双子(疑惑)ですが、なにか?   作:LW

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クロスオーバータグ追加!
意見が分かれそうな展開である☆


02 リアルネームは使わないのが常識だ

「初手からチェックメイト。

 リアルにキャスリングは無いか」

 

若葉姫色。

ヤツは双子だ。そして姉妹でシャッフルを実行している。

それ程までに、今の若葉は今までの若葉とは異なっていた。

 

アレは、今の若葉はただのコミュ障!

レアリティを下げてどうする!?と言いたい処だが、

シャッフルをリアルで実行するチャレンジャーだ。

それ処か、これはそれに収まらない展開も有り得る。レアリティは↑

 

自分で言うのもアレだが?

他人に興味を持つのは、実に珍しい。

人間に、と言い換えても良い。

 

自分はゲーマーだった。

恐らく一般人がクラスメイトと遊んだり、

初めて誰かを好きになる頃、ひたすらゲームをプレイしていた。

画面の向こうで特に意味も無く世界を救い、

登場するヒロインに心を奪われ続けた。

CGをコンプリートする事に情熱を燃やし、リアルは塵芥になる。

ゲームのレアリティが、リアルを容易く上回っていた。

 

だが今回のような事も有るらしい。

自分もまだ、人間だった。と言う事だろうか?

若葉姫色。

彼女のトゥルーEDを、シナリオを知りたいと思う。

 

しかし手立てが無い。

探偵キャラでは無いから、

双子である確定的証拠を掴むスキルが無い。

更に交友関係も死んでいる。

特に接点の無いクラスメイトの女子に近づくフラグが無い。

 

こんな時に恋愛ゲーでは?

ヒロインと同じ部活などに入って、フラグを建てるパターンも有る。

この行動力は評価出来た。動くべきか?

 

だが若葉姫色の所属する部活など把握していないし、

そもそも部活動に参加しているかどうかも怪しい。情報不足だった。

 

隣りの席の根岸は使えない。

ヤツも交友関係が壊滅状態の筈だからだ。

 

「出番だ!フェンブレンⅡ」

 

頭が疲れて来たので、ゲームのプレイに戻る。

最近プレイしている【ダイ大オンライン】だ。

 

このダイ大オンラインは?

原作の再アニメ化に伴い始ったオンラインゲームだ。

PCは勇者連合か、魔王軍の団員となって戦いに参加する。

 

そんなダイ大オンラインの特異点は?

一切原作キャラを操作出来ない点に有る。

 

原作キャラは、ダイ大の世界各地で戦いを繰り広げている。

PCはモブ団員となって、原作キャラに協力する事になる。

詰り原作キャラは、全員NPC扱い!

 

大胆な扱いだと思う。

原作キャラをガチャで引かせれば、課金源になるだろうに。

 

因みに参加しているのは魔王軍サイド!

使用キャラは、ピショップのオリハルコン禁呪生命体だ。

 

ハドラー親衛騎団のフェンブレンでは無い。アレは原作キャラ。

マキシマム配下の、モブピショップの方だ。

アレはモブキャラと言う事で、PCが使用出来る。

PNは【フェンブレンⅡ】。考え無しの安直ネームである。

 

 

「ヒュンケル様、此処はお任せを」

 

「ふん、やって見せろ」

 

今日は不死騎団の【パプニカ攻略戦】に参加する。

不死騎団のアンデットの群の中で、

オリハルコンのピショップは浮いた存在だが、

これはゲームなのでツッコミ不要である。

他のアンデット以外のモンスター達も、全員クエスト参加のPC達だ。

 

だがアンデットで参加しているPCも、勿論存在する。

ヒュンケルの隣りでポーズを決めている地獄の騎士!

コイツは原作キャラのバルトスでは無い。PCだ!PNは【ぱるとす】。

残念ながら、ダイ大オンラインに【エクスカリパー】は存在しない。

 

反対側の隣りには、従者ロールを決めているグールも居る。

PCだ。コイツも決してモルグでは無い。

PNは【墓守参上!!】。色々と台無しである。

 

それと強キャラNPCのヒュンケルは?

後方で指揮に専念する設定らしい。これは貢献値獲得的に助かる。

不死騎団のNPCアンデット達は、包囲網を敷きながらノロノロと進軍開始。

此処でPCが切り込む事になる。

 

敵国のパプニカは賢者の国だ。魔法使いの兵士が圧倒的に多い。

だがこちらはオリハルコン製のピショップ!

パプニカ軍の魔法攻撃など効果は無い。

更にピショップのトリッキーな高機動力を生かして、

街の防衛ラインを突破!城門前まで一番槍で血路を開く。

 

「捉えた!

 ツインソード―――」

 

必殺技の【ツインソードピニング】で、

城門を破ってステーズクリア!と言う処でそれが来た。

 

後方から強力なギラ系ライン攻撃が放たれて、城門が一撃で消し飛んだ。

城門が開いた事でステージクリア、次の玉座制圧ステージに移る。

 

「今のは、ベギラゴンか!?」

 

「正解!

 MVPは、私が貰ったぁぁっっ!!!」

 

今のベギラゴンをぶっ放してMVPを浚って行ったのは、

MVP獲得が余程嬉しかったのか、

テンション↑↑の【はぐれメタル】だった。

当然不死騎団のNPCでは無い。コイツもPCの一人だろう。

はぐれメタルでベギラゴンとか!大層な遣り込み具合である。

 

「ぶるぶる。

 私ははぐれメタルの【ヒイロ】。

 悪いはぐれメタルじゃないよ?」

 

「味方同士で足並みを乱すようなマネはせぬ。

 先程のベギラゴン、見事だった」

 

ド定番のスライムトークを噛まして来るので、

こちらも親衛騎団ロールで返す。

 

「わぁ、綺麗なフェンブレンだ。

 それとも親衛騎団ロール?」

 

それにしても、PNが【ヒイロ】だと?

