双子(疑惑)ですが、なにか?   作:LW

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今回はデートと言う名の暴露回になりました☆
多分デートです。


06 好きって、言ってくれないの?

「特売セールが有るらしい。

 ベンガーナに行かないか?」

 

「ベンガーナ?」

 

「って行けるの!?」

 

今日はクエストを受けずに、ベンガーナ行きを提案する。

ビギナーのソフィアは?顔。

ベンガーナと言われても、何処の事だか解らない。と言う顔だ。

対する白織は不思議そうな?顔である。アレを知らないらしい。

 

「ソフィアがモシャスを使えるからな?

 人間に変身すれば行ける。

 それ以外にも、妖魔士団でモシャスの変身サービス!

 【変化の杖】の販売/レンタルもやっている」

 

「変化の杖のレンタルはまだしも、販売!

 アレって原作だと、重要アイテムなのに」

 

妖魔士団!ゴマスリ力が半端無い☆

魔王軍PCは勇者連合(人間)の街に入れない。

入れる街扱いになる拠点は、

ゲーム開始初期は鬼岩城のみ!と言う展開。流石は魔王軍である。

 

流石にこれではゲーム的に盛り上がりに欠けるので、

人間に変身すれば、人間の街に入れるシステムとなった。

だがモシャスは高Lv帯の魔法!

其処で妖魔士団(ザボエラ)の出番となる。

 

ザボエラは同僚の魔王軍PCを人間の姿にして、

休暇と称して、自分の担当区域のベンガーナへ誘致した!と言う設定だ。

ゲームシステムをシナリオで埋める誘導である。

 

何にしても、これで魔王軍PCでも街に入れる。

前回の【エルフ里殲滅戦】でもMVPを逃した。気分転換で遊びたい。

特売以外にもベンガーナには、闘技所やカジノが有る。

 

「私は人間だから、そのまま行けるわ」

 

「変化の杖かぁ、おいくら?」

 

「販売で11500G。ドラゴンキラーよりは安い。

 レンタルで1100G。既に購入済。

 モシャスと、ベンガーナ行きのルーラは無料だ」

 

結局白織も変化の杖を購入した。自前の杖が欲しくなったらしい。

そして適当な人間用の装備を整えて再集合!

普段と変わらないソフィアを目印に、人間の姿で集まる。

 

「白織、なのか?」

 

「………」コクコク。

 

白織が!人間Verの白織が、リアル白織になっていた。

白い【若葉姫色】と言うべきか?いつもは教室に居る白織だ。

白織がいつの間にかアルビノになったかのように白くなり、

口調もすっかり大人しくなって、高校Verになっている。

 

「口調はどうした?」

 

「似てるから」

 

あぁうん。普段ははぐれメタルのPCで、画面越しの付き合いだった。

だがこれはどう見ても、リアルの自分と瓜二つ!

地が出ても可笑しくは無い。

 

「オリくんも、似てる」

 

「こっちはありふれてるだけだろう?」

 

特に珍しくも無いAPPだ。ただの汎用顔だろう。

だが人間Verの白織は、どう言う仕様なのか?要観察☆

 

「///」

 

はい!間違い無くレアキャラさんです!!

白くアルビノ化して、更に神秘キャラと化している。

白い肌も、白く長い髪も、白に映える紅い瞳も、

トゥルールートを担当していても、納得なヒロインの姿だった。

 

「Ⅱ!」

 

「あぁ、少し見惚れた。

 ベンガーナへ行くとしよう」

 

 

「毒針が980G!

 これがお勧めだな」

 

「そうなの?なら、これにするわ」

 

目の前でオリくんとソフィアが、楽しそうに買い物をしている。

毒針かぁ、私もⅢからお世話になった武器だ。

主に魔法使い用の武器で、確率で即死効果が出る。

メタル狩りで重宝した。私も杖より毒針派だった。

 

オリくんに毒針を勧められると、随分アッサリと購入を決めた。

素直だなぁと思う。今日のソフィアは御機嫌に見える。

 

「御機嫌だな?」

 

「余り、こう言った機会が無かったから」

 

あぁうん解るよ?友達とショッピングとか!中々機会が無いから!!

ベンガーナへは、問題無く入国出来た。

流石にモシャスを見破る入国審査は無いらしい。

予定通り、まずはデパートの特売コーナーへ行く事になる。

其処までは良かったんだけど?

 

「………………」|д゚)

 

私に対する視線が酷かった!

高校の比じゃない!モシャスがバレて、捕まるイベントかと思った。

でもそうじゃ無かった。これはリアルでは慣れた視線だった。

 

この姿はゲームのPCなのに、それでもかぁ~と思う。

それともアルビノが珍しいの?身体に突き刺さる視線が気持ち悪い。

色々と嫌になってオリくんの背中に隠れる。

オリくんの背中が、視線を切れる唯一のセーフポイントだった。

 

「流石は白織、ゲームでもモテモテね?」

 

「ソフィアも、充分注目されていると思うが?」

 

そう、そうだよ!それで少しはマシになってる。

ソフィアありがと~♪と、心の中で喝采を送る。

 

「私のは、ガチャの当たりクジだからって言う好奇心でしょう?

 白織とは違うわ」

 

うん、そうだね?

ソフィアの方には、気持ち悪い視線は少ないかもしれない。

どうしてそうなるかなぁ!全部イオナズンで消し飛ばしても良い?

 

「オリくん?」

 

「居る処には、居るモノだな」

 

結局カフェの野外ラウンジで休ませて貰う事になった。本当に助かる。

でもそうしたらオリくんに、何か悟ったような顔で見られた。

えっ何?何か起きたの!?

