原作のソフィアの髪は?
ハニーブロンドだと思っているのですが、
ツッコミの有る方は!感想へ報告をお願いします。
「エルフ狩りに行くわよ!」
「エルフ?」
「何処からエルフ狩りが生えて来た?」
あの【オーザム蹂躙戦】の後、ソフィアとフレンド登録した。
ソフィアと言うのは、ソフィーリアの新しいPNだ。
見た目も銀髪からハニーブロンドに変わっている。
根岸はダイ大オンラインを辞め無かった。
辞めずに少し、キャラメイクしてゲームの続行を選んだ。
ソフィーリア王女は、もう居ないらしい。
「このゲームって、領地運営のクソ書類ゲーじゃ無いんでしょう?
RPG!バトルモノよね!?」
「基本RPGだ。自由度が高めで、領主プレイも出来る」
「それはもう理解したわ、だからバトル!
エルフ狩りよ!!」
「エルフに、何か恨みでも有るの?」
白織がそう訊ねると、ソフィアの目が死に出した。
何かグツグツと暗黒面が煮詰まっているかのようだ。
「エルフって、大抵イケメンよね?」
まぁそう言うイメージは有る。
ファンタジーのお約束種族の一つで、吸血鬼と並ぶ有名種族だ。
「それに長生きも出来て、魔法適正も高い!
エルフに生まれて来ただけで、人生勝ち組だと思うの」
間違ってはいない。
エルフは人気種族の一つと言えるだろう。
「それだけ優遇されてるのに、不幸面なのが気に入らないのよね。
だから、狩りましょう?」
「私怨だっ!!?」
残念な事に、エルフ狩りのクエストは存在する。
【エルフの里殲滅戦】。
人間(カール王国)との密かな繋がりを、魔王軍は察知した。
エルフとの繋がりは、何れ大きな脅威になる虞が有る。
カール王国攻略中のミストバーンに、大魔王から勅命が下る。
「殲滅せよ」と。
ミストバーンに勅命が下る辺り、
大魔王バーンの本気度が窺えるクエストである。だがそれ以上に、
「確実に、あの台詞が出たな?」
「アレか~、アレだよね!」
「?」
「「【大魔王様の御言葉は、全てに優先する】」」
白織と二人!ノリノリでミストバーンの名台詞を決めて行く。
ソフィアは?顔だ。あの名台詞を知らないらしい。
「決まったぁぁっっ!!!
やっぱりこれが、ミストバーンでしょう!!」
「あぁ、勿論だ!
生ミストバーン見たい!!」
「一体何を盛り上がっているのかしら!?」
「いかんなソフィア!
ミストバーンの決め台詞も知らないとは!!
ダイ大が格ゲーなら、確実に勝ち台詞で使われる知名度だぞ!?」
「言うね、確実に!
そうじゃ無かったら、台詞無しで目だけ光るとか!!」
「解る解る☆」
「全く解らないわ」
ミストバーンのネタで盛り上がった後、
今回は【エルフの里殲滅戦】を受ける為、カール王国へ向かう。
ミストバーンはダイ大の推しキャラだった。実に楽しみである。
†
「ミストバーン様」
「………」
ミストバーンが無言で振り返る。
闇から覗く瞳と、その身に宿した暗黒闘気とは対極の白い衣。
間違い無くミストバーン!魔影参謀ミストバーンだ。
既に魔影軍団の鎧兵士や、ガス生命体。
他にもクエスト参加のPC達が、カール王国の大森林に集結していた。
今はクエスト開始の合図を待っている処だ。
因みに今回から、パーティーにソフィアが加わり三人になっていた。
ソフィアは無所属のフリー枠だ。
無所属は勇者連合と魔王軍!どちらのクエストも受けられるが、
パーティーに勇者連合のPCが居ないと勇者連合の、
魔王軍のPCが居ないと魔王軍のクエストに参加出来無い。
仲間頼りの、ソロには厳しいポジションとなる。
「宜しいのですか、
エルフは有用な存在なのでは?」
折角生ミストバーンが居るので、
何とかミストバーンが喋りそうなネタを振って見る。
ミストバーンはその正体を隠す為、
大魔王バーンから喋る事を禁じられているが、本人は割と熱い。
喋る時は喋る!と言う感じだ。是非生で決め台詞を聞きたい!!
「【大魔王様の御言葉は、全てに優先する】」
決め台詞キタ――(゚∀゚)――!!
と内心歓喜の声を上げると、序にクエスト開始の合図も来た。
【エルフの里殲滅戦】の幕が上がる。
「今回のクエストって」
「あぁ、まずは大森林を探索して、エルフの里の正確な位置を絞り込む。
絞り込みが終ってから、本格的な侵攻が始る」
魔影軍団の鎧兵士やガス生命体。
PC達が大森林に入って探索を始める。ミストバーンは外で待機だ。
「あの白いのは動かないの?」
「動く前に片付けるのが理想だな?」
だが大森林は広大だった。
野外ダンジョンで太陽の光りが見えるから、と気を抜くと後悔する事になる。
エルフの姿も無い。流石に隠れ里なだけは有る。
現れるのは、植物系と虫系の野良モンスターだけだった。
コイツ等では低貢献値過ぎて話にならない。時間の無駄である。
「ヒャダルコ!」
大森林の捜索を続けて、どれだけの時間が経過したのか?
漸くエルフが網に掛かった。
白織のヒャダルコに、エルフが囚われる。
捕えた。と言っても凍死で即死である。
「Ⅱ、後は任せて」
Ⅱ(ツヴァイ)と言うのは渾名だ。
ソフィアにまで、フェンブレンⅡは長いと言われた。
そこまで長いか?言い難いか?
