転生したら鳥人だった件   作:狼ルプス

42 / 44
戦闘描写、かなり苦戦しました。


炎と不死

「ハァッ!!」

 

「へへっ!いいねぇ!!今まで戦った剣士とは違うな!」

 

「うちの師匠の鍛錬の成果だ!」

 

その頃、お互いを攻撃し合うセイバーとデザスト。火花が飛び散り剣を打ち合う音が響き渡る。

 

 

デザストがセイバーを斬り、デザストも剣のグリップで腹に肘鉄を食らわせ、斬りつけ、そしてお互いに走り出し、鍔迫り合いとなる。

 

「オラァ!」

 

「グッ!」

 

剣を打ち合い、デザストがセイバーを何度も斬りつけ、セイバーも負けじとデザストを斬りつける。

 

「グオッ!いいねぇ……まだまだそんなもんじゃないだろ!」

 

 

デザストの斬撃をセイバーはしゃがんで交わすと、烈火を納刀してトリガーを押して立ち上がり、抜刀して斬り裂いた。

 

 

【烈火居合!】

 

 

【読後一閃!】

 

「斬ッ!!」

 

烈火を下から上に向けて弧を描く様に振るい、猛炎の如き刃で斬り上げる。その斬撃により、デザストの左腕が斬り落ち、デザストは一度距離を取る

 

 

「ととっ、おお…腕斬られちまった」

 

「随分と余裕に見えるが?」

 

「はっ、なんも問題はねぇよ」

 

デザストの左腕は紫色のオーラを放ちながら一瞬にして再生した。

 

「(こいつ、再生能力も備わっているのか……尾上さんの言う通り、普通のメギドとは違うと言うわけか)」

 

セイバーはデザストの再生能力に尾上の言っていることを思い出しながら烈火を構える

 

「さぁて、続けようか!」

 

言葉と共にセイバーに目掛けて剣を振るう。セイバーもデザストの攻撃を烈火で防ぎ、そこから2人の剣戟は熾烈を増す。

 

セイバーはデザストの攻撃を受け流し、左腕のタイセイブレーサーに備えられた如意棒を伸ばし打撃を与え、更に上から烈火を振り下ろすが、デザストはこれを剣で防ぎ、セイバーの腹に蹴りを入れ、隙が出来た瞬間斬撃を浴びせる。

 

怯んで後退りするセイバーも負けじとデザストに斬りかかるも、デザストも斬撃を避ける。

  

 

【ブレイブドラゴン!】

 

「ハァ!」

 

 

セイバーはブレイブドラゴンのページを押し込み突き出した拳より放たれる龍を象った火炎放射が放たれる。

 

デザストは避けず真正面から炎を素手で受け、炎を受け流した。

 

 

「あっちぃ、素手でやるもんじゃねぇな…」

 

「やはり受け流すか…なら!」

 

 

刀身に炎を纏わせデザストに目掛けて炎の斬撃を放った。

デザストは避けずにグラッジデントで炎の斬撃波を受けながら、後方へと受け流す

 

「よっと!」

 

「なっ!伸び…」

 

首元に巻いた赤いマフラーが伸び、セイバーは斬りつけながら避ける。

 

 

「(数が多い!多方からの一瞬にも満たないこの動き、それにこの重い攻撃……このまま距離を取って戦われると厄介だ。ならば、近づくまで!)」

 

セイバーはマフラーによる攻撃を弾き、デザストの間合いに詰め寄るが、途中で動きが止まる。なんだと思い足元を見ると、セイバーの足には地面から突き出たマフラーが縛り付けていたのだ

 

「(地面から⁉︎このマフラーは地面すら移動出来るのか!)」

 

「この間戦った風の剣士の戦いで学んだこともあるからなぁ!そらよ!」

 

デザストはセイバーに連撃を与え火花を散らしながら吹っ飛ぶ。

 

「グアッ!」

 

セイバーは地面を転がるも、すぐに体制を立て直し立ち上がる。

 

「……やるな、ここまでやるのはリムルや魔王ゲルド以来だ」

 

「そっちの世界は魔王がいんのかよ?随分と楽しそうだな?」

 

「だったらこっちに来るか?正直お前を倒すにはおしい……」

 

「そうだな、考えてやっても良いかな」

 

「冗談で言ったつもりなんだが…」

 

