輪廻転生したらウマて・・・   作:ウッディ

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英霊召喚したら、うまぴょいが召喚されたので、
投稿します。


第13話

こんにちは。高等部へやってきました。アルテリオンです。

本格的なトレーニング施設や、膨大な資料が収められている図書施設等々、

今までとは桁が違いますな。まさしく本番って感じ。

最初の1年間が大きな試練! この間に選抜レースやら、推薦書やらでトレーナーと

契約を結びます。 結べなかった場合は、退学です。 厳しい世界やね。

次の年から、ジュニア級→クラシック級→シニア級 と、進級していく訳ですな。

どれだけ早く優秀なトレーナーと契約できるかが大事みたいやね。

 

 

「高等部はおっきいなぁ、ディープ。」

「そうねぇ。道に迷いそうね。」

「の、わりには楽しそうやね?」

「リオンと一緒なら、毎日楽しいわよ?」

「さよか~。」

 

 

 

「で、こっちがトレーニングルームになるわけや。」

「うわ~、もうそんなに詳しいんだ。凄い下調べしてきたんだね~。」

「1コ上の先輩や!身長見て言うたやろ!?」

「ええっ!? ごめんなさーい!」

 

なんやろう、すっごい親近感わくんやけど。

 

「ん?見ん顔やな。新入生か?」

「そです。アルテリオン言います。」

「初めまして。ディープインパクトです。」

「ああ!有名人やんか! お散歩と無敵やろ?噂には聞いてんで。

ウチはタマモクロスや。よろしゅうな。」

(アルテリオンの方、すっごい親近感わくんやけど。)

「ディープはともかく、私まで有名でしたん?」

「2大やる気ねぇウマ娘のうちの1人ってことで、有名やったで?」

「ちゃうねん。 やる気はあるねん、鍛錬が特殊やねん。」

「あははは。まぁ、進級してるんやしマイナスイメージもそのうちとれるやろ。

ここで会ったのも何かの縁や。今度たこパでもするか?」

「いいっすね!是非!」

「それは楽しみですね。」

「ほなら、また連絡するさかい。またな~。」

 

 

「優しそうな先輩だったわね。」

「せやなー。 しっかし、私まで有名やったとは・・」

「お散歩だものね。」

 

 

 

ここでは、栗東寮ってとこで生活していくわけですが・・

ディープと同室でした。  うん。  知ってた。

ディープはとってもご機嫌なんやけど、私離れしよな?私はまだ諦めてへんで?

だから一緒のベッドに入ってくるんじゃあないっ!

 

 

教室も同じで、席も隣ね。 前世の因果なの?強すぎない?

 

「クラスも一緒になれたわね。」

「せやなー。初等部からずっとクラス一緒やったし、なんかそういう力が働いてる

としか思えん。」

「じゃあ、その力に感謝しないといけませんねぇ。」

 

「おや?もしかして無敵とお散歩のコンビかな?」

「ん?せやけど、そちらさんは?」

「私はね~。君と同じ、やる気ねぇ二つ名ウマ娘だよ。」

「お昼寝のセイウンスカイ! とうとう、同じクラスになったか・・・!」

「お昼寝とお散歩、悪名的な意味合いでしたが、私はどっちも好きですよ。」

 

「何だか楽しそうな二つ名が聞こえてキマース!」

「エル、いきなり割り込むのは良くないですよ?」

「アメリカからの帰国子女、エルコンドルパサーデース!」

「グラスワンダーと申します。」

「私がディープインパクト、こっちがアルテリオンです。よろしくお願いします。」

 

友達もできたし、いいスタートなんやない?

