双子(疑惑)ですが、なにか?   作:LW

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サブタイは↓と、
【漆原美麗の後悔】で行くかで迷いました。
どちらもネタタイトルです。


22 モラトリアムの贖罪

『まずは二度も聞いたから【退屈】から行くか、

 【ツ】→【ツンドラの帝王】』

 

『それは、初めから飛ばし過ぎ。

 【ウ】→【ウドラー】』

 

『と言いつつ、このネタを解ってくれる処が好きだ。

 【ラ】→【憤怒(ラース)】』

 

ツンドラの帝王と言うのは、

旧ソビエトの大型輸送機の事である。本当に巨大!だが其処が良い。

 

『続ける///

 【ス】→【スペルビア】』

 

『黒騎士ネタか。

 【ア】→【アワリティア】』

 

『【ア】→【アケディア】』

 

『此処から次のネタだ。

 【ア】→【アース】』

 

『【ス】→【スライム】』

 

『アナタ達は、初日から何をやっているの!?』

 

しりとりを続けていると、ソフィアから念話が繋がった。

オリハルコンメタルのパスは繋がっているから、

白織と念話を繋げているのに気付いたらしい。

 

『しりとり』

 

『退屈潰しだ。ソフィアもやるか?』

 

『し、仕方無いわね。私も退屈だったし?』

 

『【ム】から、

 ゲームで出て来そうなワード縛り』

 

『ゲームで出て来そうなワード縛り?

 ム、ム。【ム】→【夢魔】』

 

『ソフィア、エロい』

 

『ちょっとおぉぉぉっっっ!!!!!!』

 

『落ち着け、ただのしりとりだ』

 

ソフィアがエロいのは間違いでは無い。

解り易く身体の問題では無い。性癖の問題である。

普段のソフィアはオリハルコンメタルの効果で、

吸血鬼の吸血衝動もセーブしている。

これは吸血衝動が、空腹と言う状態異常だからだ。

 

しかし夜にする時には、興奮して枷が外れる。

枷が外れると、ソフィアは決まって吸血プレイに走る。

吸血しながらするのが、最高に好いらしい。

 

因みに白織は、完全に受け専である。

何度経験を積んでも何処か怖がる素振りが有って、

慈しみプレイがメインになる。

何と言うか?白織としていると、自分が優しくなれる気がして来る。

 

『【マ】→【魔法使い】』

 

『マは簡単ゾーン。

 【イ】→【イゴーロナク】』

 

『そうなの!?ってイゴーロナクって何!!?

 私は知らないんだけど!?』

 

『クトゥルフ神話に出て来る邪神の名前だ』

 

『Dの同類』

 

どうやらソフィアは、クトゥルフ神話技能をミスったらしい。

イゴーロナクを知らないとか!有名な方だぞ!?

 

『解らないけど、解ったわ。

 【ク】→【草薙】』

 

『【ギ】→【ギルガメッシュ】』

 

『金ピカ王!なら、

 【ユ】→【ユグドラシル】』

 

『ル!ゲーム縛りでル!』

 

一般的に言って、しりとりは【ル】が強い。

ルのワードは少なく、相手にどれだけルを引かせるかで決まる。

とまで言われているのが、しりとりのキラーワードの【ル】である。

 

『ル【ル】→【ルーマニア】』

 

『オリくん?』

 

『ダメ、なの?』

 

『ルーマニアと言えば、吸血鬼伝説のお約束スポット!

 これはアリだろう』

 

『そう』『良かった』

 

文字通り胸を撫で下ろすソフィア。

やはりソフィアは、性癖だけでは無く身体もエロい。

 

『【ア】→【アンクル】』

 

『ルが!【ル】→【ルビカンテ】』

 

流石は白織である。

キラーワードのルでも、見事に返して来る。炎の四天王で来た。

 

『ルビカンテ?えっキャラ名なの!?

 【テ】→【テトリス】』

 

『【ス】→【スカイクラッドの観測者】』

 

『アレは名曲。

 【ヤ】→【ヤルダバオト】』

 

『これも邪神の名前なの?

えっ偽神!?何が違うの!!?』

 

『全然違う』『違うな』

 

『まぁいいわ、【ト】→【トレース】』

 

『【ス】→【STR】』

 

『ス攻め!?【ス】→【ストーカー】』

 

『白織!貴方まさか!?』

 

『違う』

 

『これは魔物の方のストーカーだろう』

 

『あら、てっきり白織がストーカー被害に遭っているのかと思ったわ。

 【カ】→【鍵穴】』

 

『そう言う輩は殲滅だ。

 【ナ】→【ナイアルラトホテップ】』

 

『その名前を出すのは危険。

 【プ】→【プルート(冥王星)】』

 

『今度は何のネタ?

 【ト】→【トライフォース】』

 

『と言いつつゼルダネタか!

 【ス】→【スライムべス】』

 

『またス!【ス】→【スコール】』

 

『それを言うなら、またルじゃないっ!!

 【ル】→【瑠璃】』

 

『苦しそうだが、ソフィアもルを突破したか。

 【リ】→【リンドブルム】』

 

『【ム】→【ムスペルヘイム】』

 

『難しそうなのが続くわね?

 【ム】→【無間地獄】』

 

『ソフィアのワードも、充分難しいからな?

