輪廻転生したらウマて・・・   作:ウッディ

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教えてくれゴヒ。俺はあと何回うまぴょいすればいい?
0は教えてくれない。

人違いどころか、名前から間違えてるので、
投稿します。


第23話

こんにちは。2冠達成したアルテリオンです。

私とディープの2強状態が続くクラシック戦線。そこで、こんな特番が作られました。

 

アルテリオンとディープインパクトについて、2人をよく知るウマ娘達の

普段思ってること、ぶっちゃけまSHOW!

 

なんや?この安っぽい特番・・・深夜番組で特番って・・・

コアなファン層向け?知らんがな。

 

 

「はい。というわけで、クラシック戦線で活躍中のアルテリオン選手と

ディープインパクト選手に対して普段どう思っているのかを、同じ戦線で戦っており

日常生活でもよく一緒に過ごしている、この娘達に聞いてみましょう!」

 

「どうも~。セイウンスカイです。」

 

「私はスペシャルウィークです!」

 

「グラスワンダーと申します。」

 

「エルコンドルパサーです。よろしくお願いしマス!」

 

「キングヘイローよ。よろしくお願いね。」

 

「よろしくお願いします。では、早速ですが、アルテリオン選手について

普段どう思っていますか? ぶっちゃけましょう!」

 

「曲者二つ名仲間だからね。仲間意識を持ってるよ。同じ策士タイプでもあるしね~。

たまに一緒に散歩したり昼寝したりもしてるんだ。 まぁ、魔王だと思ってるよ。」

「それはまた、微笑ましい光景ですね。・・・魔王!?微笑ましくないですよ!」

 

「リオンちゃんはすっごい努力家です!練習量が学園1なんですよ。引いちゃうくらい

走ってます。 普段は穏やかですが、レースでは好戦的になるんですよ。

そうですね・・アスリートヤクザです!」

「アスリートヤクザ・・・?不穏なワードが続きますよ(汗」

 

「目標に向かって突き進む、芯のある娘ですよ。ロマンが大事らしいですが、

それにについてはよく分かりません。ネタに走る芸人扱いもされますが、

勝負に対して真面目で真摯な娘だと思います。」

「こういうのでいいんですよ。こういうので。ロマンですか、いいですね。

ロマンは大事ですよ。」

 

「トモと書いてライバルと読む関係だと思ってマース!あと、ちっちゃくて可愛いので

ナデナデしたいデス。」

「なるほど。その気持ち、分かります。」

 

「リオンは山ね。よく、越えるべき壁って表現あるじゃない? あの娘は山なのよ。 

1流であるこのキングが真の1流になるため、越えなければならない者よ。

あと、何気に多芸よ。」

「なるほど。壁ではなく山ですか。とてつもなく高いですね。越えられるといいですね。

では続いて、ディープインパクト選手についても、ぶっちゃけましょう!」

 

「ディープは、どう切り崩せばいいか分からない怪物級の天才だね。

日常ではリオンにべったりでのんびり屋だけど、レースでは覇王だよ覇王。」

「今度は覇王ですか。強さ的には分からなくもないですがね。」

 

「ディープちゃんは、普段はおっとりさんなんです。でもレースになると、

圧力マシマシになるんですよ。ギャップが凄いです。アスリートマフィアです!」

「今度はマフィア! あなたの発想も物騒ですよ!?」

 

「そうですねぇ。三女神に1番愛されてるウマ娘じゃないでしょうか?

ディープのスパートはまるで津波のようですね。全てを飲み込む怖さを感じます。

私は密かにレコード製造機だと思ってます。」

「分かります。多分、大抵の人が思ってます。」

 

「リオンと一緒ですね。トモと書いてライバルと読む関係だと思ってマース!

と、言うより大体の娘はライバルと思ってマス! ディープは実はFPSが苦手デス。

ピンチになってあたふたしてるところも可愛いですヨ!」

「それは見てみたいですね!」

 

「ディープも山よ。リオンと合わせて山脈ね。でも、いつかは乗り越えてやるんだから!

1流のウマ娘、キングの活躍に期待していなさい! おーっほっほっほっほっほ!」

「これは難易度の高い山脈ですね。 山とか津波とか、大自然の脅威を感じます!