一瞬意識がゲームから現実に戻る。

常識的に考えて、

ヒイロと言われて最初に連想するのは、Wの主人公だろう。

Wのファンだと予想するのが妥当。

だがこれは、リアルキャスリングチャンスの可能性が有る!

 

「PNにリアルネームは使わない方が良いぞ?

 【若葉】」

 

「ちょっ!?

 どうして一瞬で身バレ!?

 凄腕のハッカーの人?それともストーカー!?」

 

「クラスメイトだ。

 後ろの席の折原鋼。PNはフェンブレンⅡ」

 

「クラスメイト?折原君?

 うんうん、そっかぁ折原君か」

 

これは全く覚えが無いリアクションだ。

教室で話した記憶がこちらも無いから、これは仕方無い。

 

「って、自分はしっかり原作キャラっぽいPN!

 ズルイ!ズ~ル~イ~」

 

「リアルネームは使わないのが常識だ」

 

「じゃあPNを変更する!

 新しいPNは―――――【白織】!」

 

「それこそちょっと待て!

 そのPN何処から生えて来た!元ネタは!?」

 

それは、

居なくなったあの白い蜘蛛に付けた名前だ。

 

「うん、どうしてだろう?

 名前を決めようって思ったら、これしか無いって思った。

 大切な名前のような気がする」

 

 

「それからフェンブレンⅡって長いから、【オリくん】って呼ぶから!

 オリハルコン製で、中身も折原君だからオリくん!」

 

「それは、別に構わないが」

 

そうこう言っている間に、次の【玉座制圧戦】が始った。

パプニカ城のエントランスに攻撃側のPCと、

城を護る敵NPCが集まり、MAPに渋滞が発生。

敵味方共に範囲魔法合戦になって、一進一退を繰り返している。

中々のヒーラー層らしい。原作的にレオナ姫のべホマな肉盾か?

 

「でもこのままじゃ、貢献値が持ってかれちゃう!」

 

「迂回ルートで玉座の間に向かう。

 ワシ等の機動力なら行ける筈だ」

 

「おぉっ!そうか、その手が!!」

 

「白織!」

 

「行こう!オリくんっ!!」

 

エントランスを離れて、白織と共に迂回ルートを進む。

防衛が手薄な迂回ルートを快走して、

庭園に差し掛かった頃、突然の地響きが起きる。

 

「キラーマシン!?」

 

「キャラ名が【バロン】になってる!

 バロンって、あのバロン!?」

 

そして城の壁が崩れて、中からキラーマシンが現れる。

エクストラボスだ!アナウンスに因ると、

【魔王軍の侵攻に乗じて、投獄中だったバロンが脱獄!

 保管されていたキラーマシンを奪って逃走】と言うシナリオらしい。

 

デルムリン島の戦いで、キラーマシンは大破したのでは?

と言うツッコミは無しの方向で!

鎧の魔剣的な?自己修復機能だよ!と言う事にして置く。

 

「当然、やるよね?」

 

「無論だ。このキラーマシンは、ワシ等で頂く!」

 

エクストラボス【キラーマシン】との戦いが始る。

だがキラーマシンは、こちらを無視して城の外へ逃走!

脱獄した。と言うシナリオだから、当然の展開だ。

 

「ボミオス!」

 

「原作再現!バギクロスッ!!」

 

だがそれは読み通り!

白織のボミオスがキラーマシンの逃走を鈍らせて、

放たれたバギクロスが、出口とは逆方向にノックバックさせる。

 

「原作再現なら、これ!

 ベギラマッ!!」

 

白織が、城壁まで押し戻されたキラーマシンにベギラマを放つ。

確かに原作では、バロンのキラーマシンはベギラマで倒れた。

 

「ちょっ!?

 効いてないの!?」

 

だがそれは、ダイの攻撃で装甲に穴が開いていたから。と言う設定だ。

今のダメージでは、ベギラマは内部に浸透していない。

 

「此処は穴を開けるのが正解だ。

 ツインソードピニングッッ!!!」

 

今回こそフェンブレンⅡの必殺技を決める!

両腕のドリル攻撃!キラーマシンの胸部に、容易く大穴を開けた。

追撃を加えるまでも無く、キラーマシンはそのまま爆発して大破!

エクストラボスの討伐に成功。

 

「おぉっ!!貢献値がザクザク入って来る!」

 

「ウム!我等の勝利だ。白織」

 

その後。誰か他のPCが玉座を制圧して、玉座制圧戦はクリアされた。

玉座制圧戦のMVPはしっかりGET!次席も白織だった。

 

白織。

はぐれメタルのクラスメイトをそう呼ぶのに、

もう違和感を感じ無くなっていた。

白織が、アイツが帰って来たのだと錯覚してしまっていた。




ダイ大オンラインは?地域制圧型戦略SLGです。
バトルシーンは少し旧いですが、
初代GROWLANSERをイメージしています。
高DEXキャラ優遇☆

城門破壊に手間取って居ると、
NPCのヒュンケルが、
ブラッディ―スクライドで破壊するムービーが入ります☆

玉座の間には、通常ボスのパプニカ三賢者が配置。

ルート分岐

  • ダイ大ゲームルート続行
  • 異世界転生編開始
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