演説が始まったので、投稿します。
こんにちは。アルテリオンです。今日はスペがデビュー戦の日に
応援に行った時の話をしようと思います。
まず控室に行って。
「やっほー。スペ~、応援に来たで~。」
「お邪魔しますね。」
「あ!リオンちゃん、ディープちゃん。来てくれてありがとう!」
「緊張気味?リラックスやでー。」
「初レースだもん。やっぱり緊張しちゃうよ。」
「そういう時は深呼吸ですよ。」
「スー・・ハー・・スー・・ハー・・」
「はい、吸ってー、吸ってー、吸ってー、吸ってー。」
「吐けないよ!?」
「でも、緊張はとれたやろ?効果抜群なんやで、これ。」
「あ、ほんとだ。」
「これなら大丈夫そうですね。頑張って下さいね。」
「うん!けっぱるべー!」
スピカメンバーと一緒にレース観戦。
「スペちゃん。ガチガチだった緊張感が取れていたので、いい走りができそうですよ。」
「お、そりゃ良かった。心配どころはそこだけだからな!」
「沖野トレーナー、スペは高等部に編入してからトレーニングを始めた、
いわゆる周回遅れスタートみたいなもんやけど、そんなにいい仕上がりなんです?」
「一応、お母さんと特訓はしてたらしいぞ。あとはレースの走りを見れば分かると思うが、
かなりいい仕上がりだぜ。お前さんほどじゃあないが、猛特訓してきた。
なんせ、同世代にヤバイのが2人もいるからな! おハナさんの所もすげー燃えてるらしいぞ。」
「打倒、ピストルスター?」
「このゴルシ様ほどじゃあないが、越えるべき壁扱いされてんぜー?」
「ゴルシ先輩、いつ壁に?」
「なんだぁ・・・てめぇ・・・」
「そこキレるとこ!?」
「今はリオンがマイル女王の筆頭候補だけど、1番には私がなるんだから!見てなさい!」
「勝つのは俺だし!」
「何よ!」
「何だよ!」
「お前ら、こんなとこでまでケンカすんなよ・・・そろそろ始まるぞ。」
「頑張ってね。スペちゃん。」
スペが1着取ったで。おめでとう!
「よっしゃ。幸先いいな。ウオッカとスカーレットも続けよ!」
「当り前じゃない!」
「当然!」
「いいなー。いいなー。早く走りたいなー。ね、マックイーン。」
「ええ、そうですわね。」
そしてウイニングライブ。
「あ、ウイニングステージの練習、マジで全然やってなかった」
「「「「「「「「え(え)・・・・」」」」」」」」
棒立ち・・・ 圧倒的棒立ち・・・! 歌う事すらしないっ・・・
いや、できないっ・・・!
「無理や・・勝ってこない・・これは伝説のスーパーライブや・・これから先、
どんなパフォーマンスをしてもこれ以上のもんは出せへん・・・!」
「リオンはどこを目指してるの?」
「あはははは。まぁ、1周回ってありなんじゃね?」
明日の新聞が楽しみやなスペ!
「沖野ォ!」
「!? むむむむむむむ無惨先輩!?どうしてここに!?」
「帰りの電車は混むから車で迎えに来ただけだ。それよりもだ。なんだ?このざまは。」
「あー、いや、えっとですね?」
「ディープやリオンに追いつく為にトレーニングに集中しすぎたか?」
「はい。そうです・・・」
「トレーナーの仕事はレースに勝たせることだけではない。」
「その通りです・・・」
「後で説教部屋行きだ。」
「はい・・・」
私らのせいでゴメンな? ダンスや歌の練習も入ってくるから大変やろうけど、
頑張れスペ!
あと、血管浮き出させながら怒るのはやめたげて?めっちゃ怖いで?お通夜状態やで?
でも迎えに来てくれたんは、ありがとうやで!
しばらく経ったある日のこと、取材のため記者さんが来たで。乙名史さんていうんやけど、
凄い人やったわ。情熱を持ってて良い人・・・なんやけど、暴走列車みたいな人やってん。
「ご担当のウマ娘に夢を掴ませる!その手伝いをする!そう仰いましたね!?
