双子(疑惑)ですが、なにか?   作:LW

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早々と仕上がったのと、
アンケートも結構差が着いたようなので、投稿しようと思います。
アンケートの結果は後書きへ↓

今回は、主にバトル回です。原作キャラ撃破展開有。


07 お前は白織だ。それで良い

「SLGお約束の、同時決戦だ。

 【炎魔塔】【氷魔塔】【中央塔】の三ヶ所で同時決戦が行われる。

 これを三ヶ所共征して、【バルジ島決戦】のグランドクリアを目指す!」

 

今日も三人でダイ大に潜る。

今回のクエストは【バルジ島決戦】!

原作準拠で、

パプニカのレオナ姫を人質に捕ったフレイザードが、

バルジ島の中央塔で陣取っている。

 

しかしバルジ島は【氷炎結界呪法】で護られている為、

結界の外側から、まずは炎魔塔と氷魔塔を砕く事になる。

 

この【バルジ島決戦】では、

敵味方共に強力なNPCが多数配置されて、各地で激戦が展開される。

PCは好きな初期位置からスタートして、各戦線に介入する事になる。

勝利条件は通常通り、自軍NPCの勝利だ。

 

「三ヶ所共って、分かれて行動するの?」

 

「シナリオ上炎魔塔と氷魔塔が先になるが、

 結界が崩れた後中央塔に向かっても、恐らく介入が間に合わない。

 中央塔は、先に待ち伏せが必要になる」

 

「具体的には?」

 

「原作通りなら炎魔塔にクロコダイン、氷魔塔にヒュンケル。

 中央塔に勇者ダイだろう」

 

うんうん。と、原作知識の有る白織が頷く。

対するソフィアは、純粋に情報として耳を傾けている。

 

「クロコダインは白織が、

 鎧の魔剣装備のヒュンケルには、オリハルコンのワシが行く。

 ソフィアは、勇者ダイを頼む」

 

ハッキリ言ってステータス的には、勇者ダイが一番強い!

特にこのゲームでは?ピンチになればいつでも【竜の紋章】が発動!

当然この【バルジ島決戦】でも発動する。

 

「設定年齢12歳のお子様だったわね?

 任せて」

 

ならまともに戦わなければ良い。

どんな戦い方でも、生き残った方が勝者!卑怯万歳だ。

 

「原作通りなら、ヒュンケルVSハドラーは接戦になる。

 他のPCの邪魔が無ければ、サックリ止めだけ刺せば良い」

 

勇者連合のPCがどれだけ来るかに因る展開だ。

上手く行けば楽に終る。

 

「こっちは魔影軍団の鎧兵士を盾に、火力攻めかな?

 ひょっとして、一番の激戦区じゃない!?」

 

「―――終り次第、そちらに向かおう」

 

「待ってる」

 

前回の休日!ベンガーナへ行った時に、白織の気持ちを知った。

だが、まだ返事をしていない。我ながら酷い展開である。

 

白織はあの後錯乱した。告白の件では無い。例の案件だ。

それに何より、自身はレアキャラ好き!

例の案件が決着を見ない限り、白織に惚れる事は多分無い。

 

「作戦前だから、空気を読みなさい」

 

「解っている。

 【バルジ島決戦】を始めよう」

 

 

「ヒュンケルはこのハドラーが、自ら相手をする。

 フェンブレンⅡよ!他の雑兵は任せたぞ?」

 

「お任せ下さい、ハドラー様」

 

氷魔塔の戦い。此処までは原作通りだ。

ハドラーがベギラゴンで、ポップとマァムを倒してヒュンケルが出現した。

氷魔塔は原作通り崩れた。アレは防げるイベントだったのか?

 

此処までの氷魔塔の戦いで、

最も貢献値を稼いだフェンブレンⅡに、NPCの指揮権を移譲される。

これは大きい!流石にオリハルコンの親衛騎団は居ないが、

ハドラー親衛隊の、アークデーモンとガーゴイルに指示が出せる!

 

「ガーゴイル隊!一斉マホトーンだ!!」

 

ヒュンケルと戦い始めたハドラーを見送り、親衛隊に指示を出す。

ガーゴイル隊が勇者連合のPCに、連続でマホトーンを仕掛ける。

この数のガーゴイルの一斉マホトーンだ。

かなりの数の呪文を封じた筈!全員が呪文封じ対策に万全だとは思えない。

 

「アークデーモン隊!こちらも一斉にイオナズンを放て!!」

 

更に情け容赦無くアークデーモン全員に、イオナズンを放つよう指示を出す。

ダイ大の最強通常呪文はベギラゴンだが、推しの最強呪文はイオナズンだ。

全体攻撃は、気分爽快である。

 

「マ、マァムゥゥッッ!!!」

 

コイツ等を逃がす必要は無い。ヒーラーは潰すに限る。

勇者連合のPCは情け容赦無い親衛隊に任せて、

撤退して中央塔に向かう二人を、マァムを後ろから刺して仕留めた。

流石は原作NPCだ。ガンガン貢献値が入る!

