【漆原美麗の後悔】で行くかで迷いました。
どちらもネタタイトルです。
『まずは二度も聞いたから【退屈】から行くか、
【ツ】→【ツンドラの帝王】』
『それは、初めから飛ばし過ぎ。
【ウ】→【ウドラー】』
『と言いつつ、このネタを解ってくれる処が好きだ。
【ラ】→【憤怒(ラース)】』
ツンドラの帝王と言うのは、
旧ソビエトの大型輸送機の事である。本当に巨大!だが其処が良い。
『続ける///
【ス】→【スペルビア】』
『黒騎士ネタか。
【ア】→【アワリティア】』
『【ア】→【アケディア】』
『此処から次のネタだ。
【ア】→【アース】』
『【ス】→【スライム】』
『アナタ達は、初日から何をやっているの!?』
しりとりを続けていると、ソフィアから念話が繋がった。
オリハルコンメタルのパスは繋がっているから、
白織と念話を繋げているのに気付いたらしい。
『しりとり』
『退屈潰しだ。ソフィアもやるか?』
『し、仕方無いわね。私も退屈だったし?』
『【ム】から、
ゲームで出て来そうなワード縛り』
『ゲームで出て来そうなワード縛り?
ム、ム。【ム】→【夢魔】』
『ソフィア、エロい』
『ちょっとおぉぉぉっっっ!!!!!!』
『落ち着け、ただのしりとりだ』
ソフィアがエロいのは間違いでは無い。
解り易く身体の問題では無い。性癖の問題である。
普段のソフィアはオリハルコンメタルの効果で、
吸血鬼の吸血衝動もセーブしている。
これは吸血衝動が、空腹と言う状態異常だからだ。
しかし夜にする時には、興奮して枷が外れる。
枷が外れると、ソフィアは決まって吸血プレイに走る。
吸血しながらするのが、最高に好いらしい。
因みに白織は、完全に受け専である。
何度経験を積んでも何処か怖がる素振りが有って、
慈しみプレイがメインになる。
何と言うか?白織としていると、自分が優しくなれる気がして来る。
『【マ】→【魔法使い】』
『マは簡単ゾーン。
【イ】→【イゴーロナク】』
『そうなの!?ってイゴーロナクって何!!?
私は知らないんだけど!?』
『クトゥルフ神話に出て来る邪神の名前だ』
『Dの同類』
どうやらソフィアは、クトゥルフ神話技能をミスったらしい。
イゴーロナクを知らないとか!有名な方だぞ!?
『解らないけど、解ったわ。
【ク】→【草薙】』
『【ギ】→【ギルガメッシュ】』
『金ピカ王!なら、
【ユ】→【ユグドラシル】』
『ル!ゲーム縛りでル!』
一般的に言って、しりとりは【ル】が強い。
ルのワードは少なく、相手にどれだけルを引かせるかで決まる。
とまで言われているのが、しりとりのキラーワードの【ル】である。
『ル【ル】→【ルーマニア】』
『オリくん?』
『ダメ、なの?』
『ルーマニアと言えば、吸血鬼伝説のお約束スポット!
これはアリだろう』
『そう』『良かった』
文字通り胸を撫で下ろすソフィア。
やはりソフィアは、性癖だけでは無く身体もエロい。
『【ア】→【アンクル】』
『ルが!【ル】→【ルビカンテ】』
流石は白織である。
キラーワードのルでも、見事に返して来る。炎の四天王で来た。
『ルビカンテ?えっキャラ名なの!?
【テ】→【テトリス】』
『【ス】→【スカイクラッドの観測者】』
『アレは名曲。
【ヤ】→【ヤルダバオト】』
『これも邪神の名前なの?
えっ偽神!?何が違うの!!?』
『全然違う』『違うな』
『まぁいいわ、【ト】→【トレース】』
『【ス】→【STR】』
『ス攻め!?【ス】→【ストーカー】』
『白織!貴方まさか!?』
『違う』
『これは魔物の方のストーカーだろう』
『あら、てっきり白織がストーカー被害に遭っているのかと思ったわ。
【カ】→【鍵穴】』
『そう言う輩は殲滅だ。
【ナ】→【ナイアルラトホテップ】』
『その名前を出すのは危険。
【プ】→【プルート(冥王星)】』
『今度は何のネタ?
【ト】→【トライフォース】』
『と言いつつゼルダネタか!
【ス】→【スライムべス】』
『またス!【ス】→【スコール】』
『それを言うなら、またルじゃないっ!!
【ル】→【瑠璃】』
『苦しそうだが、ソフィアもルを突破したか。
【リ】→【リンドブルム】』
『【ム】→【ムスペルヘイム】』
『難しそうなのが続くわね?
【ム】→【無間地獄】』
『ソフィアのワードも、充分難しいからな?