 【ク】→【クァール】』

 

『即死攻撃!【ル】→【ルドベキア】』

 

『突破した!【ア】→【アルキード】』

 

『【ド】→【ドストエフスキー】』

 

『それもアリなの!?』

 

『罪と罰。有名。【キ】→【禁足地】』

 

『仕方無いわ。【チ】→【チート】』

 

『【ト】→【トロール】』

 

『力を貸して、

 【ル】→【ルクスリア】』

 

『【ア】→【アルトリア】』

 

『真名の方が来たか、

 【ア】→【アーク】』

 

『【ク】→【クトゥルフ】』

 

『【フ】→【不死身】』

 

『クトゥルフの後だと、格落ち感が酷い。

 【ミ】→【ミ=ゴ】』

 

『【ゴ】→【ゴルゴダの丘】』

 

『【カ】→【カルネアデスの板】』

 

『【タ】→【タルタロス】』

 

『【ス】→【スマホ】』

 

『これってアリなの!?』

 

『現代系のゲームなら、当然出て来る。アリだ』

 

『現代系!なら【ホ】→【ホーネット】』

 

『【ト】→【トヘロス】』

 

『また、スが続いてる。

 【ス】→【スパイラル】』

 

『此処で!?【ル】→【ルーラ】』

 

『【ラ】→【ラビリンス】』

 

『!!!

 【ス】→【ストール】』

 

【またル!?ル、

 【ル】→【ルード】』

 

『!!』『!!?』

 

この【ルード】は恐らく、ダイ大のルードだ。

ガルダンディーの騎乗竜。ソフィア、良く覚えていたな?

 

『どう!?』

 

『勿論アリだ。

 【ド】→【髑髏イーター】』

 

ならばソフィアの名解答に敬意を表して、

こちらもレア解答で応えよう。白織なら解ってくれる筈!

 

『隣りに行った!?

 【タ】→【タートナック】』

 

と言いつつ白織が行ったのは、隣り処か上空である。

タートナックはゼルダのザコキャラで、騎士の姿をしたヤツだ。

正面からの攻撃が効かない事が有名。地味に手強い。

 

『もう突っ込まないから!【ク】→【傀儡】』

 

『【ツ】→【ツヴァイ】』

 

当然ながら、これは自分の名前の事では無い。

元ネタとなるコードネームの方だ。

 

『【イ】→【イタクァ】』

 

『アもかなり出てる気がするわ。

 【ア】→【アース】』

 

『それ、もう出た』

 

『ちょっ!!?』

 

『長い戦いだった』

 

『丁度、講義も終りだろう』

 

最後はソフィアがダウトを引いた。

これは仕方無い気はするが、ダウトはダウトである。

講義も丁度終った。次はもう少し、真面な退屈の潰し方を考えるとしよう。

 

 

「本当にごめんなさいっっ!!!」

 

何だろう、この展開は!?

講義が終って、私は図書室を覗く事にしていた。

オリくんが次はもう少し真面な退屈潰しを考えよう。って言うから、

私は読書を選択した。Dが授業中に本を読んでいたのを思い出したからだ。

Dの真似をするのは少し悔しいけど、他に思い付く事が無かった。

 

それで図書室に行く事にしたんだけど、

其処で白い翼っ子に声を掛けられる。何やら話しが有るらしい。

 

連れて行かれたのは校舎裏だった。えっ初日からイジメ!?

穏便に済ませられるかな?と思っていたら、いきなり謝られた。

 

暫く何の事だか解らなかったけど、思い出した。

思い出した。と言うより、検索にヒットが出た!と言う感じ。

この子、若葉姫色(D)に喧嘩を売って来た子だ。

Dに喧嘩を売って、良く生きてるな~と思う。

Dって長生きしてるから、案外気が長いのかな?

 

Dの記憶では、

告った相手が若葉姫色の事が好きらしくて、

翼っ子はフラレてしまう。それが原因で若葉姫色をイジメるように!

だけど翼っ子は、Dのヤヴァさに気付いていない。

翼っ子の取り巻きは、Dのヤヴァさに気付いていたっぽい。

何度も翼っ子のイジメを止めようとしている。主に翼っ子の為に。

 

どうしよう?被害に遭ったのは私じゃないけど、

私も日本では、若葉姫色だった。

此処でアッサリ許したら、調子に乗るかも?

安い女に見られる?今後に響くかも!?なら、

 

「これで、許してあげる」

 

デコピン一発で許してあげよう!

デコピン一発で、翼っ子は格闘ゲームの敗者のようにフッ飛んだ。

フッ飛んで、校舎の壁に減り込む。

ピクピクしてるから生きては居る。多分。

 

「若葉さん!やり過ぎだっ!!」

 

「落ち着け、シュン」

 

何か新顔が増えた!翼っ子の、異世界の新しい取り巻き!?

威勢が良くて育ちも良さそうな男子生徒と、

世話女房っぽい赤毛の女子生徒だ。凄い美人さん。

どうやら少なくとも、男子生徒の方は転生者らしい。私を知っている。

 

「白織は充分手加減していた。

 龍がアレ程度で死ぬタマか?心配なら文句を言う前に、

 手当てなり保健室に連れて行くなりしたらどうだ?」

 

「オリくんっ!!」

 

オリくんだ!オリくんが来てくれた!!(ソフィアも居るけど)

ささっとオリくんの後ろに隠れる。

何だか色々面倒で、上手く手加減出来る気がしない。

 

「シュン、今はフェイを」

 

「解った」

 

男子生徒の、名前が解らないからA君で!

A君が翼っ子を連れて行く。それに続く赤毛美人。

何だか良く解らない内に、遭遇イベントは終ったらしい。

 

「白織。余り一人で行動するな。

 目が不自由な設定だろう?」

 

「………」コクコク

 

差し出されたオリくんの手を取る。

最初から大変だった。だけどこの手を握っていると安心する。

そう考えると、目が不自由な設定も悪く無いと思う。




前半のしりとりは、
ソフィアの吸血衝動の経過を描写する茶番。
後半はフェイの謝罪イベントです。
同じ学園で同じ立場なら、直ぐ起きるイベントだと思う。

次回はランチタイム。ガールズトーク回です。
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