった。ハッキリ言って注視していない。

【最近の若葉姫色】と言われても、データが無い。

 

「自分の意思で、独りで過ごしているのが普段の【若葉A】。

 コミュ障を拗らせて、独りで居る感じの方が【若葉B】。

 最近は?ずっとBのままのような気がする」

 

「それで双子キャラ?」

 

「五等分で良くやっていたアレだ。

 姉妹で入れ代わっている可能性が有る」

 

五等分はコミックだけど、

それはラノベ展開の読み過ぎだとしか思えない。

だけど此処で、気の所為だと判断しないのが折原だ。

意図してマイノリティな選択を好む傾向が有る。

 

「それで?

 直接確かめる心算なの?」

 

「入れ代わりは隠している訳だからな?

 確定的な証拠か、余程仲良くならない限り無理だろう」

 

 

↓蜘蛛ですが、なにか?のネタバレを含むキャラ設定です。

ネタバレを避けたい方は、スルーして下さい。

 

1/若葉姫色

黒幕系ヒロイン。邪神Dのサボリモード。

前髪が長く顔が判別し辛いモノの、確実に美人!

身の程知らずのいじめっ子を直ぐ処刑しない辺り、

割と心が広いキャラだと思われる。

 

本作では?

正体がバレ無いように、交友関係は構築して居ない。と言う設定。

 

オリクラスメイトの折原に、【若葉A】と認識される存在。

その正体は、Aでは無くDである☆

 

2/若葉姫色(白織)

原作の主人公。通称【蜘蛛子】。

原作では【白織】の名前が付くのはかなり先の事だが、

本作では日本で蜘蛛をやっていた頃から、

オリクラスメイトの折原に命名された設定となる。

 

Dが仕事で席を外している間、

若葉姫色を演じる代役!と言う設定。

蜘蛛子本人も自身を若葉姫色と認識しており、

若葉姫色を演じている事を知らない。

 

オリクラスメイトの折原に【若葉B】と認識される存在。

解り易いコミュ障。遣り込み型ゲーマー女子。

 

3/根岸彰子(ソフィア)

リアルホラー子、リホ子と言う凄まじい渾名の持ち主。

【吸血鬼】の渾名も有。

【吸血鬼】って悪口?と個人的には思っている。

普通に吸血鬼ヒロインは多いから☆

 

何気に中学時代の吸血鬼事件は起きていない。

解り易い仲の良さは無いが?

オリクラスメイトの折原とは、

普通に仲の良いクラスメイト程度の好感度は稼いでいる。

 

4/折原鋼(オリハラ・ハガネ)

オリクラスメイト。レアキャラ好き。

他人に興味が無く、日々ゲームやラノベに没頭するゲーマー。

 

他人に興味が無いので、

一般的に忌避される根岸彰子の容姿にも興味が無く、嫌悪や悪意が無い。

但し好意や同情も、欠片として存在しない。公平な無興味。

クラスメイトと挨拶や雑談を交わすのに、感情は要らないと思っている。

 

しかしレアキャラ好き。

普通にゲームのヒロインは好き。重症のゲーマー。

 

変人の折原と聞いて、えいえんの世界を思い出した人は?

割と古参ユーザーだと思う。クロス要素は特に無し。

後でネタにする心算で、この名前に決定。




ソフィア物を描く心算が?
蜘蛛子さんのネタに!これが主人公の力か!?

次回は日本で学生をやっている蜘蛛子さんを口説く話です☆

ルート分岐

  • ダイ大ゲームルート続行
  • 異世界転生編開始
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