【ク】→【クァール】』
『即死攻撃!【ル】→【ルドベキア】』
『突破した!【ア】→【アルキード】』
『【ド】→【ドストエフスキー】』
『それもアリなの!?』
『罪と罰。有名。【キ】→【禁足地】』
『仕方無いわ。【チ】→【チート】』
『【ト】→【トロール】』
『力を貸して、
【ル】→【ルクスリア】』
『【ア】→【アルトリア】』
『真名の方が来たか、
【ア】→【アーク】』
『【ク】→【クトゥルフ】』
『【フ】→【不死身】』
『クトゥルフの後だと、格落ち感が酷い。
【ミ】→【ミ=ゴ】』
『【ゴ】→【ゴルゴダの丘】』
『【カ】→【カルネアデスの板】』
『【タ】→【タルタロス】』
『【ス】→【スマホ】』
『これってアリなの!?』
『現代系のゲームなら、当然出て来る。アリだ』
『現代系!なら【ホ】→【ホーネット】』
『【ト】→【トヘロス】』
『また、スが続いてる。
【ス】→【スパイラル】』
『此処で!?【ル】→【ルーラ】』
『【ラ】→【ラビリンス】』
『!!!
【ス】→【ストール】』
【またル!?ル、
【ル】→【ルード】』
『!!』『!!?』
この【ルード】は恐らく、ダイ大のルードだ。
ガルダンディーの騎乗竜。ソフィア、良く覚えていたな?
『どう!?』
『勿論アリだ。
【ド】→【髑髏イーター】』
ならばソフィアの名解答に敬意を表して、
こちらもレア解答で応えよう。白織なら解ってくれる筈!
『隣りに行った!?
【タ】→【タートナック】』
と言いつつ白織が行ったのは、隣り処か上空である。
タートナックはゼルダのザコキャラで、騎士の姿をしたヤツだ。
正面からの攻撃が効かない事が有名。地味に手強い。
『もう突っ込まないから!【ク】→【傀儡】』
『【ツ】→【ツヴァイ】』
当然ながら、これは自分の名前の事では無い。
元ネタとなるコードネームの方だ。
『【イ】→【イタクァ】』
『アもかなり出てる気がするわ。
【ア】→【アース】』
『それ、もう出た』
『ちょっ!!?』
『長い戦いだった』
『丁度、講義も終りだろう』
最後はソフィアがダウトを引いた。
これは仕方無い気はするが、ダウトはダウトである。
講義も丁度終った。次はもう少し、真面な退屈の潰し方を考えるとしよう。
†
「本当にごめんなさいっっ!!!」
何だろう、この展開は!?
講義が終って、私は図書室を覗く事にしていた。
オリくんが次はもう少し真面な退屈潰しを考えよう。って言うから、
私は読書を選択した。Dが授業中に本を読んでいたのを思い出したからだ。
Dの真似をするのは少し悔しいけど、他に思い付く事が無かった。
それで図書室に行く事にしたんだけど、
其処で白い翼っ子に声を掛けられる。何やら話しが有るらしい。
連れて行かれたのは校舎裏だった。えっ初日からイジメ!?
穏便に済ませられるかな?と思っていたら、いきなり謝られた。
暫く何の事だか解らなかったけど、思い出した。
思い出した。と言うより、検索にヒットが出た!と言う感じ。
この子、若葉姫色(D)に喧嘩を売って来た子だ。
Dに喧嘩を売って、良く生きてるな~と思う。
Dって長生きしてるから、案外気が長いのかな?
Dの記憶では、
告った相手が若葉姫色の事が好きらしくて、
翼っ子はフラレてしまう。それが原因で若葉姫色をイジメるように!
だけど翼っ子は、Dのヤヴァさに気付いていない。
翼っ子の取り巻きは、Dのヤヴァさに気付いていたっぽい。
何度も翼っ子のイジメを止めようとしている。主に翼っ子の為に。
どうしよう?被害に遭ったのは私じゃないけど、
私も日本では、若葉姫色だった。
此処でアッサリ許したら、調子に乗るかも?
安い女に見られる?今後に響くかも!?なら、
「これで、許してあげる」
デコピン一発で許してあげよう!
デコピン一発で、翼っ子は格闘ゲームの敗者のようにフッ飛んだ。
フッ飛んで、校舎の壁に減り込む。
ピクピクしてるから生きては居る。多分。
「若葉さん!やり過ぎだっ!!」
「落ち着け、シュン」
何か新顔が増えた!翼っ子の、異世界の新しい取り巻き!?
威勢が良くて育ちも良さそうな男子生徒と、
世話女房っぽい赤毛の女子生徒だ。凄い美人さん。
どうやら少なくとも、男子生徒の方は転生者らしい。私を知っている。
「白織は充分手加減していた。
龍がアレ程度で死ぬタマか?心配なら文句を言う前に、
手当てなり保健室に連れて行くなりしたらどうだ?」
「オリくんっ!!」
オリくんだ!オリくんが来てくれた!!(ソフィアも居るけど)
ささっとオリくんの後ろに隠れる。
何だか色々面倒で、上手く手加減出来る気がしない。
「シュン、今はフェイを」
「解った」
男子生徒の、名前が解らないからA君で!
A君が翼っ子を連れて行く。それに続く赤毛美人。
何だか良く解らない内に、遭遇イベントは終ったらしい。
「白織。余り一人で行動するな。
目が不自由な設定だろう?」
「………」コクコク
差し出されたオリくんの手を取る。
最初から大変だった。だけどこの手を握っていると安心する。
そう考えると、目が不自由な設定も悪く無いと思う。
前半のしりとりは、
ソフィアの吸血衝動の経過を描写する茶番。
後半はフェイの謝罪イベントです。
同じ学園で同じ立場なら、直ぐ起きるイベントだと思う。
次回はランチタイム。ガールズトーク回です。