皆さんが普段どう思っているか分かってきた気がします。」

 

「大体の娘はラスボス系だと思ってるよね~。」

「あはは。否定できませーん。」

「もう、本人たちに内緒の番組だとしても、ぶっちゃけすぎですよ。」

 

 

「さて、ここで本日のスペシャルゲストの登場です!」

 

 

 

 

「どーも、魔王アルテリオンです♪」

 

「ふふふ、覇王ディープインパクトです♪」

 

「「「「「!?」」」」」

 

「いやいやいやいや!?これは秘密企画のはずじゃ・・・!?」

「いやー。実は、ドッキリ企画でもあったんですよ!」

「ドッキリすぎるわよ!?」

 

「フフフ。ラスボスとして、これからも頑張りますね♪」

「「「「「ヒエッ」」」」」

「笑うという行為は本来攻撃的なものであり、獣が牙をむく行為が原点である。」

「それやめない!?シャレになってない!」

 

「ドッキリも大成功! 今後もあるかもしれませんね、ぶっちゃけまSHOW。

それでは、このへんでごきげんよう!」

「ごきげんよう!」

 

「もう出ないわよ!」

 

 

こんな感じで愉快な事もしてたら、あっという間に安田記念、宝塚記念がやってきたで。

私らが出えへんから、すっごい参加争いの激戦区になってたわ。

是が非でもG1が欲しいと、燃えに燃えてたけど、グラスが一蹴しててな。

宝塚記念も同じように、スペが一蹴してたで。

ジュニア級の娘らもメイクデビューの時期やから、めっちゃ張り切ってたで。

張り切るのはいいけどブルボン?練習しすぎはアカンで?

だから私について来ようとするのはやめなさい!ディープが増えた感覚!

 

 

なんかさ、秘密裏にクラシック級強さランキングなるものが作られてた。

頂点に私とディープがおって、2段目にスペ、グラス、スカイ。

3段目にエル、タキオン、ウオッカ、スカーレット、キング。

4段目にバクシン、ウララ

5段目にカフェ、テイエムオペラオー、キンイロリョテイ。

らしい。・・・・ひな壇かな?

テイエムオペラオーがやけに低いのはケガであんまりレースに出れてへんからやろなぁ。

ウララはね、トレーナーついてからダートで無敗やねん。

 

 

まぁ、それは置いといて、クラシック級からは夏合宿があります!

トレセン学園はいろんな合宿所を持ってるみたいなんやけど、今回の合宿所はここ!

トレセンハイランド! 高地トレーニングが出来るところです。

めっちゃ高い所です。空気が薄いです。普通は低い所から徐々にならしていくんやけど、

私は無問題。さすがのディープもここで足止め。ただね、凄い勢いで適応して

登ってきてるとのこと。さすがディープやでぇ・・・。

このハイランドってさ、合宿所としては人気ないのよね。高山病対策に日数とられるから

当たり前か。夏でもそんな暑くないメリットはあるんやけどな。

 

 

 

BIGイベント~他学園との交流もあるんですよ(和気あいあいとは言ってない)~

 

ある取材中でのことがきっかけだった。誰かが言ったのだ。

クラシック級で最強のウマ娘がいるのはトレセン学園だろうな。と。

それが、他学園の逆鱗に触れた! この発言を決して許してはならぬと。

そしてここに、学園対抗ドリームレースが開催されたのである。

 

短距離から長距離まで、各1名ずつを選出。コースは芝の全平地、全直線という

どこにあったんだこんなコース!?を使用。

距離は1000・1600・2000・2600

はたして、どんなレースを見せてくれるのか。

 

「で、この4人が選ばれたと。たづなさん、ガチ編成ですね。」

「お祭りとはいえ・・・格付けですからね。」

 

「たづなさんの目が笑ってない。お母ちゃん、

これが都会のできる女というものでしょうか?」 ※違います

 

「私が出るからには、我々の勝利は確実です。優等生ですから!」

 

「リオンと走りたかったです。」

 

短距離:サクラバクシンオー マイル:アルテリオン

中距離:スペシャルウィーク 長距離:ディープインパクト

 

ガチすぎね?たづなさん、何かありました?

 

 

「ついに始まりました。ドリームレース。まずは、短距離です。」

「やはり、トレセン学園の人気が高いですね。ギャラクティカ学園や葵ヶ咲学園が

それに続くかたちですね。二つ名持ちも多いですよ。」

「皆の委員長サクラバクシンオー。ささやきのセイントシクスス。この2人の人気が

高いです。」

「皆の委員長とは珍しい二つ名ですね。きっと周りから頼られているのでしょう。」

「各ウマ娘ゲートイン。スタート!皆、綺麗なスタートです。」

 

(皆の委員長ね・・・。ならば、このささやきで集中力を削ってあげましょう。)

 

「ここで、セイントシクススがサクラバクシンオーに近づく。」

「彼女の得意とする、大きなささやきで集中を乱そうとしているのでしょう。」

「ささやきなのに、大きいとはこれいかに。」

 

「サクラバクシンオー! 52×16は?」

「分かりません!」

「即答!?」

 

「おおっと!ささやき失敗!まさかの即答!」

「逆に集中を乱されてしまいました。」

「サクラバクシンオー、今1着でゴール!」

 

