「どうなっている⁉︎我の知っている剣士とは違う…!」
「(我の知っている剣士?やはりこの世界には……)」
メギドもセイバー達を知っているかの様に声を上げ、ルインはある推測にたどり着く
「行くぞ!」
「はい!」
「あ、ああ!」
セイバー、ブレイズ、エスパーダは烈火、流水、黄雷を手にメギド達へ走って行った。
「いけっ、お前達!!」
親玉のメギドの命令でミイラ型のメギドが迎え撃つ。
「はぁ!」
セイバーがシミーの1体に刀身に炎を纏った烈火を振り下ろして斬撃を浴びせると、身体から火花が飛び散り、倒された。
「せいっ!」
ブレイズは水のように流れる剣捌きでミイラ型のメギド達を斬り捨てる。
「ふっ!」
エスパーダも鮮やかな剣捌きでメギド達を倒していく。
「(す、すごい…力が溢れてくる。体が思うように動く!)」
シュナは初めて使う力に動揺していたものの、まるで長年使っていたかのように雷を纏いながら雷鳴剣を使いこなし、黄雷から電撃を放つ。
「ルイン!キリがねぇからシュナと一緒にあの親玉を頼む!俺が道を切り開く!」
「了解!」
「はい!」
【 ライオン戦記!】
「ライオンワンダー!」
水を纏い、横薙ぎに一閃。剣閃は本のエネルギー体を形成し、ページから飛び出すのは、ライオン戦記が記す青いライオンが飛び出しメギド達を倒していく。
抵抗する余暇さえ与えず、青い獅子は圧倒的な力を以てメギド達を討伐してみせた。
その隙に二人は親玉のメギドの方へと向かい、リムルは残ったメギドの軍団の前に立つ
「ここからは先は通行止めだ。行きたきゃ俺を倒してから通りな、なんてな…」
リムルはカッコつけたはいいが仮面越しに恥ずかしそうにしていた。ミイラのメギド達は唸りながらリムルにゆっくり迫る。数はまだ残っているがリムルは冷静にメギドを見据える
「(しっかし、結構残ってるな。しょうがない、速攻で終わらせる!)」
リムルは腰のホルスターから2冊のライドブックを取り出す
リムルはペガサス、妖精の絵が描かれたブックを取り出し、ガードバインディングを開く
【ピーターファンタジスタ!】
【天空のペガサス!】
【とある大人にならない少年が繰り広げる、夢と希望のストーリー……】
【かつて蒼白の翼を持つ神獣が、天から輝き舞い降りた……】
朗読が終わると、天空のペガサスをライトシェルフ、ピーターファンタジスタをレフトシェルフに装填し、三冊揃ったら青く本が光り、リムルは流水を抜刀する。
【流水抜刀!】
【蒼き野獣の鬣が空になびく!ファンタスティーックー!ラーイオーン!!】
【流水三冊!紺碧の剣が牙を剥き、銀河を制す!】
右半身にはペガサスの頭部を模した肩と背中には翼、胸にはライオンの頭部、左半身は背中に翼とピーターパンとフック船長を模した装甲と鉤爪。
テンクウノペガサス 、ライオンセンキ、妖精の光が包み込み、姿を変化せせる。
「ハァ───!」
大軍のメギドが溶解液を発射する。ブレイズは、剣に纏わせた水を放射する事で相殺
【 ライオン戦記!】
ライオン戦記ワンダーライドブックのページを押し込むと自身の体を水と化し、そのまま相手に攻撃する。
ブレイズの攻撃に耐えられなかったメギドは倒され、実体化するのと同時に同時にブレイズは駆け出す。
彼の脚を覆うブーツ。ノーブルソルトが発揮する脚力。脚部「ノーブルソルト」はライオン同様の俊敏な脚力を変身者に与え、先端部に備えた鋭利な爪で標的を的確に攻撃出来る。
まさしくライオンの如き俊敏さを与えており、周りのメギドは誰もブレイズの動きに追いすがる事ができない。
「ほいっと!」
ブレイズは籠手の伸縮自在の鎖で繋がれた鉤爪「キャプチャーフック」を放ち、相手をこれで捕らえて拘束し、空中に投げ飛ばし、
「水刃!」
『水操作』を使い流水から水の斬撃を放ちメギドに命中し、撃破する。
リムルは流水を納刀し、トリガーを2回押す
【必殺読破!】
