きっと世界は上手く動いている   作:コアラのマーチ

11 / 31
お待たせしました。よろしくお願いします。


帰る少年、少女たち

「京ちゃん!なんでいるの?!」

 

ひかると一緒にアイスを食べていると華恋がやってきた。

 

「なんでって、ひかりを早く見つけたからな。華恋は俺の話を聞かないでいったろ?」

 

「確かにそうだけど、一体どうやってここまで来たの?」

 

「車」

 

「え、車?京ちゃん持っていたの?」

 

華恋は空いてある椅子に座って、俺のアイスを奪う。

 

「華恋、勝手に俺のアイスを奪うな。」

 

「それで、それで、なんで車持っているの?」

 

「アメリカにいた時に買ったんだ。」

 

俺は、スマホを出して、連絡メッセージの返信をする。

 

「本当に京ちゃんって凄いね!うん、アイスもおいしい!」

 

「それよりも帰るぞ、俺も車に戻らないといけない。お金はあるよな?」

 

俺が立ち上がろうとすると、ひかりが裾をつかんできた、

 

「ない」

 

「え?なんて?」

 

「だから、お金ないの」

 

「なんでないの?」

 

「これ買ったから、」

 

ひかりが差し出してきたのはクラゲだった、

 

「お前、こんなところで無駄使いをするなよ。」

 

「無駄使いじゃない。」

 

「それで華恋は?」

 

反対の手を握っているのは華恋だった。

 

「その、私も水族館のお金で使っちゃった」

 

俺は、二人を車に案内した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで、京ちゃんたちはなんで帰ってきてないの?」

 

「それがわからないのよ。私たちも連絡先持っているのは華恋と神楽さんだけよ」

 

私、まひるはリビングの部屋でクロちゃん、天堂さん、ばななちゃんといた。

 

 

「私も京ちゃんの連絡先は持ってないのよ。まひるちゃんは持ってないの?」

 

「私も持ってない。京ちゃんと連絡先を交換する勇気は今のところは、、、」

 

「あら、まひるも恋する乙女ね」

 

クロちゃんがからかってくる。

 

「露崎さんはなんで、小野寺さんのことが好きなんですか?」

 

天堂さんが聞いてくる。

 

 

「京ちゃんは、私が小さいときに助けてくれたの。小学校の時にね」

 

 

「それだけで惚れたの?」

 

クロちゃんが食い気味に言ってくる。

 

「うん。助けてくれたって言っても、私の実家、大家族で牧場営んでいるでしょ?それで小学生の時、家の手伝いで遊べなくてね。いつも京ちゃんが遊びに来ていたの。」

 

「なるほどね、まひるがいつも京ちゃん、京ちゃんっていう意味がわかったわ」

 

「そんないつもいつも言ってないよ。」

 

まひるは恥かしながらいう。

 

「それよりも、もう少しで時間ですよ」

 

天堂さんが時計を見る。

 

そう始まろうとしていたのは、点呼の時間だった。

 

 

 

 

「大場なな、星見純那、ともにいます」

 

「よし、次、」

 

先生が私たちのところにやってくる

 

「露崎まひる、愛城華恋、神楽ひかり、ともにいます」

 

始まったのはアリバイ作りだった。

 

 

「よし、これで全員だな」

 

「あれ、先生、京ちゃん、いや、小野寺君は大丈夫なんですか?」

 

「あぁ、小野寺に関していうなら、今回用事があって明日の朝まで許可している」

 

そういって、先生は寮を去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

まひるは外にいた。

 

「まひる?こんなところで何やっているんだ?」

 

うとうとしていて、近くの人の気配が感じなかった。

 

「京ちゃん?」

 

私は寝ぼけたまま、京ちゃんに抱き着いた

 

「こんな時間に外にいたら風邪ひくぞ」

 

京ちゃんは私を抱っこしてくれて、そのまま中に連れて行こうとする。

 

「まひるちゃん、珍しいね。」

 

「うん、こんなまひる初めて見る」

 

 

後ろの声で私は起きる

 

「華恋ちゃん!!」

 

私は眠気は一気に吹き飛んで今の状況を確認する。

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんで私、抱っこされているのーーーーー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




アニメ、第4話終わりました。
次は、まひるの会ですね!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。