冗談で言ったつもりが、デザストの返答に驚くセイバー、デザストからは嘘を言っているような気配はないのはすぐにわかった。

 

「そうかい…だったら続けようか」

 

「ああ……(このメギド、やはり話に聞いていたメギドとはだいぶ違う…)」

 

そう言うとセイバーはライドブックを取り出して起動し、烈火に1回スキャンした。

 

 

【トライケルベロス! 】 

 

 

【ケルベロス! フムフム!】

 

 

【習得一閃!】

 

 すると、烈火の刀身が黄色に光だし、烈火から放たれたトライケルベロスのエネルギー体がデザストに迫るが……

 

 

「カラミティ・ストライク」

 

グラッジデンドを振るって赤い炎を纏った紫色のエネルギー刃を放ち、エネルギー体のトライケルベロスを相殺し、セイバーはデザストの放った斬撃技を見て驚く

 

「(カラミティ・ストライク⁉︎何故俺の剣技を!)」

 

「おい、何驚いてんだ?」

 

「お前、今の技、カラミティ・ストライクと言ったか?」

 

「ああ?だからなんだ?」

 

「説明するより、見せた方が早いかもな…」

 

 

セイバーは烈火を構え、炎を纏わせる

 

 

「カラミティ・ストライク!」

 

「マジか⁉︎」

 

烈火を振るって赤い炎を纏った紫色のエネルギー刃を放ち、斬撃を連続で放ち、デザストもカラミティ・ストライクを放ち、相殺する。

 

「なんでテメェがカラミティ・ストライクを………」

 

「それはこっちの台詞だ」

 

「そっちの俺にでも教わったか?」

 

「いや、俺の住む世界にはメギドは存在していない。メギドの存在を知ったのはこの世界に来た時に初めて知った。それにこの技は、俺の世界じゃ、自分で編み出した技だ」

 

 

 

「……フフフフフッ……ハハハハハハッ!!」

 

デザストに説明すると、デザストは手で顔を押さえながら笑い始める。

 

「いいなお前、ますます興味が湧いてきたぜ!!」

 

デザストはますますルインに興味をもち、楽しそうにそう告げる

 

「そりぁどうも!」

 

セイバーは走りながら烈火に炎を纏わせ、デザストに連撃で斬りかかる。デザストはそれを剣でうけながし、受け止めると、2人の鍔迫り合いになり、2人は睨み合う。

 

 

「いいねぇ、お前!楽しくなって来たぜぇッ!!!!」

 

「デザスト、お前との戦いも……悪くはないな、お前の剣から学ぶことも多そうだ!」

 

そう言うとセイバーはデザストの剣を弾き、烈火で何度も斬りつけ、デザストとはセイバーの腹に蹴りを浴びせ、セイバーを吹っ飛ばし、地面を転がる。

 

すぐに立ち上がったセイバーに連続で斬撃を浴びせる。セイバーは負けじと烈火を納刀し、トリガーを押し抜刀した。

 

【烈火居合!】

 

 

【読後一閃!】

 

 

 

「ハァァァ!!」

 

掛け声と共にデザストに向かっ赤色の斬撃波を飛ばすがデザストは剣で受け止めると、後方へと弾き飛ばす。

 

 

「オオオオオっ!」

 

その隙をついてセイバーが突っ込み、連続で斬撃を浴びせていく。

 

 

そこから高速で剣による斬撃の応酬。しかし、次第に同時に2人の斬撃が当たり、2人は同時に距離を取るように下がる。

 

「ぐっ…!へへ!いいぞ、…!刃と刃が交じり合う……!泥臭いこの感じ、最高の匂いだ!」

 

デザストはこの戦いに高揚感を感じ、烈火をに地面をつけバランスを取り立ち上がるセイバーは言う。

 

「敵じゃなかったら、いい好敵手(ライバル)になれたかも、しれないな……」

 

「へっ…生憎そんな趣味はねぇよ」

 

「そうか……」

 

セイバーは立ち上がり、火炎剣烈火をソードドライバーに戻し、トリガーを押した。

 

【必殺読破!】 

 

 

その音声と共にセイバーはデザストを見据える。しかしセイバーから発される剣気にデザストは…

 

 

 

「いいねぇ……その威圧に、生と死が混じり合うようなこの感覚、最高だな、お前!」

 

 

デザストも構えを取り、お互い強者としての威圧感は半端なものではなくその間には緊迫とした空気が漂っていた。そして

 