【ペガサス!ライオン!ピーターファン!三冊撃!ウォ・ウォ・ウォ・ウォーター!】
ブレスライオンから巨大な水の泡を放ってメギドを拘束し、ブレイズは飛び上がる
「ファンタスティック・ブレイザー!」
そこから繰り出される水の力を纏った必殺の蹴撃。
その一撃は、大軍のメギドを全て見事に打ち破り、メギドは水と共に爆発四散。
空に爆炎の花火を咲かせ、ブレイズは着地した。
「ふい〜」
爆炎が晴れた先には、ブレイズの雄姿があった。
「フッ!ハアアッ!ダァッ!!」
「ハァ!セイッ!やぁ!」
『グアッ!ゴォッ!?グゥアアッ!!?』
俺は炎を纏った状態の火炎剣烈火を振るいながら、袈裟斬りや横一閃にと怪物を斬り裂きつつ時には空いている手でパンチや蹴りなども入れながらダメージを与えていく。
シュナも俺に合わせながら雷を纏わせた雷鳴剣黄雷を振るう。俺もシュナに合わせて攻撃しているが、ここまで連係がうまくいくとは思わなかった
『おのれッ!人間ごときが、図に乗るなァ!!』
メギドはそう叫ぶと頭部に付いた両手をロケットパンチみたいな猛スピードで俺目掛けて飛ばしてきた。
「シュナ!(人間じゃないんだけどな!)」
「はい!」
俺は剣を構えて飛んでくる両手を受け止めるが、剣を掴む両手の強い力で少しずつ押されながらも耐え抜いた後…
「返すぞ!」
『何ぃ!?!!?』
「これも追加です!」
力を込めながらセイバーはフルスイングで剣を振り抜いた時、剣を掴んでいた両手が離れてエスパーダは雷魔法を使い、雷を纏わせ、電光石火のごとく怪物の元へと戻っていき、命中する。
メギドは勢いよく転がりながらぶっ飛んだ。
『ぐぅ…!おのれ!剣士ども、その本と聖剣を寄越せ!!それは我らが使うべきもの!!!』
「ふざけるな!……これは大切な人の形見だ。お前には絶対に渡さない!」
『ヌゥ…ならば!』
メギドが地面に向かって左腕でぶん殴ると、その衝撃で俺は上空へと吹き飛ばされて無数の岩石が俺に向かって飛んできた。
【ランプドアランジーナ! 】
エスパーダは冷静にブックを押し魔法の絨毯を召喚し、そのまま乗り、俺は烈火の刀身に炎を纏わせた後、飛んでくる岩石を空中で躱しつつも切り裂きながらホルスターにあるブックを引き抜き、剣先にライドブックをスキャンさせた。
【イーグル!フムフム】
【習得一閃!】
猛スピードで急降下し、地面に着地すると同時に烈火を振るって竜巻の斬撃波を怪物へと飛ばす。
「はぁあああッ!ハアッ!!」
『グォオオオオっ!?』
竜巻の斬撃波が怪物に命中する。それを確認したエスパーダは納刀し、トリガーを押す
「私は私の想いを、貫きます!」
「物語の結末は、俺たちが決める!」
【必殺読破!/必殺読破!】
【ドラゴン!一冊撃!ファイヤー!】
【アランジーナ!一冊撃!サンダー!】
「火龍蹴撃破!」
「アランジーナ・ディアブロー」
上空からドラゴンを模した炎を全身に纏って周囲を火炎で包み、右足に炎を纏わせる。エスパーダは左足に強烈な雷を帯びる。
そして二人は飛び上がり飛び蹴りを放ち、まともに食らったメギドは爆発四散する
『ウォオオオォッ!!!!』
しかしこれでは終わらなかった、メギドに周囲の瓦礫や岩を吸収して巨大化した。
「そ、そんな⁉︎ 大きく!」
「マジか⁉︎(どっかの戦隊モノか⁈)」
まさかの事態に動揺を隠せない二人、巨大化したメギドは俺達をプチリと踏み潰そうと巨体を生かした攻撃で襲いかかってくる。
反撃も出来ずに、避けるので手一杯だった。ルインは巨大な怪人とは鍛錬でやったことはあるが人型は全くないのだ。
【烈火居合!/流水居合!/黄雷居合!】
【読後一閃/読後一閃!/読後一閃!】
突如炎、水、雷の斬撃波がメギドに命中した。
「ぐぉぉぉぉぉ!」
「え?」
「今の斬撃は……」
セイバーとエスパーダの背後から突然の攻撃に驚く
「今だ!」
「今です!決めて下さい!」