つまりそれは、夢を掴ませる為なら全てを受け入れるということっ!」
「誰がそんな事を言った!」
「トレーニングを頼まれたらいつでも付き合い、レースの後の疲労回復は名湯巡り、
水を飲みたいと言えば、山まで汲みに行き、甘味は常に用意!」
「おい!待て!」
「ああ・・・トレーナーさんのお覚悟、とても・・・とても感服いたしました・・・!」
「話を聞け!」
無惨様を押すとは・・・この記者、デキる!!
イベント~タワークイーン杯~
アルテリオンとグラスワンダーがジェンガで勝負をしていた。
いつもの仲良しメンバーもいるが、すでに敗退しているようだ。
「先手グラスワンダー、ここは真ん中から丁寧に抜いていきます。」
「後手アルテリオン、端から狙っていくようだ。」
「グラスワンダー冷静に軽く抜ける場所から抜いていきます。」
「おおっと。ここでアルテリオン揺さぶりをかける。ワザと固めを狙いズラしにいった。」
「彼女は曲者ですからね。よく使う手ですよ。」
「だがグラスワンダー動じない!よどみなく動いている。」
「さすがですね。迷いが無い。やりこんでますよ。」
「アルテリオン1番下をいった!華麗に抜き取る!」
「重心がズレたことにより取りやすくなったんでしょう。学年1の策略家は伊達では
ないといったところでしょうか。余裕の表情も見えます。」
「グラスワンダーそろそろ仕掛けどころか。いったー!端っこ取りで残り真ん中1本。
これはズラしが使いにくい。揺さぶりを封じてくる!」
「ですが、これは諸刃の剣です。ここからは集中力の勝負ですね。」
「!? アルテリオンここでもズラす! だが倒れない!なんというバランス感覚!」
「体幹の鍛え方が違いますね。ちょっとやそっとじゃブレない精密な動きで
ギリギリを攻めてきました。これにはグラスワンダーも厳しい表情です。」
「グラスワンダー上を狙いしのごうという作戦。なんとかクリアー。」
「手に汗握る展開が続きます。 !? アルテリオン端取り!真ん中1本!
ここにきて真ん中1本が2ヶ所に!ラストスパートだ。勝負に出ています!」
「グラスワンダーしのぎ切れるか?今にも倒れそうだ!
倒れたー! 勝者、アルテリオン!タワークイーンの称号は彼女の手に。」
「決勝に相応しい見事な戦いでした。」
「実況の池田と。」
「解説の砂川でした。」
レースや勉学だけでなく、遊びも全力で。が、学園のモットーです。
トレセン学園は今日も平和です。
現在は、全員のメイクデビューも無事終わり、次のレースへ向けていざ! っていうとこです。
キングはオープン戦で調整していくらしいで。実戦経験を多くつむ方針やって。
スカイはGⅢやGⅡあたりを攻めるらしいで。本番はクラシックからやって。
バクシンは長距離も視野に入れてるけど、許可がおりひんって嘆いてるわ。残当。
グラスは1回走ってみて、結果次第では朝日杯来るかもしれへんって。
エルはホープフルに出たいらしい。トレーナーと調整中とか。
スペはライブの特訓とかもあるから、本格始動は来年になるかもしれんってさ。
今年はほとんどぶつからへんやろうけど、来年は激しい戦いになりそうやな。
「2人ともいきなりGⅠなんだね~。」
「バクシンしているようですね!私も委員長として負けていられません!」
「私もディープも実戦練習なくてもいけるって判断でな。」
「くっ・・私もすぐそちら側にいきますわ!」
「3冠をかけて戦うことになりそうデース!」
「ふふ。しっかり鍛えておきますので、負けませんよ。」
「わ、私だって負けないからね!」
やるからには、負けるつもりはあらへんよ?
砂川トレーナーはウララの担当トレーナーです。
リオンと同世代のネームドウマ娘達は、奮起してトレーニングに
補正がかかっています。
追伸 池田は捕食されました。