Ⅱ(ツヴァイ)と言うと?
ファントムな暗殺者の主人公を思い出す処だ。
推しヒロインはアイン!
特にラストの、投擲掴み取りカウンターに惚れた☆
アレのカッコ好さに比べると、Ⅱのトラップ戦が工作に見えるLv!
そしてソフィアが使ったのは【モシャス】だ。
仕留めたエルフを参考にして、エルフに変身して見せた。
確かにエルフだった。お約束で耳も長い。其処は良かったが?
「容姿がソフィアのままな気がするが?」
「能力はコピーしたわ、これでエルフの里が解る」
ソフィアの容姿が、モシャスを使った後もソフィアのままだった。
だがエルフの能力で、隠れ里の位置が解るらしい。
白織に続いて、ソフィアもソフィアの容姿が気に入っているようだ。
モシャスで能力だけコピーとか!器用な真似を披露してくれる。
「見えたわ」
エルフに変身したソフィアの案内で、隠れ里らしき場所に着く。
大森林は広大な天然のダンジョンだったが、
此処からは結界に護られた隠れ里の中になる。
詰り悟られずに中に入れるのは、ソフィア一人だ。
「行けるか?」
「えぇ、ちょっと毒を撒いて来るだけだもの」
†
「ブザマね?」
ソフィアは隠れ里の水源に毒を撒いた。
更に時間は掛ったが毒が蔓延して、隠れ里のエルフ達は悶え苦しみながら倒れた。
倒れた無抵抗のエルフ達を、確実に一人づつ殺して回った。
一人、また一人殺してもクエストは終らない。
これは【殲滅戦】なのだから当然だった。勝利条件は鏖殺だ。
「粗方終ったけど」
「此処からは、また探索パートだ」
目に映るエルフ全てに止めを刺した。だがクエストが終る気配は無い。
次は隠れ里の探索。今回のクエストは、本当に探索続きだ。
だが続いたのは戦闘パートだった。
隠れ里に建つ石造りの、
エルフのイメージとは程遠い無機質な建造物から、モンスターの群が現れる。
「ゴーレムと、キメラの群」
「ガーディアンの心算か?」
次々と現れるゴーレムとキメラの群!
だがこの頃には味方の増援も到着した。
魔影軍団の鎧兵士やガス生命体。他のPC達も合流して、
石造りの建造物の前で、結構な規模の戦いになった。
「ちょっと!何なのコイツ等ッ!!」
ゴーレムやキメラの人造モンスターの群を相手取る内に、それは起こった。
背後から奇襲を受ける。止めを確実に刺した筈の、エルフ達が立ち上がっていた。
始めはエルフの死体がアンデット化したのかと思った。
どう見ても死体に見えたからだ。
だがエルフの死体は、ボコボコと再生を繰り返して膨張して行く。
膨張して、別の何かになろうとしているように見えた。
「メラゾーマッッ!!!」
白織のメラゾーマが、エルフだった膨張体を焼く!
再生の暇を与える事無く焼き尽す心算だろうが、膨張体は倒れ無かった。
倒れる事無く再生を続けた。
「このグロい再生能力!見覚えが有る」
「進化の秘宝?」
隣りで白織が、静かに答えを口にする。
或いはダイ大的に【鬼眼】の方かもしれない。バーン様案件になる筈である。
「闘魔滅砕陣」
だが答えに辿り着く事は無い。
大森林の外で、待機中だったミストバーンの声が聞こえた気がした。
時間を掛け過ぎた。ミストバーンが動く。
暗黒が大森林を、エルフの隠れ里を覆い尽した。
隠れ里が暗黒に飲み込まれて行く。
不気味な膨張体が、ゴーレムとキメラの群が、
蜘蛛の巣のような暗黒に囚われて、闇に捕食されて行く。
「グロいのが、崩れて!」
「暗黒闘気の回復阻害効果だろう。
膨張体にあんな弱点が」
やがて膨張体は、再生する事無く崩れ堕ちた。
ゴーレムとキメラの群も、滅砕陣の前に力尽きて全滅した。
隠れ里は闇に沈んだ。ミストバーンの本気を垣間見た瞬間である。
「何もかも闇に葬られたか、やられたな?」
結局MVPは、勿論ミストバーンに持って行かれた。
真相も闇の中だ。こうして【エルフの里殲滅戦】はクリアされた。
†
今回の【エルフの里殲滅戦】の展開に関する設定です↓
ダイ大の世界にもヤヴァいエルフを出そう!と言う試みでしたが、
某族長には届かない展開になったと思います。某族長ヤヴァいです。
進化の秘宝らしきモノを手に入れた謎のエルフが、
ゴーレムやキメラの軍勢を生産して、人間にも接触を図っている。
バーン様案件に届くLvだったでしょうか?
作中の石造りの建造物は、バイオプラント的な代物です。
中でゴーレムやキメラの生産、保管をしています。
ダイ大の世界にエルフの隠れ里が在るとしたら?個人的には、
1/テラン 2/カール 3/アルキード
だと思っています。破邪の洞窟の影響で、
カールには不思議物件が在るイメージが強いです。
進化の秘宝らしきモノを使った膨張体に、
暗黒闘気が特効なのはオリジナル設定です。
魔王軍幹部でも勇者でも無いPCには、
まだ情報が下りて来ない展開となります。
今回ソフィアには、残虐ポイントを稼いで貰いました。
このままでは【吸血鬼】が貰えない気がしたからです。
次回はデートイベントです☆
ルート分岐
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ダイ大ゲームルート続行
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異世界転生編開始