二人は振り向くとそこにはセイバー、ブレイズ、エスパーダが立っていたのだから
「え、ど、どうして⁈」
「(やはりそうか、けど、これはありがたい!)」
ルインは万能収納から無銘虚無を取り出す。それを見た3剣士達は驚きを隠せなかった
「あれは⁉︎」
「な、何故あの聖剣を⁉︎」
「あれは飛羽真が封印した筈だ!」
ルインはブレイブドラゴンワンダーライドブックを引き抜き、無銘剣虚無のシンガンリーダーに読み込ませる。
【永久の火炎龍!】
ブレイブドラゴンをスキャンし、無銘剣虚無の刀身に禍々しい業火の炎のエネルギーが纏う。
【無限一突!】
「ハァッ!」
セイバーは巨大化したメギドに十字の斬撃と化し放ちそれを追いかけるようにブレイブドラゴンが飛んでいく。
ブレイブドラゴンが喰らい尽くさんとメギドに襲い掛かる。
「ぐわあぁぁッッ!?」
メギドは十字斬撃に加え、ブレイブドラゴンに噛み砕かれ、斬り裂かれたメギドは断末魔と共に爆散した。
「ふぅ、終わった」
「なんとか、倒せましたね」
ルインとシュナはあたりにメギドがいないことを確認すると力を抜く
「おーい、お前ら!」
すると変身解除したリムルがこちらに駆け寄ってきたのだ
「リムル、そっちも終わったみたいだな」
「数はいたけどなんとかな、シュナは大丈夫か?」
「はい、少し疲れはありますが平気です」
シュナははじめての変身の影響か少し疲れがうかがえた。
「あの、少しいいかな?」
もう一人のセイバー達はリムル達に駆け寄る。もう一人のブレイズとエスパーダは警戒している様子だった。
「え、なんで⁉︎どうなってんだこりぁ⁉︎」
リムルはもう一人のセイバー達に気付き驚きを隠せず声をあげていた。
「すみません、危ない所を助けてくれてありがとうございます」
「おかげで助かりました。ありがとうございます」
ルインとシュナは頭を下げてお礼を言うとブレイブとエスパーダは警戒を解くと、三人はワンダーライドブックを畳み、ソードライバーから引き抜くと変身を解除して青年の姿に戻る
ルインとシュナも変身を解除する
「女の子⁉︎」
「エスパーダは少女だったんですか⁉︎」
「君達は一体…」
帽子を被った青年はルイン達に質問する。
「その、私達は…」
「えっと、どう言ったらいいのか……(どうするルイン?)」
「(ここははっきり答えた方がいいだろう)一言で答えるなら、俺たちはこの世界の住人ではありません」
「え?それってどう言う…」
「この場で話すと長くなります。よければさっきの怪物の事、あなた達の事とかに付いて聞かせてもらえませんか?そしてこの世界の聖剣とライドブックについても…」
ルインは自分達も話をしたい事と、青年達の事を教えてくれないかと願い出た。
「倫太郎、賢人、ここは話に乗ってみた方が良いんじゃないか?この子達は信用できる気がする」
「そうですね。彼らは敵ではないようですし、僕達も聞きたい事があるので、僕も飛羽真君達の意見に賛成です」
「お互いに情報交換をするか。なら場所を変えよう」
飛羽真と呼ばれた青年はルインの提案に賛成し、倫太郎、賢人と呼ばれた青年達も彼の意見に賛同する事に。
「分かった。お互いに情報交換をしよう。今から俺達の拠点に案内するから付いて来てくれ」
「ありがとうございます。リムルとシュナも構わないか?」
「ああ、全然平気だ」
「私も大丈夫です」
飛羽真の案に納得したのか、飛羽真達に付いて行く事にし、その場を後にした。
「なんだアイツら?なんで同じ剣士が二人もいるんだ?しかし、あの剣士にはいろんなものが混じった最高な匂いがする。堪らないねぇ……」
そのやり取りを、両肩に黒い狼、全身がハンミョウの鎧のような甲殻、顔面が骨の赤い髑髏を彷彿とさせ、首元に巻いた伸縮自在の赤いマフラーを身につけている怪人がルインを見ていた。
デザストがリムルとルイン達の世界に行くのはあり?
-
あり
-
無し
-
作者に任せる