 

だが安心して欲しい。これはゲームだ。

何度原作キャラを仕留めても、次のクエストで当然のように再登場する。

 

「よくもマァムをぼおぉぉぉっっっ!!!!!!」

 

台詞の途中で悪いが、油断は無しだ。

ツインソードピニングで、情け容赦無く貫いてポップも仕留める。

台詞の途中でも、システム上攻撃が可能だ。

詰りこれは!反則でもチートでも無い。正当な攻撃である。

 

「さて、次は」

 

そうこうしている内にグランドクルスが放たれて、ハドラーが撃破された。

だが原作通り、ハドラーは暗黒闘気が有る限り何度でも蘇る。

敗北判定には到らない。そして残されたのは、瀕死のヒュンケルだ。

 

「さらばだ、魔剣戦士ヒュンケル」

 

近づくのも危険そうなので、バギマで首を刈った。

演出上の問題(憶測)で兜が外れているので、魔法攻撃が有効。

貢献値がドッサリ入って来る。

原作で不死身とまで謳われたヒュンケルが討たれた。

氷魔塔の戦いは、魔王軍の勝利となる。

 

「白織、そちらはどうだ?」

 

 

「笑止!

 キサマラ如き雑兵が、この獣王を倒せるかっ!!」

 

炎魔塔は砕かれ、勇者ダイも中央塔に向かった。

そして獣王が半端無く強い!Lv調整間違えて無い!?ってぐらい強い。

魔影軍団の鎧兵士は勿論!他のPCが盾にもならない。

 

これってさぁ、メダパニ戦法の反映とかじゃないよね?

私、はぐれメタルやってるんですけど!?

 

ミストバーンは何処に行ったの!?と言いたくなる。

氷魔塔ですね?はい、知ってました!此処には居ません。

この獣王を!残存戦力で討たないと行けない。

 

「マヒャド!」

 

メラゾーマだと縁起が悪いので、真逆のマヒャドで攻める。

これで動きを止めてから、極大呪文を撃ち込む!と思っていたけど?

 

「かあぁぁっっ!!!

 

あっヒートブレスを忘れてた!

アレでマヒャドの凍結を軽減して来た。マズイ!

投擲された真空の斧が迫る。

 

「本当は確かめる心算だった。

 だがそれも、どうでも良くなった。

 白織は、白織で良い。そう思い始めていたからだ」

 

「オリくん?」

 

えっと、ナニコレ走馬燈?回想モード!?

これは前回のベンガーナの、あのやらかした告白の続きだ。

オリくんはあの告白の後。意味深な事を言って、そして!

 

「だが訊かせて欲しい。白織。お前は、

 オマエハダレダ?」

 

「!!?」

 

「別に突然記憶喪失になった訳じゃない。

 そのままの意味だ」

 

私は白織。でもそれは元々PNで、本名は若葉姫色。

本当に?本当に私は若葉姫色??私は!

 

「私は、私の名前は白織。

 私は白織だ!!」

 

間違えちゃイケナイ!私の名前は白織!私は白織だ!!

これだけは絶対に間違えちゃダメだっっ!!!

 

「お前は白織だ。それで良い」

 

「………」コクコク

 

気付いた頃には、オリくんに抱き締められていた。

恥ずかしいと思う暇も無かった。そのまま私は、宿の部屋に運ばれたらしい。

因みにこんなだから、まだ告白の返事は貰っていない。

 

こんな時に告白の顛末を思い出すとか!

縁起が悪く無い?これってゲームよ!?

 

「其処までだ!獣王!!」

 

「オリくん!」

 

真空の斧のトマホークを撃墜して、其処に駆け着けてくれたのはオリくん!

タイミングが良い!主人公キャラのようなタイミングの良さだ。

これはゲームだと解っていても惚れる!

【此処は任せて先に行け!】と並ぶ王道シチュだ。燃えない筈が無い!!

 

「此処からはワシが相手だ」

 

「良いだろう、来い!」

 

オリくんの腕がドリル回転を始め、獣王の腕にも闘気が集束する。

これは初手から互いに全力攻撃を!

