輪廻転生したらウマて・・・   作:ウッディ

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トンネルを抜けたらそこはうまぴょいでした  ので投稿します。


第5話

こんにちは。アルテリオンです。なかなか難しかったですがピッチ走法も形にはなりました。

参の型 流麗雷身 も一応完成です。ネーミングセンス?一般ピーポーに何を期待してはるん?

強い踏み込みの速度強化。回復は組み込めそうに無かったよ。 後は実戦で使ってみてですな!

 

そんなこんなでやってまいりました。農林水産省賞典札幌2歳ステークス!

お、2番人気やん。イイネ! 1番は、カブキオーね、どんな奴やろ?

そろそろパドックですな。行きましょ、行きましょ。 おぉ。人気のおかげかカメラ多いな。

・・ふむ。シャッターチャンスいる?

 

「おいおい、こんな所でポーズとるなよ(汗 ほら、行くぞー。」

 

へーい。ちょとはチャンス作れたな。ファンサービスは大事やで?

14頭でのレースかぁ。この前より多いねぇ。馬群にのまれるのだけは勘弁な。

 

『む。貴様は見覚えがあるぞ。』

『ん?ああ!同じ牧場やったねぇ。あの時からゴツかったけど、更にゴツくなってない?』

『成長期だ。貴様は相変わらず小さいな。だが!このカブキオー、女子供とて容赦せん! トップでゴールしてくれるわ!』

『や~、同い年に子供て。俺も負ける気あらへんよ?』

 

てか、1番人気お前かよ。 ま、ええでしょ。今回こそはスタートダッシュ逃げを成功させんとね! 1番にも入れたことやし。邪魔されへんやんな?(疑心暗鬼

 

 

ゲートインして、ゲートオープン、からの! 嵐の呼吸 壱の型 迅雷!

よっしゃ完璧! このまま行くでー。 ん?そうか。インからのコーナーは小回りになる分ストライド走法やと外に膨らみやすくなるんやね。 ピッチ走法練習してて正解やったで煉獄さん! ストライド→ピッチ→ストライドはうん。上手くいった。でも、呼吸は上手く切り替えられへんかったなぁ。このへんまだまだ練習足りひんね! 残り400か。あれ?煉獄さん、スパートかけへんの?後ろから足音してんで?

 

「後ろが気になるのか?アルテリオン。大丈夫だ!問題ない!」

 

ホ・・・ホンマ!? フラグちゃうやろな!? し・・信じるで!?

半馬身差で勝てたか・・・ハラハラしたで(汗 煉獄さん、強心臓すぎひん?

 

『くっ・・・今回は負けてしまったが・・・次は負けんぞ!首を洗って待っておれ!』

『いやー。牡馬と牝馬じゃそうそう一緒にならんでしょ?』

 

ならんよな?クラシックとかいらんよ? フリじゃないよ?

 

「うむ!クラシック見えてきたな!」

 

ヤメテッ また猛特訓させる気でしょ! 熱血マンガみたいに!熱血マンガみたいに!

 

 

 

 

 レース後の話

 

「煉獄さん、スパートかけてませんでしたよね?勝ててよかったもののどういうつもりですか?」

「村田さん。危なくなったら、前回のロケットスパートさせる予定だったが、予想以上に走ってくれました!正直、スパート使う可能性の方が高かったのでよもやよもやだ!」

「危なすぎる!普通のスパートでいいでしょ!?乗り替わりの可能性だってあるんですからね!?」

「本気でクラシック3冠を狙っているからだ!アルテリオンならそれが出来ると信じている!村田さんには悪いが、このレースを練習台にさせてもらった。前回で追い抜きの力は見れたので、今回は追いつかれそうになっても冷静でいられるか見させてもらった!」

「普通実戦でする!?負けてたら戦犯ものですよ!?せめて事前に打ち合わせするとかさぁ!」

「言ってたら?」

「そりゃ、ダメって言いますよ。」

「なので勝手にやりました!牝馬でのクラシック3冠に人生をかけて挑戦したくて!すみませんでした!」

「・・・クラシック・・取れる?」

「アルテリオンなら!!」

「はぁー・・・。分かりました。その熱意に俺もかけてみますよ。」

「頑張りましょう!」

 

 

 

 

 

 

これからトレーニングがさらにきつくなっていくのかと思うと、だら~りとダベってないとやってられませんな。 メリハリ。メリハリ。

 