 

【烈火抜刀!】

 

 

「いくぞ、デザスト!!」

 

「こいよ、“ルイン・テンペスト”!!」

 

【ドラゴン!イーグル!西遊ジャー!三冊斬り!ファ・ファ・ファ・ファイヤー!】

 

 

 

「爆炎紅蓮斬!!」「カラミティ・ストライク!」

 

 

技の名と共に2人は駆け出し、デザストは高速回転しながら勢いよく突撃し、セイバーは炎の翼を形成し、全身に炎を纏わせ、低空飛行で駆け出す

 

セイバーは烈火に全てを込め、デザストは紫のエネルギーを纏い高速回転しながら迫る

 

 

 

「ハァァァァァァァァッ!!!」

 

「ウォォォォォォォォォッ!!!」

 

 

俺とデザストの剣ががぶつかり合う。

 

 

 

 

 

「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」 

 

 

 

二人の技はどちらも現時点で最高威力で放っているが、徐々にセイバーは押され始める

 

 

「(俺は……負けるわけにはいかない、こんな所で負けられない!シズさんと約束したんだ。教え子達を救うって……俺は……俺は……あの人に、悲しい思いはさせたくない!)」

 

すると火炎剣烈火がセイバー、ルインの思いに応えるかのように、烈火の刀身が赤く光る

 

 

「ウォォォォォォォォォッ!」

 

「なにっ⁉︎」

 

ルインは烈火を振るい、一進一退の攻防の末に必殺技の打ち合いに終止符が打たれる。

 

 

「ハァッ!」

 

「グァァァァァァッ!!」

 

 

ルインはそのままデザストに斬りつけ、斬られたデザストは目の前で爆発四散する。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ……ハァ……!」

 

ルインはその場で剣を杖にして膝をつくと、変身が強制的に解除される。

 

 

「ハァ……ハァ、勝った、のか?」

 

ルインは息を荒立て、汗が流れていた。

 

「今の……なんだったんだ?」

 

ルインは今まで烈火から感じたことのない力に疑問を抱くが、今の彼に考える余裕はなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

「クハハハハ!!やっぱりお前は最高だなルイン!!」

 

「なっ⁉︎」

 

 

声を聞いたルインは驚きを隠せなかった。目の前には先程倒したはずなのに、何事もなかったかのようにデザストが立っていたのだ

 

 

 

 

 

「お前、確かに倒したはず……!」

 

「土の剣士から聞いてなかったのか?俺を他のメギドと一緒にすんな…」

 

「まさかお前、俺と同じ不死身なのか?」

 

「はっ、どうだろうな?」

 

デザストはグラッジデントを肩に担ぎながら、そのままルインに背を向けて歩き始める

 

「おい……何処に行く?」

 

「もう気は済んだ。想像以上に楽しませてもらったからな。また遊ぶのが楽しみだぜ……」

 

するとデザストは持っていたグラッジデントをその場におき、その場から灰になるように消えた。

 

「………いない、この場から退いたのか」

 

ルインはひとまず息を整え立ち上がると、デザストが置いていったグラッジデントを掴み、引き抜く

 

「………」

 

 

「おい!鳥人間、無事か!」

 

声のする方へ振り向くと、尾上が駆け寄ってくる。この様子だと無事にキリギリスメギドは倒せたようだ。ルインはグラッジデントを万能収納の空間にしまう

 

 

「尾上さん、そちらは無事に倒せたみたいですね」

 

「ああ、あんなもんちょろいもんよ!デザストのヤローはどうした?」

 

「一度倒しましたが、復活してこの場から去りました」

 

「やっぱそう簡単にはいかねぇな…奴は倒したとしてもすぐに蘇る。現状であいつを完全に倒すのは難しいだろうな……」

 

「尾上さん、デザストが不死身だった事、最初に言って欲しかったです……」

 

 

 

こうしてルインと尾上のメギドとの戦いは無事に終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ルイン・テンペスト、お前についていくとさらに楽しくなりそうな匂いがする。俺の本も、予定より早めに回収した方がいいかもしれないな……」

 

 

 




デザストの口調はかなり難しかったです。
もしおかしかったら遠慮なくご指摘よろしくお願いします

デザストがリムルとルイン達の世界に行くのはあり?

  • あり
  • 無し
  • 作者に任せる
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。