「私、優等生ですから!」

「「「「どこが!?」」」」

 

 

「続いて、マイルとなります。」

「来ました。お散歩のアルテリオン。その可愛い二つ名とは裏腹に、頂点の一角を担っています。

ここで勝っておきたい、攻略のアルデバラン。対戦ウマ娘のデータを解析し、

勝利への最短ルートを駆け抜けます。」

「ゲートが開きました。アルテリオンの凄まじいスタート!」

「スタート最速は間違いなくこの娘ですね。」

 

(アルテリオンの走りは、超スタート、道中は抑えて最後にもう一度スパートをかける、

凹スタイル。それにプラスして、巧みにペース崩しを仕掛けてくるテクニカルスタイル。

私の体内時計は正確。崩しはかからない。つまり、スタートでは無理に競り合わず

道中で追いつき、スパート勝負。この娘のスパートは長く持たないのも調査済み。

勝った!)

 

「逃げる逃げるアルテリオン。後続をグングン突き放します。」

「これは、掛かっているのでしょうか?心配になる走りです。」

 

(ペースが・・ほとんど落ちない!? 若干落ちるかと思えばすぐに持ち直す・・

なんなんだこの走りは!?)

 

「アルテリオン、このままゴーール!ハイペースで走り切りました。」

「これが彼女の通常ペースなのでしょうか?まさに頂点の走りでした。」

 

「そんな・・・道中ではペースダウンするはず・・・」

「私の得意じゃない長めの距離やったら、ペースダウンするけど。

この距離は得意距離やで?」

「中距離でA判定の評価のはずじゃ!」

「調査不足やで。全距離A判定や。」

「え?なにそれ怖い。」

 

 

「どんどんいきましょう。中距離戦です。」

「メンタルは誰にも負けない。北国根性スペシャルウィーク。

勝つためにルールギリギリを攻める。破砕のアルベーヌ。

私の前に出るな。喝采のスピードエース。

この3人に注目が集まります。」

「ゲートに入り体勢が整いました。スタート!」

 

(勝負所で度肝を抜いてスパート失敗させてやる。

これ以上トレセン学園にデカイ顔させねぇぜ?)

 

「第4コーナーをカーブ・・!? アルベーヌが青く光りはじめる!どうしたことか!?」

「データによると・・特異体質らしいですが・・どうなんでしょうね・・」

「だが、ルール違反ではない。動揺する中、レースは続きます。  !?

いや、全く動じずスパートをかけているぞスペシャルウィーク!」

 

「馬鹿な!?光ってるだろーが!反応しろや!」

「光ってるだけじゃないですか!しかも青!どうせなら虹で来て下さい!」

「ガチャ演出じゃねぇよ!!」

 

「スペシャルウィーク見事な末脚で差し切りゴーール!」

「トレセン学園が1着を譲りませんね。」

 

「たづなさん、あのアルベーヌのこと、知ってたんちゃいます?」

「ダーティーなことですか?もちろん知ってましたよ。」

「で、ディープの近くで勝負し続けてメンタルが鍛えこまれたスペを投入したと。

この人容赦ねーな。 しかし、発光するだけか、ショボいな。」

「そうですねー。そこは想定以下でした。帯電くらいはしてくると思ったのですが。」

「そこまでいくと、流石にルール違反でしょ・・・」

 

 

「いよいよ最終レース。長距離です。」

「もう1人の頂点、無敵のディープインパクトです。気合も・・・普通みたいですね。

長距離の実戦経験豊富な閃光のハーサウェイ。この中で唯一3000も経験しています。」

「他のウマ娘達は最長2400まで。これがどう響くか。今スタートです。」

 

(坂も無しなら、ロングスパートもいけるな。ここだ!

ディープインパクトは・・全然来ないな。気合も感じないし、拍子抜けだ。)

 

(・・・・皆、速くない・・。)

 

(あん?今更スパートか?俺は残り300mほど。そこから追いつけるものかよ・・・

きたぁ!? え? 待って? なんで? 100しか走ってないのになんで並んでるの?

あぁぁぁぁぁぁぁ!?   俺は閃光じゃない・・・)

 

「驚きです。ハーサウェイがロングスパートで独走状態だったのを、ディープインパクトが

あっさりと抜き去っていきました。」

「加速が違いますね。時の流れが狂ったかのように見えました。」

 

 

という、トレセン学園の全勝で幕を閉じた。 この頃からトレセン学園は魔境。

という言葉が出始めた。 これを見れば無理もない。

トレセン学園はクラシック級にて最強。この言葉を残した者の目は正しかった。

 

 

 

さて、合宿も終わって学園に帰還。菊花賞に向けて一直線やで!




リオンをマイルに登録する、情け容赦ないたづなさん。
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