『2レース目からGⅢ?しかも勝利?早くね?』

『練習の成果ですよアクセラレータ先輩!』

『アクセルて呼べや!定着させんな!』

『後輩がノリにノッてるのに、俺はのれなかった・・このビッグウェーブに。』

『ナミニノッテルゼ先輩、ドンマイ!』

 

名前負けしてる・・・そっとしておこう。

 

『名前負けしてるでござるな。』

『言うなよ・・分かってても言うなよ・・』

『なんていうか、勝ちきれないんだよなァ・・・俺ら。 アルテリオン、お前はこっちくんなよ?』

『うっす。頑張ります。』

 

うん。なんか。頑張りますかぁ。 ん?村田さん発見!媚び売るんでリンゴ下さーい。

 

「・・・愛想よくしたらリンゴ貰えるって思ってない?ねぇ、そのために愛想よくしてない?」

 

ソンナコトナイヨー(顔そらし

 

「・・・こっち見ろよ。どんだけ賢いのさ。まぁ、いいことなんだろうけどさ。リンゴあげるけどトレーニングも頑張るんだぞ?」

 

まかせて~。ラストスパート用の型も製作中やで。 1ヵ月くらいあれば作れるかな・・作れるといいなぁ。トップスピードを維持する呼吸とかムズいで。

 

 

 

   ~とあるおっさんの競馬日記~

△月×日 今日は私の目をつけている馬が2頭走ったので、この日記に記す。

農林水産省賞典札幌2歳ステークス(GⅢ)、芝1800。

まず1頭めが、アルテリオン。 アクシデントによる致命的な出遅れにもかかわらず、

ハイスピードを維持し続け見事1着をとった。おそらくは逃げを得意とするのだろう。

マイルの女王と呼ばれるようになるかもしれない逸材だ。

もう1頭が、カブキオー。 まず目にいくのがその体格。実に540キロ。

普通の2歳馬ではない。追い込みを得意とし、ラストスパートで一気に全てを

追い抜いていく走りは、まさに豪快としか言いようがない。

おそらくは、この2頭の対決になるだろう。まだパドックだが楽しみで仕方ない。

ふむ。カブキオー、いい仕上がりだ。色艶がいい。写真撮っておこう。

アルテリオン、こちらもかなりいいな。スラリとしたボディだが、たしかな芯と

バネを感じる。こちらも撮っておかなければ・・・なにィ!?カメラ目線でポーズを

とるだとォ!? シャッターチャンス!! ・・年甲斐もなくはしゃいでしまった。

さて、問題なくゲートインで・・・なん・・・だと・・・!?

アルテリオンなんというスタートダッシュ!他の馬達も問題なくスタートできているのに、

相対的に見て出遅れに見える・・・!3馬身は開いて見えるて(ストン

道中も問題なさそうか・・・なにィ!?コーナーで走法を変化させるだと!?

馬の2歳は人間でいう8歳ぐらいにあたる・・・つまり子供なのだ。

走り方を身につておらず、ただ走っているだけのものが大半だ。

その中でストライド走法とピッチ走法を使い分けるだと!?

たしかにまだ荒削りで体幹のブレ等も見られるが、それでも異常だ・・・!

この賢さこそが、アルテリオンの1番の武器なのかもしれない。

スタートがとてもよかったので1人旅状態だ。第4コーナーでカブキオーが仕掛けてきた。

ここからの加速力がカブキオーの持ち味だ。ぐんぐん抜いてあっという間に2番手に。

アルテリオンとの差もだいぶ縮まって・・?アルテリオンがスパートしない?

スタミナ切れか?いや、状態を見る限り余力がありそうだが・・。何を考えている煉獄?

アルテリオンが勝ったが何かモヤモヤするな。 故障の雰囲気もない。

圧勝してマークされるのを避けるためか・・・?

ん?待てよ?前回は抜きにいっての勝利。今回は追いつかれての勝利。まさか、

実戦で精神を鍛えているのか・・・!? だとすると次の目標はGⅠ!

阪神ジュベナイルか?それとも一気に桜花か?しかし煉獄、前見すぎ!

足元もしっかり見るように!応援してるからこけるなよ!




おっさん。あんた何者だよ(戦慄

煉獄さんはヤベー奴ですがとてもいい人なので慕われていて友達も多いです。
悲鳴嶼ェ・・・。
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