 

 

 

しばらくして、選抜レースやったんやけども、ちょっと困ったことに。

私の速さにドーピング疑惑出ましてな。精密検査受けました。

結果は、肺活量がやけに高い以外は普通。薬物やらなんやらの痕跡も無し。

明らかにおかしいのに異常が無いという異常事態に。

呼吸はなぁ・・解明できひんやろなぁ。 疑いが晴れたのは晴れたけども、

微妙な感じになって、トレーナーとの契約がうまくいかへんのよな。

ディープだけならいいんやけど、私と一緒じゃないと嫌って言うんよね。

ディープも契約できずっていうのは嫌なんやけども、どうしたもんか。

 

「謝罪っ!!!  疑いが晴れたというのにトレーナーと契約できないのは、

私の力不足!申し訳ない!」

「うぉうっ!? ビックリした~。 理事長とたづなさん、そこはまぁ逆に

こんな空気をものともしない猛者トレーナーに出会うためのモノって思っときますよ。」

「前向きですね。とてもいい考えだと思いますよ。こちらからも悪いイメージの払拭を

続けていきますので、頑張ってくださいね。活躍期待していますよ。」

 

 

 

そんな感じで授業やら自主トレやら選抜レースしてた時、いきなり後ろから足を撫でられました。

 

「わひゃっ!?」

 

「この足でどうやってあそこまで速度を出せるんだ?どう考えても並みのウマ娘だが・・」

 

変態ー!?変態がおるで!? とビックリして固まってると隣のディープから

変質者の鼻への左正拳突き、のけぞって無防備な首への右正拳突き、倒れゆく鳩尾への

振り降ろし左正拳突き、最後に股間へ向けて右足を振り上げ・・・・・・・

 

「待てディープ!ステイステーーーイ!それあかん!死ぬから!」

「でも、不審者よ?」

「私もそう思うけど、ここまで入ってこれる以上関係者。関係者のはず!」

 

「痛てててて、俺はトレーナーだよ。ちょっとアルテリオンの足が気になったから

直接触って診てたんだよ。」

「なんで無事なん!?ディープの正拳強いで!? あとせめて事前に何か言うて!?」

 

鼻血だけで済むとかこのトレーナーおかしいな! 急に触ってくるから頭もおかしいな!

 

 

「ふん。貴様の周りは相変わらず騒がしいな、沖野。」

「無惨先輩。」

 

無惨様ーーー!? アイエェェェェェムザンサマ ムザンサマナンデ!? ツッコミ追いつかへんわ!

 

「その2人の勧誘か?」

「いえ、もう他の娘達と契約してますんで。 増やせても1人が限界ですね。

アルテリオンの足であれほどの速度を維持できるのが不思議だったもので、

触って調べてたんですよ。」

「相変わらずだな、貴様は。どうせ許可も得ず触って蹴られたかしていたのだろう?」

「いや~あはははは。」

 

「まあいい。それよりもだ、ディープインパクトとアルテリオンだな。私と契約しないか?」

「リオンと一緒なら構いませんよ?」

「ドーピング疑惑出ましたけどOKです?」

「晴れているのだろう?ならば何の問題も無い。」

「最後に1個だけ・・・パワハラミーティングとかしません?」

「なんだその質問は、何故わざわざウマ娘のモチベーションを下げるような

真似をしなければならん。そんな無駄な行為をするわけないだろうが。」

 

なん・・・やて・・・!?

 

「何故そんなに驚く貴様ァ! そんなことをする顔に見えたか!?」

 

見えたんです!!!!!  でも、パワハラミーティングごっこならちょっとしてみたかった!

 

「で、契約するのか?しないのか?」

「はい。します、しまーす! よろしくお願いします。無惨様!」

「・・・・様などいらん。トレーナーと呼べ。 これからお前たちはチーム

〈ピストルスター〉の一員だ。明日からチームルームに集合するように。」

「分かりました。よろしくお願いいたします。トレーナーさん。」

「了解です。ところで、なんでそんなアグレッシブなチーム名なんですか?

ポラリスとかレグルスとか他にもあったでしょうに。」

「何故わざわざ光度の低い星にせねばならん?選ぶなら高い方だろう。」

「・・・流石です無惨様トレーナー。」

 

 

 

そんなこんなでトレーナーさんとも無事契約出来て、本格トレーニングスタートです!




たこパ=たこ焼きパーティー  その名の通り、たこ焼き作って
食べるパーティーのことです。

沖野トレーナーは特殊な訓練を積んでいます。他のトレーナーの方々は
決してマネをしないように。
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