 

「高校を卒業したら、旅に出る。

 白織のような、本物のアルビノヒロインと出逢う為に!

 そうしたら全霊を賭けて口説く!リアルアルビノヒロインを嫁にする!!」

 

「!!?」

 

「ハァッ!!?

 いきなり何を、発狂してるの!?」

 

はい!とんでも無い告白キタ――(゚∀゚)――!!

えっ今の告白!?白織のようなって///

でも何か違う。善し!冷静になろう!!

 

「正気だ。

 一度切りの人生!その人生のパートナーを捜す為、

 多少の無理をしても構わないだろう?」

 

「余計性質が悪いわ!

 アナタどれだけバカなの!?」

 

なれるか!そんなの!?

オリくんは本気だった。本気でアルビノのお嫁さんを捜す心算だ!!

どれだけアルビノ好きなの!?

 

「ならソフィア、お前は何か有るのか?」

 

「何かって、何よ?」

 

「御立派なプランが、だ。

 他人のプランをどうこう言うんだ。

 ソフィアには何か、御立派なプランが有るんだろうな?」

 

私が困惑している間にも、話しはどんどんとんでも無い方向へ流れて行く。

やがてオリくんに追い詰められたソフィアが、

ヤケクソ気味に言い放った。ソフィア!アンタもか!!

 

「良いわ、Ⅱが先にバカを曝したんだから乗ってアゲる。

 高校を卒業したら私は、

 顔を全整形して別人になる!生まれ変わるのよ!!

 私はあの容姿の所為で、

 ゾンビ顔だのホラー顔だの言われて来た。人生負け組だった。

 でもそれも、もう終りにするわ」

 

高校を卒業して自分で働けるようになったら、

治療費を貯めて、整形でも何でも受けて人生勝ち組になる!

そうソフィアは宣言した。凄い気迫だ!ソフィアも本気っぽい告白だった。

 

「ソフィアの覚悟!しかと聞き届けた!!

 流石だ、ソフィア」

 

「ふっまぁね!」

 

と言うソフィアだけど?

やらかしたかな~?と言う笑みを零したのを、私は見逃さ無かった!

 

「さて、次は」

 

「そうね?

 次は白織の話を聞きたいわ」

 

「!!?」

 

ちょっ!?こっちに飛び火して来たぁぁぁっっっ!!!!!!

急にそんな事言われても、

二人の爆弾発言の後で、言える事何て無いよっっ!!?

 

 

「今が、楽しいから」

 

今が楽しかった。

私はずっと独りだったから、今が楽しい。

ゲームでオリくんと知り合ってから、パーティーを組むようになった。

誰かと一緒なのも悪く無いと、

肩を並べる楽しさを、背中を預ける信頼を知った。

こんな時間が続けば良いと、想い始めていた。

 

私はこんな事しか言え無かった。

二人のような、具体的なプラン何て無かった。

呆れられるかな?と思ったけど、二人は納得してくれたらしい。

 

「お疲れだな?

 ベンガーナへの遠征は、失敗だったか?」

 

「オリくん」

 

宿屋のラウンジで休んで居ると、オリくんがやって来る。

あの爆弾発言の後も、私達はベンガーナを散策した。

闘技所でオリくんが出場枠で活躍したし、

カジノでは私が、中々の勝ち筋を拾ったと思う。

でも余り、ハッキリと記憶に残って無い。

 

「そんな事、無い」

 

「そうか、なら良い」

 

目の前のオリくんが、あんな事言うから!

大体何なの?白織のようなアルビノって!白織は私だし!!

白織のようなアルビノってさぁ、結局私が好きって事で良く無い!?

 

「旅、出るんだよね?」

 

「そうだな?

 不思議とそう決断出来た。白織のおかげだ」

 

オリくんは高校を卒業したら、旅に出る。

何処かに居るかもしれない、アルビノのお嫁さんを捜す旅に出る。

こうして一緒に居られるのは、今だけかもしれない。

 

「好きって、言ってくれないの?」

 

「白織」

 

だから私の口から零れたのは、そんな弱々しい言葉だった。

って、何言ってるかな!私はぁぁぁっっっ!!!!!!

それって告白だから!やらかしたぁぁぁっっっ!!!!!!

 

 

補足/説明枠になります。

興味の無い方は、スルー可です。

 

アルビノ白織

本作登場のアルビノ風の白織☆

外見は、どう見ても原作のままの白織!しかし目が開いた開眼モード!!

しかも蜘蛛に転生した訳では無いので、目も普通に人間の目!

紅いだけの、綺麗な目を披露している設定です。

 

ソフィア(根岸)の決意

原作のソフィア(根岸)は、

流石に美容整形を躊躇うニュアンスだったと思います。

ですが本作のソフィアは、覚悟完了です☆

仲の良いクラスメイトがバカを言い出した→どうやら本気らしい

→ライバルも居る→覚悟完了!と言う流れになります。

 

妖魔士団の暗躍☆

本編ではカットしましたが、

妖魔士団がベンガーナの闘技所やカジノに、介入している設定でした。

 

闘技所では賭け以外にも、

人間に変身したモンスターが、密かに出場枠で参加OK!

正体を曝してモンスターとして戦います。

戦いの後は運営に扮した妖魔士団員が、

モシャスを掛け直してくれるサービス付き!と言う設定。

 

カジノの方も色々やっている設定でした。

ザムザがベンガーナで、カジノを運営する話でも良かったかも☆




今回からアンケートを実施したいと思います。
〆切は次回07の投稿まで!と言う事でお願いします。
ルート確定を確約は出来ませんが、参考にしたいと思います。

次回はバルジ島決戦!バトル回の予定です。

ルート分岐

  • ダイ大ゲームルート続行
  • 異世界転生編開始
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