 

「ツインソードピニングッ!!」

 

「獣王会心撃ッッ!!!」

 

丁度会心撃に改名した処か~と、原作ファン的に感動している場合では無い。

対しているのは、自分でありオリくんなのだ。

 

「ぐっ」

 

「オリくんっ!!」

 

激突の結果、先に膝を着いたのはオリくんだった。

脇腹の辺りが、ザックリ抉れている。

 

「見事だ」

 

でも倒れたのは獣王の方だ。

獣王の敗北で、炎魔塔の戦いは魔王軍に軍配が上がった。

 

生き残った他のPC達は、

戦いの終った戦場に目を向ける事無く中央塔に向かう。

クエストはまだ終っていない。皆ゲーマーだから仕方無い。

 

私は一人、オリくんを看る事にする。

手には変化の杖。ピショップは全身が殆ど刃の設定だったから。

 

 

「レ、レオナ!?」

 

「ダメよ?女をあっさり信じたら、

 勉強になったわね、勇者サマ?」

 

ドサリと、勇者が倒れる。

こうまであっさり策が決まると、拍子抜けする。

勇者は本当にお子様だった。そして運の無い子。

まさか毒針の一刺しで即死とか!呆気無いにも程が有る。

 

Ⅱの作戦はこうだった。

一番にレオナ姫が囚われている中央塔で待ち伏せる。

→レオナ姫が解放された処で、適当な別室に隠す。

→私がモシャスでレオナ姫に変身する。

→レオナ姫(偽)を助け起こす勇者を、毒針で刺す。

 

理解出来たかしら?

不意打ちはまだしも、勇者の運の無さが!

 

「ダ、ダイくんっ!!」

 

「あら、そう言えばまだ貴方が居たわね?」

 

まだ本調子が戻っていないのだろう。

別室に転がして置いたレオナ姫が、這ってこの部屋に現れる。

良く考えたら、生かして置く必要が無かった。

 

「あっあああぁぁぁっっっ!!!!!!」

 

「勇者と違ってレオナ姫は運が良いのね?

 中々死なないわ」

 

ブスリブスリと。動かなくなるまで、馬乗りで何度も毒針を刺した。

6回刺した辺りで、漸く動かなくなった。毒針が効いたらしい。

貢献値も入ったから、狸寝入りと言う事も無い筈だ。

 

「Ⅱと白織は、上手くやったかしら?」

 

Ⅱと白織に合流する事にした。

二人は炎魔塔の有った場所から動こうとしていない。何か有ったの?

 

「何か有ったのかと思ったら」

 

炎魔塔の有った場所に着く。

其処では倒れたⅡが、白織に膝枕をされていた。

しかもこの間の休日で使った変化の杖で、

御丁寧に人間の姿に変身して、だ。

金物と鉛の塊で膝枕は出来無いからと言って、手の込んだ事をする。

 

「怪我をしたなら、素直に私を呼びなさい」

 

白織には悪いけど、

結構な苦戦をしたらしい、Ⅱの手当を優先する事にした。

 

 

補足/説明枠です。

今回は結構な情報量!読破推奨☆

 

不死身のヒュンケル

ヒュンケルの渾名。本当に不死身と言う事は無い筈。

しかし残りHP1から削れない!と言う理不尽案件。

本作で打倒出来たのは、ゲーム版の仕様だと思って欲しい。

イロモノキャラのマキシマムの主張の方が、実は常識的と言う罠☆

 

メダパニ戦法

守備力が高くダメージを中々与えられないメタル系に対して、

モンスター同士の同士討ちなら、普通にダメージが通る現象が存在する。

これをメダパニで誘発するのがメダパニ戦法となる。

当時流行ったメタル狩り戦法の一つである。毒針戦法もその一つ。

他にも当時はⅢでドラゴラム戦法。Ⅳで聖水戦法などが流行った。

 

オマエハダレダ

01で折原が、若葉姫色に対して抱いた物語の切欠となる双子疑惑。

此処までの付き合いで白織には、

この質問に答えられないだろう事を悟りながら、

好意を向けられた事で、確かめなければならない状況に至る。

だが既に折原の中では?白織は白織で良い。と言う感情が芽生えていた。

 

積みの某恋愛ゲーをプレイしていると、

偶然【姫色】と言う名前のヒロインが登場した。

割と珍しい名前だと思っていたので、何とも微妙な気分になる。

キャラは似ていないので、それ以上どうとは思いませんでしたが☆

名前って大事だな~と思う瞬間である。

 

ソフィアの頭装備

原作のソフィアは絵的にナースキャップか、

メイドのヘッドドレスらしきモノを頭に装着している。

よって本作のソフィアは、回復魔法が得意!と言う設定。

 

因みにダイ大の原作では、

禁呪法生命体は?主の魔力が無いと傷の手当も出来ないが、

このゲームでは、普通に回復魔法で治療が可能な設定である。




原作の勇者パーティーは、
白織の膝枕の為に全滅しました☆

アンケートの結果通り、ルート分岐は【異世界転生編】となります。
次回から【日本前日譚編】のフィナーレ!【体育祭編】が始ります。
次回更新を暫くお待ち下さい。

追伸!
皆大好き!D様の出番も予定しています☆

ルート分岐

  • ダイ大ゲームルート続行
  • 異世界転生編開始
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